カードとしてのマルコシアス
マルコシアス | ||
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レアリティ:★★★★ | コスト:10 | 入手先:ダンジョン固有 |
(10通常ダメージ 10固定ダメージ)x3 敵に孤立/5Turnを付与 |
敵を孤立状態にする唯一のカード。
自分を孤立させるカードの有効時間は2ターンのみだったが、こちらは5ターン持続する。
孤立の(掛けられた側にとっての)主なデメリットは、自分に付与した補助効果がたった2ターンで終わってしまうことにある。
つまり敵の使う補助効果の有効時間を短縮させるのに役立つ……と考えがちだが、実際は思ったほどの効果は発揮しないことも多い。
わざわざ対処する必要があるほど危険な補助効果は、それこそ2ターンと言わず即消えてもらわないと困るのがその理由。なら補助効果をその場で剥がせるカードの方が有効となってしまう。
もちろんこちらから仕掛ける状態異常も2ターン止まりになるのは大問題。ただ有効時間が短いほど有利な状態異常も中にはあるので、それのサポートとしてなら活路もなくはない。
基本性能はかなり優秀。一発一発が重めの通常ダメージと固定ダメージをそれぞれ3連打し、計60ダメージを一気に叩き込むことができる。
だが孤立の問題がどうしても立ちはだかってくる……これをダメージソースとして起用するなら、状態異常にはあまり頼らないのが賢明かも知れない。
このカードは悪夢の宮廷のダンジョン固有ドロップ。
ピックカードとしては他のダンジョンでも出るので、それを拾ってからクラフトで作成する手順でも入手できる。
関連カード
- 孤立つながり
- マルコシアス(孤立5T)・ホルス(孤立(自)2T)
- 悪魔
- デーモン・ナイトメア?・サキュバス?・グレートデーモン?・デーモンロード・パズズ?・デビルクイーン?・ブラッククラウン?・バエル?
サタン・ベルゼバブ?・バフォメット・アスモデウス?・マルコシアス・貪る者・リリス・ゲヘナ?・ナベリウス・ウヴァル?
(とばりの夢魔 アンジェラ?・汚れた聖魔 ルーシー?)
ボス敵としてのマルコシアス
名前 | HP | 使用技 | 常時発動 | ||
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マルコシアス | 300 | 側近の招聘 | 1nターン | (2通常ダメージ 4シールド5T)x2 | 10開眼 |
王族舞踏 | 2nターン | 1流転(敵)5T | |||
終わらない夜 | 5nターン | 1呪詛10T 幻惑10T | |||
ファントムビジョン | 3nターン | 幻惑5T | |||
ダンスマカブル | 5nターン | 2通常ダメージx5 3出血5Tx5 |
悪夢の宮廷15Fボス。
HPはかなり低い方だが、難易度ノーマルでも効果量10という大型開眼がこのボスの難題となっている。
開眼は貫通でも破防でも無効化できないので、とにかく開眼以上の大火力を作って乗り越えていくしかない。デッキの質が試されるだろう。
もっとも悪夢の宮廷でならマップ効果で3魔剣が常に付与されるため、不十分なデッキでも勝機はある。ひたすら殴っていればいずれ脆弱や感電が積もり、ダメージが通るようになるはずだ。
直接ダメージを与える攻撃は側近の招聘とダンスマカブル。いずれも連撃だが単発の火力はかなり貧弱(ダンスマカブルはダメージよりも大量出血の方が危険)。
だがメインウェポンは状態変化の方である。2ターンに1回の王族舞踏で流転をどんどん蓄積させ、手間取っている間に終わらない夜で長期の呪詛と幻惑を付与。
無策だと手札の空回りに悩まされたり、PP供給が死んだりと身動きがかなり取りにくくなる。特に流転は抵抗などでは拒否できないので、プレイの仕方で何とか切り抜けたい。
幻惑は無足(克己)や賭血なら影響を受けずにカードプレイできる。愚直を使うと流転を含めた状態変化を全て封殺し、かなり楽に勝利できる。
過去作品でのマルコシアス
DDFでは2015年冬イベントにて「再誕の祭壇-邪-」のボスとして登場。
ラブ・ジーロットとは色違い・左右違い・服装違い・性別違い(?)の関係にある。違うを4回続けたが(ry
ラブ・ジーロットが紳士か騎士ならマルコシアスは淑女か妃といったところか。
あらゆる知識に通じた悪魔として有名らしい。人柄(悪魔柄?)も真面目であり、求められれば知の一端を披露してくれるとのこと(悪魔らしく相応の対価は要求されるが)。
このため知識欲しさにマルコシアスを召喚し、契約に及ぼうとする魔術師も多いらしい。マリアは……全部教えてとか言い出しかねないから無理か。
意のままに動く側近たちを従えており、自分を討ちに来た不心得者は彼らも交えての永遠に抜け出せない夜のダンスパーティーへと招待される。
しかし当のマルコシアスには触れることすら一筋縄ではいかない。あるいは10開眼は、自らのガードの固さを表したものなのか。色んな意味で。
また相手を惑わす術もお気に入りらしく、その偏愛ぶりは最初に掛けた幻惑が終わってないのにさらに幻惑を仕掛けるほど。2回反転してPP補給が元に戻ったりはしない。
元ネタはゴエティア?に綴られたソロモン72柱の悪魔の一員。
グリフォンの翼と蛇の尾を持った炎を吐く雌の狼の姿で、人間の姿にもなれるがそれも屈強かつ精悍な男性戦士とされる。
DDF・DDD2のマルコシアスは格好こそ全く違うが、本来の性別は女性である、召喚者に対して誠実など一致する部分も多い。