盾投げビルド

コンセプト

通称"Captain America"。Diablo3発売当初からそう呼ばれているが、MCUが人気を博した今なら何のことか伝わりやすい。
対単体・対集団ともBlessed Shieldで攻撃するビルドのLoD仕様。
現在でも一応Armor of Akkhan仕様も可能ではあるが、patch2.7.4であちらにテーマが与えられGeneral Bufferとしては扱いにくくなったためClass Setのテーマに設定されていないスキルを主体とするビルドはLoD仕様の方が組みやすくなった。
patch2.7.6～2.7.7で連続して関連Legendaryの強化を受け、CrusaderのLoDビルドでは難易度の高いThornsに拘らなくてもTop-tierのビルドが組めるようになった。

長所

• 主砲1種、リソース消費無しという超シンプル操作。
• Class Setのテーマに無い割りに主砲の支援Legendaryが多い。
• patch2.7.6～2.7.7で連続して関連Legendaryの強化を受け単純ビルドパワーが大きく向上。
• 実体弾が主砲のビルドだがReflect Missilesの対象でない。
• Saderらしく防御面が非常に充実しており、かなり高難度でも囲まれながらBlessed Shield連射に耐える。
   

短所

• 対単体が「単発の弾を投げるだけ」になり、addsを呼ばないRift Guardian戦が長期化する上に単調。
• 主砲のリソース消費が無いためObsidian Ring of the Zodiacが機能せず、常時変身維持は難しい。
• patch2.7.7のAkkhan's Manaclesの強化内容から、Shattering Throwルーンが選択肢に入らなくなった。
   

立ち回り

飛び道具が主砲ではあるが、Crusader自体が遠距離に敵をとどめる手段に事欠いているため基本的には殴られながら主砲を連打するビルド。
主砲以外の実装中の補助スキルはCooldownが終了する毎に順次使用して構わない。
Blessed ShieldおよびJekangbordの性質からeliteの処理よりmob集団戦の方が得意ではあるが、patch2.7.6～2.7.7の関連Legendary強化を受けて対単体戦もこれまでになく戦えるようになっている。
RG戦が近い段階でPylonが残っているなら敢えてRG出現後まで残し、途中でNemesis Bracersの効果でElite Packを呼び出してArea DamageおよびBlessed Shieldのバウンドを活用した方が倒しやすいケースが多い。

アクティブスキル

アイコンをクリックすると各スキルの個別ページへジャンプします。

	Blessed Shield / Combust
	主流はCombust(Fire属性)。Shattering ThrowはAkkhan's Manaclesの対象外なので選びにくくなった。
	Akarat's Champion / Prophet
	Main handが片手FlailのGyrfalcon's Footeになったため、Resource Cost関連の効果は不要となりこの定番Runeに。
	Iron Skin / Steel Skin or Flash
	Rune選択はお好みで。Steed Chargeを実装するかどうかで決めて良い。
	Provoke / Hit Me
	Wrath回復はほぼ必要無いが、Block Chanceが攻防共に寄与するため。

残り2枠はお好みで。下記のスキルのような使用実績がある。

	Steed Charge / Endurance
	機動力の定番。
	Shield Glare / Divine Verdict
	Blindにはあまり用が無く、与タメージ増強効果が目当て。
	Laws of Valor / Critical
	このビルドはほぼWrathを消費しないのでルーン選択はCriticalで。

パッシブスキル

	Towering Shield
	主砲のダメージ強化と補助のCooldown回収が揃っているため、当ビルドでは非常に有用。
	Fervor
	Crusaderで片手武器を使うビルドなら入れない理由が無いPassive。
	Finery
	Crusaderはとりあえず入れといていいPassive。
	Hold Your Ground
	Justice LanternやBlessed ShieldとのSynergyが強い。

装備

• メインスキルのダメージボーナスがrollし得る部位
  • Helm、Boots、Crusader Shield
• 優先mods
  • Crit Chance、Crit Damage、Cooldown Reduction、Area Damage
  • 常時変身はほぼ達成不可なので最初から切るが、Cooldown ReductionとArea Damageの両方が欲しいので最終難易度は高い。
• Main Hand
  • Gyrfalcon's Foote
    • Blessed ShieldのWrathコストが無くなり、ダメージが上昇する1-handed Flail。
• Off Hand
  • Jekangbord
    • Blessed Shieldが敵6体にバウンドし、ダメージが上昇するCrusader Shield。
    • Crusader Shieldの定番通り最終はCrit Chance・CDR・主砲+15%だが、突き詰めると更にStrをArea DamageにrerollしてPrimary Affix4つを必要modで揃えるのが理想となり、難易度は全部位で最高になる。
• Helm
  • Leoric's Crown
    • 嵌めたGemの効果が倍増するHelm。不足するCDRを補うためFlawless Royal Diamondを嵌める。
• Chest Armor
  • Aquila Cuirass
    • リソースが全快近辺なら被ダメージ半減の鎧。当ビルドは敢えてWrathコストがあるスキルを積まなければ常時発動。
• Shoulder
  • Pauldrons of the Skeleton King
    • 確定ではないが確率でcheat death効果のShoulder。この部位は正直何でも良い。
• Bracers
  • Akkhan's Manacles
    • Blessed Shieldがヒットした最初の1体に対しダメージが大幅に上昇。
    • patch2.7.7でShattering Throw以外のルーンなら後続の敵にもボーナスが入るようになった。
    • これまでの通例と異なり、アイテムを再取得しなくてもLegendary Powerが2.7.7版に更新されたという報告が見受けられる。
• Gloves
  • Stone Gauntlets
    • 殴られるとArmorが増えるが石化するGlove。
      常時変身が難しい当ビルドではデメリットを変身で相殺するプランに出来ない出来ないのでIce Climbersで補う。
  • Magefist
    • 防御はもう十分あると思ったらこれで火力に寄せても良い。
• Belt
  • The Witching Hour
    • IASとCrit Damageが付くBelt。CDRに寄せたければVigilante Beltでも可。
• Pants
  • Blackthorne's Jousting Mail
    • Elemental Bonusが付いたのでSwamp Land Wadersに代わってLoN/LoDの定番になったPants。
    • Setアイテムだが、Blacthornesの他部位を使わないので単品ならLoN/LoDのルールに抵触しない。
• Boots
  • Ice Climbers
    • FreezeとImmobilizeが無効になるBoots。Stone Gauntletsのデメリットも帳消しに出来る。
    • この靴はSecondaryにLegendary Power、PrimaryにReduce Damage from Coldという固有能力があるため、Bootsの理想通りStr・Vit・All Resist・Blessed Shield+15%を引こうと思うと全modsが完璧に揃う必要がある。相応に難易度が高いため妥協ポイントを決めておきたい。
• Amulet
  • The Ess of Johan
    • 確率で現在の攻撃対象の方に周囲の敵を引き寄せるAmulet。
    • Cooldown Reductionが確定rollのため、Elemental Bonus・Crit Chance・Crit DamageのTri-fectaを狙えない。最終はFire20%・Crit Damage100%・CDR8%・Socketになる。
  • Squirt's Necklace
    • 定番ハイリスク・ハイリターンAmulet。防御に自信があるなら採用しても良いが、そもそも必ず殴られるビルドなので完全にShield Pylon用になる。
• Ring
  • Justice Lantern
    • Block Chanceを持ち、総Block率の50%前後の値にDamage Reuctionを得られるRing。
    • Blessed Shieldは若干ながらBlock Chanceも火力に反映されるため本体装備推奨。
  • Unity
    • Followerに同じものを装備させる前提のダメージ半減Ring。Elite+15%があるので使うなら本体側に。
  • Convention of Elements
    • Unityとの間で良品が無い方をCubeに。
       

Kanai's Cube

• Weapon
  • Akkhan's Leniency
    • Blessed Shieldを当てるたびにダメージが向上する2-handed Flail。
    • patch2.7.6でスタックのカウント形式が改善され、体単体戦でも順次スタックできるようになった。
• Armor
  • Illusory Boots
    • 徒歩で敵間を通過できるようになるBoots。Act2のBounty Cache限定アイテム。
  • Magefist
    • 敵間通過はSteed Chargeで十分と思う場合、およびAlter of Ritesで同じ効果を得られるSeasonal Playではこちら。
• Jewelry
  • Convention of Elements
  • Unity
    • 本体が装備していない方をCubeアクセサリ枠に。
       

レジェンダリージェム

• Legacy of Dreams
  • 無いと始まらない。
• Bane of the Stricken
  • 対RG、黄Elite Packの生き残り用。対単体が課題なので必須と思って良い。
• Pain Enhancer
• Bane of the Trapped
  • 距離を取ることを捨て、基本的に敵集団のド真ん中で殴られながら攻撃するなら好みの方を。
• Zei's Stone of Vengeance
  • 逆に遠距離から数発Blessed Shieldを投げれば敵を倒せる難易度をプレイするならこちら。
     

Followers

• Templer
  • 定番のHealが欲しいかどうかが判断基準。
• Scoundrel
  • 課題のRift Guardian戦でNight's Veilを使ってくれると最高。
• Enchantress
  • Prophetic Harmonyを持つため、常時変身達成不可のビルドには常に適合する。

その他

• Akkhan's Leniencyの詳細
  • patch2.7.5以前はBlessed Shieldが当たった際に毎回独立してカウントされていたため、cast1回で得られるスタックの期待値は最大10に留まっていた。
  • patch2.7.6以降はそれが撤廃され、最大100スタックに。
  • Combustionルーンの爆風、Shattering Throwルーンによる分裂+3回はこのスタックを起動出来ない。
• Block ChanceのBlessed Shieldへの影響
  • Shield Bash同様にスキルのテキストには"plus XXX% of shield Block Chance"と書かれているが、こちらに関してはShield以外の部位で稼いだBlock Chanceもカウントしてくれる。
  • 当ビルドにおけるJustice LanternとHold Your Groundは、被ダメージカットと与ダメージの両方にシナジーを発揮する。
• Legacy of Nightmaresを選択する余地
  • 多くのLoNビルドはLoDに移行したが、一部ビルドでは2.7.4現在もLoNのRing2種を装備する選択肢がある。
  • 当ビルドは上記の通りJustice Lanternの本体装備に意味があるため、あまりLoNへの換装は考えなくて良い。

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