タンデムキャンプツーリングのノウハウ
道具
一番困るのは収納と積載。
個人装備は単純計算で2倍必要なわけで、ソロ時の1.5倍以上(当社比)の荷物を運ぶ事になる。
可能な限り軽量コンパクトを心がけるべし。
場合によっては快適さよりもコンパクトさを取る割り切りも必要。
登山家やバックパッカーのノウハウがとても参考になるので、webサイトなどを漁ってみよう。
- テント
テントだけは少々嵩張っても広い物を。JIS規格で3人用以上のスペースは必須。
出入り口も可能な限り前後2箇所欲しい。
夜中に出入りする時に(トイレとか)またがなくて良かったり、
一人が片方の前室で調理中にもう一人が反対側の出入り口から出入りできたりととても重宝する。
場合によっては軽量テントx2張りもアリかも。 - シュラフ
コンパクト化がボディーブローのように効くアイテムその1。
少々値は張るがダウンシュラフ超お勧め。
入手しづらいが、二人用寝袋もあります。嫁と行くタンデムキャンプツー等にオススメ
例:米コールマン 二人用寝袋 MARINE
- マット
コンパクト化がボディーブローのように効くアイテムその2。
少々値は張るが自動膨張式エアマットの良い奴をお勧め。
自分で息を吹き込むタイプのエアマットもありだと思う。(自動膨張式よりも軽量コンパクト)
長さも90cmや120cmにして、残りの部分はウェアやあまった衣類を敷くという手もある。
- クッカー・食器類
各社システムクッカー等、スタッキング性のいい物に。
場合によっては数種類を組合せてみるのもいいと思う。
【組合せの1例】
以下の組合せで鍋2個、フライパン1個、お椀4個、スプーンと箸2セットをφ18cm×12cmのスペースに収められる。
さらにまだ隙間があるので、折りたたみナイフや調味料も中にセットできる上、
収納袋にも若干余裕があるのでカットした小型まな板やバーナーパッドなども一緒に持ち運べる。
鍋:ユニフレームのトレイルコッヘルM
食器:ボーイスカウト日本連盟のアルミ食器セット
食器:エバニューのアルミ食器セット (※中・小のお椀のみ使う)
カトラリ:ビジョンピークスのソロカトラリx2 (※スプーンのみ使う)
ダイソーのステンレス折りたたみ箸x2 - 圧縮袋
衣類、シュラフなどはモンベルやイスカなどの圧縮袋(コンプレッションバッグ)で圧縮しよう。
衣類圧縮袋(チャック付きのビニール袋のヤツ)と違って空気を抜く手間もいらないし、
ベルトで締め上げる方式なので仮に少々穴が空いたとしても問題なく圧縮できる。 - ランタンなど
2つ以上あると便利。据え置きランタンとヘッ電が1個ずつあれば十分。 - 机とイス
あきらめると気が楽になる。ドゥカシーで地ベタリアンおすすめ。
せめてローテーブルくらいは…と言うならホリデーロードのコンパクトテーブルVHSをおすすめ。
組み立てが面倒で天板高さも10cmしかないが、VHSのビデオテープサイズにおさまる。
天板の総面積も約30cm×約36cm(2台並べた場合)とそこそこ優秀。
装備品、車体装備など
- タンデムグリップ
車体のにあるものとは別に、ライダーが身につけるウエストポーチやデイパックについていると便利。
タンデマーの疲労軽減にとても役立つ。
ウエストポーチなどについていなくても、ラフアンドロード等から後付式の物が出ている。 - リアボックス
積載性向上は当然のこと、タンデマーの背もたれにもなり、タンデマーが楽なのはもちろん、タンデマーが荷物と一体化してくれるとライダーも非常に楽になる。 - タンデム用インカム
安価なものから高価なものまで
会話ができると楽しいよ。危険回避時や強風突風時などの安全指示のためにも。