概要
このゲームにおけるエンドコンテンツ的位置づけの情報を解説しています。
ボス
各マップごとに強大な「ボス」が存在し、アーティファクトや特定生物から採れる素材を使って戦うことができる。
ボスには種類があり、マップによって召喚できるボスは決まっている。
- アイランドはブルードマザー、メガピテクス、ドラゴンの単体とTEK洞窟(監督者)。
(マンティコア、ロックウェルなどほかのボスはアップデートによって今後追加されます。)
一部の例外およびForceTameコマンドを除いてボスをテイムすることはできず、目標は討伐となる。
また、ボスにはガンマ、ベータ、アルファの3つの難易度があり、ガンマは易しく、ベータは普通、アルファは難しい。
ボス | 備考 |
---|---|
ブルードマザー | 巨大なクモ。強力なブレスと移動阻害の糸が特徴。アラネオモーフスを召喚する。 ボス、ステージ共にクセが少なく、ガンマが弱いこともあって入門向けとされる。 |
メガピテクス | 巨大なゴリラ。投石攻撃が強力。ギガントピテクスとメソピテクスを召喚する。 ガンマはブルードマザー同様弱く入門向けだが、ステージには注意がいる。 |
ドラゴン | 巨大なドラゴン。ブレスによる割合ダメージや騎乗貫通攻撃が厄介。 ステージにも注意。プテラノドンとディモルフォドンを召喚する。 |
監督者 | 無機物のボス。TEK洞窟の最深部から挑むことができるアイランドのラスボス。 ビームやバリアを使って戦うほか、上記3種のボスに変身する能力も持つ。 防御ユニット?とアタック・ドローン?を召喚する。 討伐するとエンディングを挟んでレベル上限が開放される。 |
マンティコア | スコーチドアースでは神聖視されていたボス。外見はキメラに近い。 ドラゴンより飛行を多用し、強力な気絶値上昇攻撃を繰り出してくる。デスワームとロックエレメンタルを召喚する。 アリーナには飛行生物が入場可能。討伐するとエンディングを挟んでレベル上限が開放される。 |
- ブルードマザー、メガピテクス、ドラゴンの3種では、クリアするとエレメントを獲得できる。
獲得できるエレメントの量はボスの種類によって異なるほか、同じボスでも難易度が高い方が多くなる。
ボスを倒すとクレートが現れ、そこからエレメントなどの報酬が手に入る。
TEK系は建造物以外、原則エングラムを取得していないと使うことすらできないため、ボスの攻略が必要になる。
(ホバースキッフを除き、他人に作ってもらったTEKアイテムでもエングラムがないと使うことができない)
- 監督者の討伐に成功するとエンディングが流れ、その後アップロードされる。これをアセンションと呼ぶ。
召喚
基本的にボスの召喚には一定以上のサバイバーレベルと各ボスに対応した貢物が必要。
特定の生物から採れる素材と洞窟に眠るアーティファクトが貢物になる。必要アイテムの詳細は下記の通り。
準備ができたら、オベリスクかクレートに向かい、アクセスパネル(トリビュート・ターミナル)にアクセスしよう。
- 右にある「貢物インベントリ」に必要なアイテムを全て入れると、
条件を満たしたボスのアイコンに緑枠が付き、クラフト同様に製作すれば挑戦できる。- ただし、オベリスクやポータルなら何でもいいというわけでは必ずしもなく、
ローカルのアイランドでは、色によって召喚出来るボスが異なる。緑:ブルードマザー、青:メガピテクス、赤:ドラゴン。
- ただし、オベリスクやポータルなら何でもいいというわけでは必ずしもなく、
ボスは専用のアリーナ上に召喚され、
専用のボスアリーナにサバイバー及びペットがテレポートする。
- ボスポータルを作成するとビーコンが照射され、30秒するとボスエリアに転送される。転送後の位置関係は転送前と同じ。例えば恐竜の上で転送されるとその恐竜の上からスタートする。
予め乗りたい生物の背中に立って転送されればスムーズに行動可能。 - 転送型のボスの場合、転送可能なペットは20匹、サバイバーは10人まで(TEK洞窟及び監督者のみペットは50匹、サバイバーは10人まで)。
以下の生物はアリーナに持ち込めないので注意(一部例外あり)。
- 飛行生物(例:アルゲンタヴィス、オニコニクテリス、リニオグナタ)
- ディモルフォドンは肩乗せすることで持ち込めるが、飛行能力は原則使えない。
- 超大型生物(例:ティタノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス)
- 重さによる制限とされる*1。
- プラットフォームサドルのある種(例:パラケラテリウム、ブロントサウルス)
- 壁登りが出来る生物(例:メガラニア、ティラコレオ)
以下の装備はアリーナで使えないので注意(一部例外あり)。
- グラップリングフックやTEK装備は基本的に使用不可(監督者は例外)。
- ただし、受動的に発動するTEKブーツの効果だけは使用可能。
各ボスの召喚素材?
The Island
素材 | 日本語 | ガンマ | ベータ | アルファ |
必要レベル | - | 55 | 75 | 100 |
Artifact Of The Cunning? | 狡猾のアーティファクト | 1 | 1 | 1 |
Artifact Of The Immune? | 免疫のアーティファクト | 1 | 1 | 1 |
Artifact Of The Skylord? | 天帝のアーティファクト | 1 | 1 | 1 |
Artifact Of The Strong? | 強者のアーティファクト | 1 | 1 | 1 |
Allosaurus Brain? | アロサウルスの脳 | - | 5 | 10 |
Basilosaurus Blubber? | バシロサウルスの脂身 | - | 5 | 10 |
Giganotosaurus Heart? | ギガノトサウルスの心臓 | - | 1 | 2 |
Tusoteuthis Tentacle? | トゥソテウティスの触腕 | - | 5 | 10 |
Tyrannosaurus Arm? | ティラノサウルスの腕 | - | 5 | 15 |
Yutyrannus Lungs? | ユウティラヌスの肺 | - | 5 | 10 |
監督者 (TEK洞窟)
素材 | 日本語 | ガンマ | ベータ | アルファ |
必要レベル | - | 60 | 80 | 100 |
Gamma Broodmother Trophy? | ガンマ・ブルードマザーのトロフィー | 1 | - | - |
Gamma Megapithecus Trophy? | ガンマ・メガピテクスのトロフィー | 1 | - | - |
Gamma Dragon Trophy? | ガンマ・ドラゴンのトロフィー | 1 | - | - |
Beta Broodmother Trophy? | ベータ・ブルードマザーのトロフィー | - | 1 | - |
Beta Megapithecus Trophy? | ベータ・メガピテクスのトロフィー | - | 1 | - |
Beta Dragon Trophy? | ベータ・ドラゴンのトロフィー | - | 1 | - |
Alpha Broodmother Trophy? | アルファ・ブルードマザーのトロフィー | - | - | 1 |
Alpha Megapithecus Trophy? | アルファ・メガピテクスのトロフィー | - | - | 1 |
Alpha Dragon Trophy? | アルファ・ドラゴンのトロフィー | - | - | 1 |
Alpha Raptor Claw? | アルファ・ラプトルの爪 | - | 1 | 1 |
Alpha Carnotaurus Arm? | アルファ・カルノタウルスの腕 | - | 1 | 1 |
Alpha TyrannoSaur Tooth? | アルファ・ティラノサウルスの歯 | - | 1 | 1 |
Alpha Megalodon Fin? | アルファ・メガロドンのヒレ | - | - | 1 |
Alpha Mosasaur Tooth? | アルファ・モササウルスの歯 | - | - | 1 |
Alpha Tusoteuthis Eye? | アルファ・トゥソテウティスの瞳 | - | - | 1 |
Alpha Leedsichthys Blubber? | アルファ・リードシクティスの脂身 | - | - | 1 |
ボス討伐への準備、知識
ボスは共通して他の生物を遥かに凌ぐ戦闘能力を持つ。体力はほとんどが数十万。高いものでは百万を超す。
攻撃力も数百から数千単位。技やギミックも多彩で、ダメ押しに時間制限もある。
攻略には準備、そしてARKの仕様についての細かい知識が必要。その一部をここで紹介する。
防御力(被ダメ)の計算式
計算式を把握すると大まかな敵戦力や味方戦力の把握が可能になる。
ステータス?参照。
- サバイバーの防御力
Health 減少率 = 100 / (100 + 防御力)
サバイバーは防御力50なら体力の50%(体力1.5倍)が、
防御力250なら250%(体力3.5倍)が増加する…と考えれば分かりやすい。
恐竜に乗って戦うのに、と思われるかもしれないが、騎乗貫通または騎乗解除の効果を持つ技も多いため、
サバイバーの防御力は重要。サバイバーが死ねばペットも全滅である。
後述のサドルと違い防具は壊れるので、替えは持っていくようにしよう。
また、ボスアリーナには気温などの環境条件が厳しいものも多く、そちらのケアも必要。
- サドルの防御力
Health 減少率 = 100 / (100 + 4 * 防御力)
原始的サドルの防御力25なら体力の100%が(体力2倍)、
防御力50なら200%(体力3倍)が増加する…と考えれば分かりやすい。
ボスに挑むなら防御力50以上、できればクラフト特化によるクラフトボーナスで90,100以上を狙いたい。
挑むボスの種類や難易度、ゲームの設定にもよるが、原始的や防御力50以下での挑戦は無謀であろう。
- サドルの爆発物への防御力
Health 減少率 = 100 / (100 + 1 * 防御力)
防御力がサバイバーと同じになり、サドルの効果が1/4されると考えると分かりやすい。
ボスの中には爆発物判定の攻撃を持つ者が少なくなく、サドルでの軽減には限界がある。
これらに対抗するには後述の割合軽減が有効。
被ダメージを減らすには
- サドルの防御力を上げる
無難に生存率を上げる事が出来る。最低でも50以上、クラフトボーナスを利用して90,100以上を狙いたい。 - 割合軽減
メイトブースト(攻33%UP/被ダメ33%減)、刷り込みボーナス(最大攻30%UP/被ダメ30%減)、
ユウティラヌスの咆哮(攻25%/被ダメ20%減)、メガテリウムのバグキラー(攻150%UP/被ダメ75%減)など。ドラゴンアルファの噛みつきは1800ダメージ。
原始的サドルでは1800 / (1+4*0.25)=900。防御力100サドルなら1800*(1+4*1.00)=360。
この時点で大きな差が出ているのは明白だろう。そしてここに割合軽減がかかる。
メイトブースト…360*0.67=241.2
刷り込みボーナス…241.2*0.7=168.84
ユウティラヌスの咆哮…168.84*0.8=135.072
三種重ねがけすれば大幅に被ダメージが抑えられ、
サドルと合わせて被ダメージを1/10以下まで抑えられているのが分かる。
ボスの攻撃力は総じて高いので、こうしてペットの被ダメージを抑え、長生きさせよう。
- 攻撃力を上げる
味方の攻撃力が高ければ戦闘時間が短くなり、結果的に受けるダメージが減るという考え方。
以下の割合上昇は全て乗算なので重ねがけする程飛躍的に攻撃力が上昇する。*2- ブリーディングの刷り込みにより、ステータスを最大20%上げる
騎乗ボーナスのみに目が行きがちだが、刷り込み100%ならHP,メレーが20%上昇する。20%は大きい。 - メイトブーストをかける
攻33%UP&被ダメ33%減。刷り込みボーナスより更に強力で条件も緩く、必須。 - 刷り込み(刷り込み)による騎乗者ボーナス
最大攻30%&被ダメ30%減。攻撃力を30%も上げつつ被ダメージを30%軽減する強力な効果。
下記にもある通り騎乗していると攻撃速度も上昇するので非騎乗攻撃と騎乗インプリ100%ではDPSが2倍違う。 - 騎乗して攻撃する
騎乗して攻撃するのと、非騎乗に攻撃命令をするのでは攻撃速度が段違い。
ティラノサウルスなら具体的に騎乗者連打で(30F測定)で26~27Fに1回、非騎乗は44~45Fに一回と、
DPSは約1.66倍。可能な限り乗り手を増やすのも戦略である。 - ユウティラヌスの咆哮
攻25%UP&被ダメ20%減。刷り込みボーナス程ではないが強力なバフ。気絶値回復もある。 - メガテリウムのバグキラー
ブルードマザーとの戦いで使える。雑魚を倒すことでバグキラーを発動可能。
攻150%UP&被ダメ75%減。左クリックは本来基礎32だがバフで基礎80まで上昇する。
被ダメ75%減も強力でティラノの3倍近い耐久力となる。
ちなみにボスは虫扱いではないので、虫特攻の攻撃力1.5倍ははかからない*3。
- ブリーディングの刷り込みにより、ステータスを最大20%上げる
有効な恐竜たち
恐竜全体の入場制限は公式wikiにて確認可能。
- ティラノサウルス
言うまでもなく近接戦のエキスパート。
特殊なオプションこそないが、耐久力と攻撃力、攻撃範囲といった戦闘スペックが全て高水準でまとまっている。
ボスのヘイトを極めて集めやすいのも特徴。こちらは長所にも短所にもなる。
シンプルな性能故に幅広いタイプの敵に対応可能。
入手難易度も低めなのも魅力。
必要なステータスはボス・難易度にもよるが、ヘルス30000、メレー800%は確保したい。
- スピノサウルス
ティラノサウルス並みの攻撃性能に加え、水バフも持つ大型恐竜。
しかし、長所である機動力や高いノックバック性能が活かしづらいボス戦では耐久力の無さが目立つ。
体が大きすぎてボスを囲みづらく、転送も面倒。一部マップでは厳選しづらいという欠点もある。
とはいえ十分に戦える性能はあるし、強みを活かせるフェンリル戦などではお呼びがかかることもある。
- ユウティラヌス
お馴染みバフ要員。
咆哮による味方の強化がとても便利。何気に自身のステータスも高く安心感がある。
ほとんどのボスでは必須級。人数に余裕がある時でも非騎乗ペットが多い時でも頼りになる。
ティラノサウルスほどではないがボスに狙われやすく、タゲ取りができたりもする。
- ダエオドン
お馴染み回復担当。
ただし回復対象が多すぎるとあっという間に食料数万、数十万消費してしまう。
それでも食料5~10万もあれば10匹相手でも数割は回復できる。
激しい殴り合いになるボス戦や、複数ボスとの同時戦闘と特に相性が良い。保険にどうぞ。
非騎乗では回復発動が安定しないとの報告がある。何気に素の耐久力も高い。
- メガテリウム
ブルードマザー戦に適性がある。
アラネオモーフスを倒してバグキラーを発動させればティラノサウルスが霞む程の強さになる。
ただしバグキラー発動には雑魚を倒す必要があるため、他に強力なアタッカーがいたり、
メガテリウムが多すぎたりするとバグキラーを発動できずスペックがガタ落ちしてしまう。
- テリジノサウルス
ケーキ回復ができる生物の中で最強。
ブレスでの割合ダメージが凶悪なドラゴンに対する非騎乗火力としてメジャー。
体が小さく、機動力も割とあるのでそもそもブレスが当たりにくかったりもする。
ティラノサウルスと比べると、ケーキによる継戦能力や機動力に長けるが、
ステータス面と攻撃性能(火力、攻撃範囲等)では後れを取る。
ノックバックにも弱い。雑魚処理も苦手だが、非騎乗だと一部雑魚の処理能力が向上する。
ティラノサウルス同様、汎用性の高いアタッカーとして様々なボスに流用できる。
- ステゴサウルス
ヘルスが高いうえケーキ回復を備え、更にハードプレートモードなら全ダメージを50%カットする。
各種ブーストのダメージ軽減と併せれば驚異の生存力に。
固定ダメージカットはサドルで軽減しにくい爆発ダメージや出血炎上などの割合ダメージにも有効。
ガスバッグと違って攻撃力も並程度あり、最低限の雑魚からの自衛も可能。
ただし、足回りは絶望的で駆け回るタイプのボスを追いかけるのには向かないほか、
攻撃力は悪くなくても攻撃速度の遅さ故アタッカーにはなれない。火力担当と組ませて運用しよう。
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