2015/01/27の大型アップデートVer2.0配信に伴い2015/03/04まで発生していた重大な不具合。
不具合の内容は、設定で「自分以外のスキル演出」設定をOFFにしているにも関わらず、一部スキルのカットインが表示されてしまうというもの。
バグの修正には運営がAppleにアップデート申請を通す必要があり、修正には時間がかかると運営からアナウンスがあった。不具合掲示板の存在意義って……
当初は運営側も不具合の内容をうまく把握できていなかったようで
アップデートに伴いスキルカットイン設定が勝手に変更されるとアナウンス、修正した旨の告知(おそらく誤り)→直っていないと批判
→1月30日にようやく一部スキルに強制カットインが入るとアナウンス(どのスキルに発生するかは最後まで言及せず)→以後修正まで音沙汰なし
というグダグダ劇を演じている。
修正がなされないまま突入した第九回艦隊戦リーグでは、一部スキルの使用タイミングをユーザー側が変更する必要に迫られ
事実上変則ルールに近い結果を生んでおり、リーグ戦が終わっても戦術変更期間は続くことになった。
さて不具合の内容なのだが、カットインが表示されている間、そのプレイヤーは操作不能になる。
サーバーの調子や回線速度、端末の処理速度にもよるが、1回カットインされるごとにおよそ5秒ほど、まったく身動きが取れなくなる。
自分のスキルを使用中に入るカットイン及び効果エフェクト、TP回復エフェクトが入っている間に重複発生はしない。
休戦明け直後5秒ほどレギュラー全員がスキル選択画面すら開けない場面を想像していただきたい。事の重大さがご理解いただけただろうか?
さて気になる一部スキルだが「レギュラーが使用する、敵味方に作用する支援スキル」である。サポートに影響はないようだ。あったらゲームにならない
スキルで説明するなら、被害者代表は強力バフで名高いフラワーライズであろう。
主に終盤の乱戦時における複数人重ねがけが封印され、かつ1人でも使用すればもれなくレギュラー全員の行動を阻害、という大きな被害をこうむった。
そのため比較的余裕のあるタイミングに使用したり、サポートのリカバーで間を持たしたりなど、タイミングに工夫が必要になった。
また、レキュレートライズや紫苑の花舞など、レギュラーによる味方の回復スキルも痛い被害を受けている。
これらも強制カットインされてしまうため、回復しても動きが止まっている間に範囲攻撃で落とされる
といった事態になってしまい、かえって味方を窮地に陥らせてしまうことも。
また、間接的に強化されたスキルも出て、パワートランス・レプリケイトがそれにあたる。
このふたつは相手に強制カットインを行うという特性が追加されてしまい、相手の動きを妨げる効果を得ることになった。
特に対象が5体と広めなパワートランスでは、終盤の乱戦時に使用されて船団同士でいさかいを招くなど、あまり歓迎されていない状況。
バグ利用にあたる可能性があるので、使用時には留意されたし。
とまあゲームバランスにかかわってくる非常に重大なバグであったが、2015/3/4のアップデートをもってようやく修正がなされた。
修正までには実にひと月以上もの期間を要しており、その間には1回のリーグ戦を挟み、バグが発生するスキルを持った新船員が2回も追加される始末。
艦隊戦はこのゲームのメインコンテンツであり、それに対する修正が待てども待てどもなされなかったわけである。
このことは運営に対する大きな不信を生じさせ、★6追加やリーグ強行、専用パーツ入手率の実質低下やCM新規勢など複合的要素も重なり
2月のiOS版アプリレビューがアプリリース初期に近い数まで復活したにも関わらず、その7割近くが最低評価を叩きつけるなどユーザーの怒りは半端ではなく
その期間の長さ、各種方面に与えた影響から、天クラ史に残る大事件といえるだろう。
- カットイン発生スキル一覧(バグ発生傾向から想像したスキル含む)
フラワーライズ・先導者の鼓舞・リバティスライズ・ペアチャージ・パワートランス
ファストレスト・レキュレートライズ・梅雨明けの陽光・紫苑の花舞・撃昂の調べ
スワリングヒール・陽光の舞・パヒュームライズ・狐憑き・アイスフィールド・レプリケイト
エンジェルソング・輪廻の謳・シェアアクセル
関連項目
フラワーライズ
パワートランス
ナツ
フーリエ
第九回艦隊戦リーグ
- 携帯が再起動を繰り返すようになり保証で同じ機種な携帯に交換して貰った為初期状態になってしまい船の装備を変更した所で初期アプリ画面に戻ってしまう状況になっています。先に進んで機種変更も試したいので早急に対処して頂きたいです、 -- 香琉? 2015-10-04 (日) 00:30:16