魔王 モードレッド

カードとしての魔王 モードレッド

特殊能力一切なし、一撃を放つだけのカードとしては最高峰に位置するカード。レスリック?の上位版と言える。
実際の火力もリバイアサンに次いで2位。もっともリバイアサンには手札破棄という副作用があり、気軽にプレイできない以上こちらが実質最強と呼ぶこともできる。
とはいえ50ダメージぽっちでは、難易度ノーマルでも倒し切れない敵はいくらでもいる。そのままではあまり役に立たない。
やはり追撃や剣術を使い、攻撃回数を増やした上でぶちかますのが定石だろう。

実質最強と前述したが、最近（Ver1.2現在）ではその権勢を脅かすカードも出始めてきている。
目下のライバルは同じコスト10で45ダメと肉薄し、かつ5復活というトンデモな補助効果を持つクリエイション?。
そして半額のコスト5（と10の自傷ダメージ）で40ダメのメタルヘッドあたりだろうか。

このカードは伏魔殿のダンジョン固有ドロップ。
ピックカードとしては他のダンジョンでも出るので、それを拾ってからクラフトで作成する手順でも入手できる。

関連カード

通常ダメージ量ベスト5（デッキ依存型を除く）

　1位（90ダメ）：リバイアサン
　2位（50ダメ）：魔王 モードレッド
　3位（45ダメ）：クリエイション?
　4位（40ダメ）：大剣使い バルガス・メタルヘッド
　5位（35ダメ）：グレインイーター

部下

　黒鎧の ガレス?・魔王の尖兵・魔王の従者

先代の魔王

　サタン

その他の魔王

　ベルゼバブ?・バフォメット・（魔界の簒奪者 ヴァルブルガ）

魔王以外の王

　聖剣王 アーサー・古王 ペンドラゴン・妖精王 マリオ?・蛮族王 ウルフ
　ヴァンパイアロード・海王 オセアノス・エンシェントキング・ツチノコキング

人外騎士

　ブラックナイト・黒鎧の ガレス?・邪道に堕ちた マイト?・（ゴーストナイト・魔王 モードレッド）

その他の人外

　アークメイジ?・ジキル＆ハイド?・堕落した侵略者

かつての友人

　聖剣王 アーサー・忠義の ランスロット?

ボス敵としての魔王 モードレッド

伏魔殿15Fボス。
状態異常は一切使わず、剣と魔法だけで戦う潔いボスである。ガードが高く通常ダメージはやや通じにくい。

第一の難関はブレイドラッシュ。ガードし損ねると計12ダメも受ける攻撃を毎ターン繰り出してくる。
並のシールドではすぐ突破されるので、とにかくガードカードを手札から切らさないよう注意すること。
または弱体や凍結で攻撃力を下げる手もある。弱体はマリア、凍結はフユ?などで付与できる。
魔王の従者も使ってきたダークスフィアも相変わらずの高火力。シールドや回復は怠らないこと。

ブラックアーマーを使われると1ターンだけだが、ガードが11という値にまで上昇する。
さらに2反射が追加。これも1ターンだけだが（厳密には違うが）、効いている間はダメージを与えるたびに2ダメが返ってくる。毒など状態異常によるダメージに対しても、である。
守護が掛かっていれば、反射ダメージをもガードで普通に軽減できる。もちろんダークスフィアも防げるので、守護カードは事前に何枚かピックしておきたい。
無ければなるべく反射を受けないよう、最小限のカードプレイで1ターンをやり過ごす。傭兵団などの連続攻撃カードは、反射も連続で来るため控えるのがよい。

どうしても勝てないなら、名声交換でエルザを仕入れてくるといい。
5凍結でブレイドラッシュを確実に無力化し、効果が切れるまではガードをする必要すらなくなる。
攻撃せずにガードだけを行うのも、反射が効いている間の攻撃対策としてはありがたい。
冒険者の街道をクリアした時点で、メインクエストの報酬として名声100を得ているはず。使ってみよう。

高難易度ではさらに強力な固定ダメージを使い出す。
ブレイドトルネードも通常ダメではなく固定ダメなので注意。ただのブレイドラッシュの強化版ではない。
カタストロフィは発動ターンが遅く、大抵は使う前に敵か自分のどちらかが倒れているはず。

DDFでの魔王 モードレッド

「…それに、俺だけじゃない。
　こんな場所まで来て気を遣うような奴じゃなかったろうに。」

「逆悪の使徒 モードレッド」。
今作のストーリー上のラスボス。初登場のDDFでは味方キャラの一人として使用できた。
ダンジョン2つ目で早くも本編のラストバトルだが、ローグライクの多くは本編終了からが本番なので問題ない。

アーサーが聖剣王として即位する前、彼とモードレッドは騎士として共に世界の平定を目指した戦友だった。
だが神がアーサーに神託と聖剣をもたらして以来、その絆には綻びが見え始める。聖剣という神の力を目の当たりにした彼は、所持者のアーサー以上にその神の恩恵に依存するようになった。
そうしてたどり着いた結論が「人間の統治は神のような、人智を超えた存在の力無しでは成し得ない」「人を人の手で治めるなど絵空事だ」といったものだったのである。
この持論は「神の奇跡にすがることなく、人が独力で人の世を治めるべき」というアーサーのそれとは真っ向から対立した。

国という体制に興味を無くしたモードレッドは、ガレス?ら数人の騎士を連れてアーサーの元を出奔した。
いつしか彼らは一体どこで身に着けたのか、邪法により人外の存在へと転生。人類と完全に対立する立場に立つ。
もっとも一時期は「必要なもののために利用」すべく、すでに王位に就いてから久しいアーサーと再び共闘することもあった。
（後の展開を見ると当時魔王だったサタンを追い落とし、王座を奪い取るのが目的だった線も考えられる。真相は不明）
味方としての彼の性能は防御特化型。能力値は忍耐に加え筋力と魔力、HPもトップクラスだが、信仰だけは最低値という「らしい」配分だった。

……そして今、モードレッドは新たな魔王となった。かつての親友のいない世界で、親友とは全く異なる形で人の世に君臨している。
かつて聖人君子と共にあったが離反し、多くの仲間共々魔に堕したという遍歴は、前魔王サタンのたどったそれをあたかも模倣したかのようでもある。彼が魔王と化したのは必然だったのかも知れない。
あるいはモードレッドはただ、「人以外のモノが人の世を統べるべき」という思想を彼なりに実践しているだけなのかも知れない。いずれにせよ、彼の真意は最早誰にも知り得ないだろう。

DDFの時代に活躍し、後に英雄と呼ばれた冒険者たちを根絶やしにした張本人でもある。
DDFでモードレッドを頼りにした人も少なくないかも知れない。が、情けは無用だ。

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