1.序論(Introduction)
英国は、長くて素晴らしい歴史をもつ誇り高い国です。植民の時代には、英国の探検家は世界中を旅して、英国のために新しい大地を発見しました。
北アメリカでは、フランスを凌ぐ植民地での大きな力とを得ることができ、アメリカ大陸の東海岸においても多くの植民地を領有しました。
次いで、英国も他の列強諸国の様にインドの土を踏んで、インド亜大陸を征服し続けました。
これらは、ETWのグランドキャンペーンでも同じです。
キャンペーンを始めたばかりの英国は比較的小規模な国ですが、全世界を征服する可能性があります!
歴史的に英国海軍はこの時代で最も強い海軍の1つなので、ヨーロッパ地域から他の地域に英国の征服軍を運ぶために海軍を利用しない手はないでしょう。
英国は最も簡単な国の1つである一方で、英国はヨーロッパやアメリカ・インドの戦場で敵とすぐに向き合う事になるでしょう!
- メモ
- 「Road to Independence」をクリアし、少し慣れてきたプレイヤーは、
AI設定をキャンペーンは「Very Hard」、戦闘は「Hard」に設定するとより楽しめるでしょう。
「Medium/Medium」に設定するとAIは非常に受身になってしまうので、あまり楽しくないかもしれません。
また、戦闘AIは「Very Hard」にすると士気増加などのAIチートが酷いので「Hard」辺りがちょうど良いと思います。
2.大英帝国 - 概要
キャンペーン開始直後の英国は、まだ小さい国家です。
英国の入植者(13植民地)がアメリカの東海岸でいくつかの地域を領有していますが、フランスの植民地と
強力なインディアンは、英国のアメリカ大陸における更なる拡大を困難なものとしています。
ヨーロッパでは、英国の力はイギリス諸島に限られています、陸軍はヨーロッパの大国と競争できるほど強力ではありません。
これらの困難を克服するために、英国は強力な海軍を上手く用い、戦力を充実させる為に、強い経済を構築しなければなりません 。
まずは、英国の政府、経済などの状況を把握しましょう。
政府(The Government)
ヨーロッパ大陸のほんどの強国とは違って、英国は絶対君主制でなく立憲君主制です。
英国の王には、ほとんど権力がなく、議会によって抑制されています。
したがって、英国は1ターンに何人もの大臣を雇って、解雇することができません。
そして、与党が国民から信任を得られなければ、選挙によって大臣が全部代わってしまう場合もあります。
時々、有能な大臣が無能な野党の候補に代えられるかもしれません。
しかし、立憲君主制の政府が上記の欠点がある一方で、いくつかの利点があります。
立憲君主制度において、下層階級は不満度が増加されない為、反乱を起こすことはそうそうありません。
そして、共和国とは異なり、貴族もまた不満度が増加されないので、社会秩序(Public Order)をコントロールすることが簡単です。
その結果、絶えず暴動に対処しなければならないということがなく、内政に専念することができます。
結論として、立憲君主制度は安定していて、バランスがとれています。上層階級と下層階級はどちらも反乱を起こしにくく、
大部分の人々を幸せにし、社会秩序を維持することが非常に簡単です。
しかし、二・三年ごとに行われる選挙はあなたの力を少し制限します。
英国はこのまま立憲君主制を変えないことをお勧めします。
- メモ
- あなたが共和国または絶対君主制としてプレイしたいならば、
それぞれ下層階級または上層階級に革命を強制することによって政体を変えることができます。
革命を強制的に発生させるにはこちらを参照して下さい。
外交(Diplomacy)
英国はプロテスタントの国である為、他のプロテスタント教国(スウェーデン、プロシアなど)と友好関係にあります。
また、英国はヨーロッパでオランダ(United Provinces)、オーストリア、ポルトガル、ハノーバーと同盟を結んでいます。
しかし、強力な敵対国もいます。フランスは常に英国の最も偉大なライバル国のひとつで、2カ国の関係は酷いことになっています。
スペインは現在フランスと最も親しい同盟国である為、英国にとっては潜在的な敵対国と言ってよいでしょう。
新大陸では、チェロキーとヒューロンのようなインディアンは英国の植民地を狙っています。戦争は回避不能と言ってよいでしょう。
結論として、英国には多くの同盟国と多くの敵対国がいます。多方面作戦は避けて、敵国を1国にしぼりながら戦うことが重要となってきます。
また、あなたは第3国が英国の敵の側に立って戦いに参加するのを防ぐ努力を外交でしなければならないでしょう。
経済(Economy)
- 海上貿易は、英国の経済にとって不可欠です。アメリカの植民地からの貿易品と英国の取引相手国は、帝国の収入の大部分を補います。
したがって、自国の貿易港をグレードアップして、通商路を保護して、できるだけ多くの国と取引することが重要です。
特にキャンペーン後期になると貿易港が漁港より非常に多く利益をもたらすので、港の全てを貿易港に変えることをお勧めします。(軍港は1つあれば十分です。)
また、より多くの資金を得るために、いろいろな貿易地域(trade theaters)に貿易船を送ることになるでしょう。
- アップグレードした農場は非常に有益です、そして、それらに投資するのは賢明な選択と言えるでしょう。
特にあなたが、北アメリカの沃地を征服すると決めるなら。
- 街道はイギリス諸島ではさほど重要ではありませんが、アメリカまたはインドで植民地帝国を設立するならば、街道は重要になってきます。
街道は軍を早く移動させるだけでなく、収入の増加にも繋がるでしょう。
一般的に、英国でプレイする時は経済に多くの資金を投資することは重要です。
なぜならば、自国の艦隊と植民地の軍を維持するために、あなたは多くの資金を必要とします。
したがって、あなたは絶えず自国の港、街道、農場と他の経済建物をグレードアップし資金収入を増加しなければならないでしょう。
宗教(Religion )
ETWでは宗教は、それほど重要ではありません。あなたに任務を与える法王はいません。
そして、改革運動も聖戦もありません。
したがって、あまり宗教に注意を払わないかもしれません。
しかし、それは間違いです。小さい要因ではありますが、宗教はまだ社会秩序を形成する要因の一つです。
地域と国は、まだカトリック、プロテスタント、東方正教会、イスラム教徒またはヒンズー教徒の区別があります。
例えば、カトリック教国としてプレイする場合、主に他宗教の人々が住んでいる地方は暴動が発生する可能性が高いでしょう。
他の宗教も同様です。しかし、地域の住民を改宗させることは可能です。
改宗するために、あなたは聖職者またはイマームを自動的に誕生させる教会をそれぞれの地域に建設しなければなりません。
これらのいわゆる「宗教的なエージェント」は、住民をゆっくり改宗します。住民を改宗することにより宗教的な反乱を避けることができます。
しかし、改宗に相当な時間がかかる点に注意しなりません。
したがって、地域を侵略する前に、その地域の宗教を確認し、予め聖職者などを派遣する方がよいでしょう。
自国の状況によっては、この様な危険を冒してまで侵略しないことを選択しなければならないかもしれません。
13植民地(The Thirteen Colonies)
ゲームの始めから、英国は北アメリカ(すなわち、13植民地)に、保護領を持っています。
13植民地は、保護と引きかえに本国である英国に収入の半分を収めます。
英国としてプレイする時、キャンペーンを開始して数ターン後にミッションが与えられます。
このミッションを完了することによって英国に13植民地を合併することができます。
ミッション内容はジョージア・ニューフランス・チェロキーの地域を占領することです。
しかし、任務を完了するために征服しなければならない地域が強国の領地であることを心にとめておかなければなりません。
まず、チェロキーインディアンは13植民地の西方に広大な地面を支配し、白兵戦に強い歩兵や弓兵とライフルの名手からなる巨大な軍を有します。
そして、フランスの植民地は、同様に精強な陸軍によって防衛されています。
しかし、これらの困難に見合うだけの見返りもあるのでミッションは完了するようにした方がよいでしょう。
3.大英帝国の隣国(Britain's Neighbors)
以下にキャンペーンにおける英国にとって、主要な国の概要を地域(Theatre)ごとに述べていきます。
ヨーロッパ(Europe)
英国は島国の為、ヨーロッパで地続きな国はありません。
しかし、フランスのような強国は、英国の海岸からそう遠くは離れていません。
また、近隣のヨーロッパ諸国もキャンペーンで英国に対し重要な役割を担うので、それらの国の状況を把握することは重要です。
フランス(France)
フランスは、英国の古くからのライバルです。2カ国は何世紀もの間、戦っていました。
そして、英国とフランスの関係は敵意によって特徴づけられます。
今のところヨーロッパに大きな戦争は起こっていないとしても、2つの国が海外への覇権のための争い戦うことはほぼ確実です。
そして、イギリス諸島に対してフランスの侵入が全く起こりそうにない場合でも、
フランスのヨーロッパ艦隊はあなたの通商路と港に対し大きな脅威をもたらします。
したがって、英国海軍を自国の通商路と港を確実に守れるだけの海軍にしなければならいでしょう。
さもなければ、フランス海軍は、大幅に英国の収入を減らすかもしれません。
そして、フランス本土にはヨーロッパ諸国の中でも特に強い常備軍があります。
フランスと開戦するタイミングはよく考えるべきでしょう。
スペイン(Spain)
スペインはヨーロッパの主要国で、英国の近くにあるフランドルを領有します。
しかし、スペインは英国のヨーロッパの領地に対する脅威をほとんどもたらしません。
なぜならば、スペインはフランドルを、英国の同盟国であるオランダから防衛するので手一杯だからです。
しかし、一旦戦争状態になれば、スペイン海軍は遅かれ早かれ英国の通商路をふさぎ始めます。
その場合、英国はスペインの国力を削ぐため、スペインの港を封鎖するとよいでしょう。
また、メキシコ、カリブ海と南アメリカへのスペインの交易路を効果的に妨害することもできるでしょう。
重ねて言いますが、英国に強い艦隊は必須です。
オランダ(The United Provinces)
オランダは、英国に最も近い同盟国のうちの1つです。
しかし、オランダはスペインとフランスとの戦争を除いては、キャンペーンで大きい役割を担いません。
一方で、同盟関係にある間、オランダ艦隊は、英国の助けになるかもしれません。
アメリカ大陸(The Americas)
英国はアメリカ大陸に2つの小さな島と一つの重要でない地域を所有するだけですが、
アメリカ大陸は英国のキャンペーンで重要です。
スペイン(Spain)
スペインはアメリカ大陸の多くの領土を領有しています。
そして、その領土度は中部アメリカと南アメリカ(例えばメキシコ)とカリブ海(例えばキューバ)の島からいろいろな地方にわたります。
スペインはアメリカ大陸の主要国です。
しかし、英国の主要な目標がアメリカ大陸の北部にあるのに対して、スペイン領は南にあるので、
キャンペーン後期までは、スペインと無理に開戦する必要はありません。
スペインの勢力範囲はリオグランデで終わります。
そしてアメリカ北部の英国の勢力拡大に対して特に障害とはならいでしょう。
地理的な問題から陸軍がほとんど問題ではありませんが、スペインの艦隊は脅威です。
一旦戦争状態になると、スペイン艦隊は英国艦隊を追い詰めて、英国の港を占領し、通商路をふさぎ始めます。
したがって、英国はバハマとジャマイカの海域で十分な戦力の艦隊を保つ必要があります。
フランス(France)
フランスは北アメリカで様々な地方を領有しています。
その領土は北のニューフランスから南のルイジアナにわたります。
アメリカ大陸でも、フランスは英国な主要な敵国の1つです。
陸軍は、戦列歩兵と他の精強な西欧式の軍を配備しており、かなり強力です。
また、海軍も強力です。
13植民地ミッション完遂するには、遅かれ早かれフランスとは開戦することになります。
チェロキー(The Cherokee)
チェロキーは、インディアンの主要な部族です。
彼らの軍隊は、英国より統制がとれていなくて近代化もされておりません。
しかし、彼らは、激しい戦士であり、半端なく数が多いです。
さらに、チェロキーは多くの地域を領有し、領土拡大を望んでいます。
彼らは、遅かれ早かれ13植民地の領土のいくつかを制圧するかもしれません。
どちらにせよ、13植民地ミッションを完了するために、チェロキーの2つの領土を占領しなければなりません。
従って、彼らとは必然的に戦争をすることになるでしょう。
4.戦略(The Strategy)
英国は多くの戦略が考えられます。
強力な海軍を有するので、植民居留地と海外に領土を広げることに焦点を合わせることができます。
あるいは、ヨーロッパ大陸に関わり、ヨーロッパにおける大英帝国の国威を増やすことができます。
いくつかの選択肢はありますが、英国を世界の中心にしたいなら、領土拡大は必要です。
さて、どこから侵略すべきか決めるために、それぞれの地域のキャンペーン開始時の状況を確認し、
どのような戦略を採るか決めていきましょう。
侵略候補地(Possible Targets)
ヨーロッパ(Europe)
大英帝国はヨーロッパの国なので、ヨーロッパ大陸侵攻が最初の目標だと思うかもしれません。
しかし、ヨーロッパ大陸侵攻はいくつかの問題があります。
まず第一に、英国にはヨーロッパで強い基盤がなく、ヨーロッパ大陸の多くの国は巨大な軍と豊かな都市を持っています。
そして、侵攻し領土を得ることは非常に困難なこととなるでしょう。
さらに、英国は侵攻の足場をヨーロッパ大陸得なければなりません。
また、ヨーロッパ諸国を侵攻することで多くの国と大英帝国の関係を大幅に悪化させることを心にとめておかなければなりません。
その結果、貿易国家である大英帝国の経済は非常に苦しくなります。
結論として、ゲームの初期にヨーロッパ大陸に侵攻しない方がよいでしょう。
初期段階でのヨーロッパ侵攻は困難なだけでなくゲーム的にも楽しくないと思います。
インド(India)
インドは肥沃な大陸です。いくつかのヨーロッパの大国はすでにインドの一部に植民地を得ています。
また、ムガール帝国とマラータ王国が絶えず争っています。
インドを征服するためにこの地域に焦点が集まるかもしれません。
しかし、次の様な問題があります。
まず、ムガール帝国とマラータ王国はかなりの軍隊を擁する強大な帝国です。
それに加え、大英帝国はまだインド侵攻への足場も持ちません。
インド亜大陸に陸軍を輸送するには長い年月を費やさなければならないでしょう。
また、インド侵攻に力を入れるということは、新大陸の管理にまで手がまわらなくなり、
保護領である13植民地を失う可能性が高いでしょう。
したがって、大英帝国の場合はキャンペーン初期で強力な経済基盤を持たない時期に、
インドを植民地化しようとすることは、良い戦略とは言えません。
となると、残る目標は。。。!?
- メモ
- キャンペーン初期段階では、インドの国々は英国の良い貿易相手国になり、かなりの収入アップを見込めるので、
最初のうちは、彼らと戦争状態にならないように注意しましょう。
アメリカ大陸(The Americas)
上記で述べているようにキャンペーンを開始した時点で、大英帝国はいくつかの植民地と保護領がアメリカ大陸に存在します。
したがって、アメリカ大陸はキャンペーン初期における大英帝国のおそらく最高の目標です。
あなたはすでに侵攻の足場となる地域を領有しています。
そして、3つの地域(上記参照)を征服するミッションを完了することによって13植民地を合併することができます。
また、大英帝国には強力な海軍がある為に、英国本土から植民地まで軍隊を輸送するのは難しくありません。
加えて、大英帝国が北アメリカで争う大国はフランスだけなので、ほとんどのヨーロッパ諸国やインドの国々との貿易を続けることができるでしょう。
結論として、キャンペーン初期の段階では、ヨーロッパやインドより、アメリカ大陸で基盤を確立することに集中します。
アメリカ大陸の新しい地域を征服することによって、大英帝国をかなり強化することができるでしょう。
Step 1: ニューフランス征服(New France)
キャンペーンを始めると、陸軍ユニットの大部分は、イギリス諸島に配置されています。
- まず、アメリカ大陸を征服する為に、陸軍ユニットとRakeをAmerican theaterへ連れて行くために、英国であなたの艦隊を使ってください。
イギリス諸島にはAIは侵入することがほとんどないので、都市に守備用の陸軍ユニットを置くのは無駄です。
港を敵海軍の攻撃から防衛する民兵を少し残せばいいでしょう。
陸上ユニット輸送中に、大英帝国の植民地を確認しましょう。 - カリブ海では、英国人はバハマとジャマイカを所有します。
どちらも特に裕福ではないし、さほど重要でありません。
しかし、兵士を徴兵することができます。
後ほど、これらの軍隊は、ニューフランスを征服する兵士の助けになるでしょう。 - また、カリブ海に艦隊があり、海賊急襲対策のために、カリブ艦隊を用いることになるでしょう。
海賊対策だけではなく、バハマからニューフランスまであなたの兵士を輸送するために必要です。 - 加えて、大英帝国はアメリカ北岸に、ハドソン湾を領有しています。
しかし、ヒューロンインディアンがすぐ宣戦布告してくるのでハドソン湾に対する方針を決めなければなりません。
ハドソン湾の植民居留地は孤立していて、ヒューロンインディアンから防衛するのはハドソン湾の価値からいって、あまり重要でありません。
したがって、ハドソン湾をオランダ領「Curacao」と交換します。「Curacao」もあまり重要ではありませんが、ヨーロッパと取引することができ、「Curacao」は攻められる心配がほとんどありません。
ハドソン湾を交換することのもう一つの利点は、ヒューロンインディアンとの戦争を避けるということです。
それは、後に北アメリカでの多方面作戦を避けることをより容易にすることでしょう。 - 北アメリカのフランスとの戦いに備えている間、自国の経済施設をグレードアップしてください。
農場、鉱山とドックをアップグレードし、産業技術の「Common Land Enclosures」を研究することにします。
経済を強くすることは重要です。 - 数ターン後、ヨーロッパからの艦隊がニューファンドランドに到着するでしょう。
キャンペーン開始間もないターンではニューファンドランドの防御は十分に強化されていません。
簡単に占領できるはずです。 - 同時に、バハマで編成した軍をカリブ艦隊に搭乗させ北アメリカへ輸送して下さい。
フランスは北アメリカ方面に結構強い艦隊がいる事が多いので、ヨーロッパからの輸送艦隊とカリブ艦隊をまとめてしまった方が良いでしょう。
艦隊をまとめて運用することで、そうそう海戦で負ける事もなくなると思います。
ニューファンドランドで暴動が起こる心配がなくなったら、その軍事ユニットをアメリカ本土へ海上輸送してください。 - 次の目標はアカディアです。ニューファンドランドの兵士を上陸させ、すぐに占領しましょう。
新大陸のフランスの軍隊はほとんどがケベックに配置されます。
フランスが13植民地の領土を占領してしまった場合は、すぐに英国軍で奪い返しましょう。 - 忘れていましたが、本国から連れてきたRakeは非常に役に立ちます。
フランス軍の編成や都市防衛状況を確認するために、Rakeを利用してください。
ケベックの駐屯軍は強力なので、上陸軍が侵攻の体勢を整えるのに2、3のターンを費やさなければならないでしょう。
あなたの最善の策は、多分、ヘッセン歩兵を2、3ユニットと戦列歩兵を数多く徴兵しなければならないことに
なるでしょう。
歩兵ユニットは信頼できるうえに、包囲に非常に役立ちます。
この戦いで、鍛えられた戦列歩兵は後のイロコイ族とチェロキー族に対する戦争で役に立つでしょう。 - 準備が整ったならば、ケベックに侵攻し、都市を制圧してください。
また、ケベックを占領の直後にモントリオールも占領してしまった方がよいでしょう。
ここまでで第一段階完了といったところでしょうか。
フランスの他のアメリカ植民地はずっと南にあるので、すぐにフランスに対し心配する必要はありません。
ここから数ターンは、ここまでで占領した地方を整備して、将来の戦争に備えることになります。
街道を敷設し、農場をグレードアップし、新しい港を建設し下さい。
キャンペーンに勝利したいならば、経済は重要です。
北アメリカでの英国の基盤はほぼ確立され、アメリカ大陸の領土拡大のための経済基盤となるでしょう。
Step 2:イロコイ族対策と北アメリカからフランスを追い出す
イロコイ族は五大湖の領域と、北のニューフランスと南のミシシッピ川の残りの植民地の間の地域を領有しています。
新しく獲得した地域に接しているので、遅かれ早かれ攻撃するしかありません。
保護領である13植民地の領域を通過しては理論上南へ移動できるのですが、とても長く保護するのが難しいため、
その側面を防御することだけは注意しましょう。
背後に潜んでいる敵がいないか確認することがより大事だと思われます。
次にイロコイ族を殲滅することに集中すべきなので、現状ではヒューロン族は気にかけるべきではないでしょう。
アメリカインディアンはかなり強い兵士で構成された大きな軍隊を編成する傾向がありますが、歩兵がほとんどの軍事構成なので、
とりわけ大砲による支援があるなら、彼らは耐えられないでしょう。
最善の策は、少なくとも1つ、望ましくは2つのフルスタックの軍で速攻をかけるといいでしょう。
できるだけすばやくイロコイ族の植民地を1つづつ征服してください。
イロコイ族に軍を再建する隙を与えず、10ターン以内に征服すべきです。
しかし、あなたの軍隊が攻撃するのに十分大きくなっていることを確認しなければなりません。
もし戦いに敗れて軍が壊滅してしまうと、1から軍を再建するのはとても時間がかかるからです。
また、軍が壊滅しようものならば、イロコイ族は言うまでもなくヒューロン族もたぶん宣戦布告してくるでしょう。
- ますは、東のチェロキーを侵攻するまでに、ミシシッピ川周辺のすべての地域を征服することです。
西にあるGreatPlainsと東にあるThirteenColoniesはあなたのアメリカの植民地を両側から保護しているので、
ミシシッピ川下流へと軍を進めることが最善の策でしょう。
側面攻撃の心配がないため、植民地に多くの駐留軍を置く必要はありません。 - 占領してすぐには、先住民のイロコイ族の植民地に戦列歩兵など徴兵することはできないので、十分な数の自ユニットを集結させるべきです。
モントリオールとケベックで徴兵をして軍を増強するとよいでしょう。
インディアンの補助部隊は決して精鋭部隊とはいえませんが、あなたの軍を助けるのにそこそこ役に立ちます。 - 軍を再建したなら、残りの南のフランスの植民地侵攻を躊躇すべきではありません。
アメリカ大陸の残りのフランス軍は、チェロキーや他のインディアンとの戦いで弱っていると考えられるので、そんなに強くないでしょう。
なので、すぐにミシガン領域を奪ってください。 - そのころ、もしかするとルイジアナはインディアンのうちの1つに落とされているでしょう。
もしそうなっていても問題はありません。
残りすべてのフランス軍を壊滅するのは2,3ターンを要するかもしれませんが、それほど困難なことではないでしょう。
ここまで成功すれば北アメリカの征服はほとんど終了しています。
フランスとイロコイ族はこれ以上心配することはありません。五大湖とミシシッピ地域はあなたのものです。この大陸で強い勢力基盤を確立しました。
保護領である13植民地は、もしかするとチェロキーによって征服されているかアメリカ合衆国が独立しているかもしれせんが、
それについては、現段階ではあまり心配しなくても良いでしょう。
13植民地はあなたの植民地との間の重要な緩衝国になります。
チェロキーは13植民地との戦いに忙しいので、あなたはさらに領域を拡大することができでしょう。
したがって保護領13植民地は敵の目標をそらすという任務を果たし、大英帝国の勢力拡大を加速するのに利用できます。
STEP 3:チェロキーとヒューロン侵攻~ミッション完了
残りのフランス軍とミシシッピ川下流で戦っている間、ヒューロン族はルパートランド*1を征服して強力な軍を築いているでしょう。
ヒューロン族はまだ領域を拡大したがっており、あなたの北の植民地は弱くで無防備です。
かつての植民地を取り戻し、ヒューロン族を追い払う時がやってきたのです。
主力はケベックとモントリオールで再編しますが、機動力のある植民地のインディアン兵を加えてもいいでしょう。
同時にチェロキーとの戦いに備えるため、南の軍隊を建て直しておいてください。
そのころには2つの常置軍を持てるだけの十分なお金はあるでしょう。
この段階では多分チェロキー軍のほうがヒューロン族より恐らく大きいので、侵攻すべきではありません。
しかし、インディアンの攻撃に備えてChatres(ルイジアナ上)と近くの砦を守るようにしてください。
北では、少なくともフルスタックの1軍ができるまでは、新しく徴兵した軍事ユニットをヒューロン族の攻撃の撃退に使用し、より多くの兵士を徴兵し続けてください。
その後、旧植民地MooseFactory方面へ進んでください。
ヒューロン族の大軍を殲滅すれば、ヒューロン族の居留地はほとんど無防備でしょう。
なので、すばやく南のヒューロンの首都へ侵攻してください。
まだ強い駐屯軍が再建されていない間は、難なく勝つことができるでしょう。
それができない場合は新しい軍をケベック・モントリオールで徴兵して再び侵攻してください。
キャンペーンのこの段階では、以下4つがたぶん最も重要でしょう。
- ヒューロンを壊滅させるために、北で強い軍を編成してください。
これはあなたの背後を守るために重要なことです。最終的には残りの地域に集中することができるからです。
境界線近くに侵略的な敵がいることは避けなければなりません。 - チェロキーに立ち向かうため、南方の領土でより多くの南の軍の兵士を徴兵してください。
軍が壊滅してしまうと新しい軍をゼロから構築するのに非常に時間がかかるので、焦って安易に攻撃すべきではありません。
しかし、時間をかけすぎると13植民地の領土の多くをチェロキーに制圧される可能性があります。 - プロテスタント教会を北アメリカのそれぞれの植民地に建設してください。
それらの地域のほとんどがまだアニミズム論者かカトリック教徒です。(フランス地域の住民を改心させるため)
そして、宗教が異なると「宗教的不穏」により該当する地域の社会秩序が低下します。
大多数の住民を改宗すれば、幸福度が上がり、税をさらに上げることができます。
結果、収入が増加し、暴動も起こさないので、ほとんどの町に駐留軍を置く必要がなくなります。
それは軍事作戦に使える自由なユニットが多くなることになります。 - 施設と経済を発展させてください。
高レベルな港と農場は収入をかなり増加させます。
また道路は軍隊を毎ターンさらに遠くへ進ませることができます。
アメリカ大陸で多くの土地を所有している今、すばやく軍隊を動かせることは重要なのです。
強力な経済が無いと、最終的に常置軍の資金を出すことができないのです。
資金力が乏しく、軍が小さいままでは決して成功することはないでしょう。
すべてうまくいけば、力強い経済(特に新大陸において)を構築し、チェロキーとヒューロンを殲滅するのはそれ程に難しくないでしょう。
この段階であなたの南方の軍はチェロキーを攻撃するために十分強力になっていなければなりません。
一度あなたのユニットを1つにまとめましょう。
小さな軍に分けたままだと、各個撃破されることが十分ありえます。
したがって軍隊が補充されるまで、建物を修復したりして、植民地の征服を一旦停止しておきましょう。
このようにしてチェロキーに勝つことができるのです。
あなたの軍隊を各個撃破の機会を与えない限り、あなたの優秀で統率のとれた軍隊に張り合うことはできないのです。
チェロキーの居留地を落とす前にジョージアへ侵攻しないよう提案します。
ジョージアを奪ったことでミッション完了すると、13植民地はあなたの軍隊に加入してしまい、
新しく得た植民地のいくつかをチェロキーが制圧してしまうかもしれません。
したがって、チェロキーが13植民地の領土に脅威を及ぼさないことを確認するまで、ミッションを完了しないでください。
一方、北のスタックを使い、現在のカナダ方面の広大な地域を通って
地図の北西の角(すなわちYorkFactory)にある最後の残りのヒューロンの居留地へ侵攻してください。
ほとんど経済力のない居留地ですが、最終的にヒューロン族を殲滅するために征服します。
そうしないと数ターンおきにヒューロン族が攻めてくるので、その防衛に対処しなければならなくなる為です。
居留地を占拠し、勢力を殲滅することでついに北アメリカはこれですべての領土が安全になります。
理論的には残りの兵士でさらに植民地を征服することもできますが、
敵地から遠く離れているのでほとんど価値がありません。
したがって、むしろ北アメリカの軍は解隊するほうがおそらく最善の策でしょう。
つまり維持費をかけることもなく、南でチェロキーに集中することができます。
いずれの方法でも、ミッションを完了し、チェロキーを支配し、13植民地を帝国に加入することはかなり簡単でしょう。
そのころ、経済は強力になり、植民居留地は良い軍事施設を持ち、軍は強大になっているでしょう。
最初の大きな目的は完了されました。
大英帝国が北アメリカの優位な大国である今、将来の軍事作戦のために必要な大きな経済基盤を持っています。
南へ拡大して残りの米州を征服することも、巨大な艦隊を作ってカリブ海の島を征服することも、すべて可能です。
あるいはインド亜大陸へ大規模な拡大のため乗り出すことができます。
もはやアメリカでの相手はおらず、多大な保護など必要のない安全な裏庭を持っているようなものです。
その結果、あなたの全軍が新しい海外の土地の征服に集中することができるのです。
5.Summary まとめ
結論として、大英帝国はキャンペーンを楽しむのに最も面白い国の1つです。
強力な海軍、独特なスタート位置、無限の可能性がプレイを非常におもしろくしています。
ゆっくりと拡大していくか、勝利へ電撃的猛攻撃をするかなどと思案し、歴史的キャンペーンを楽しむことができます。
英国の多くのユニークなユニットがキャンペーンを退屈にさせないでしょう。
さらにまた、どの大陸で戦い続けたいか、どこで領地拡大したいかを決めることもできます。
島国の大英帝国は、あなたが望むならば3つの領域(theater)の各々に決めることもできます。
あなたは異なる大陸で戦うようになり、そこで多くの勢力と戦いながら、世界を征服する可能性があります。
もはや説明は不要でしょう、この誇り高い国を栄光と勝利に導いてください!