コンセプト
patch2.7.6(Season29)で強化されたManajuma's WayとCluckeyeを併用するHex/Angry Chickenビルド。
超高速で爆走出来るため各種Speed Contentsに強く、Creature SkillにカウントされるHexはSpirit of Arachyrの効果対象でもあるためGRでも通用する高火力を出せる。
長所
- 圧倒的高速移動。長距離移動を迫られるAct V各MAP等Bountyに強い。
- Hex/Angry Chickenの爆破コマンドしかダメージソースが無かったこれまでと違い、多数の誘導弾を追加。
- プレイに爽快感がある。
短所
- Chicken変身中はAction Barに起爆コマンドしか無くなるため、通常形態の間に他のスキルを上手く回転させなければならない。
- Spirit of Arachyrが直近に受けたCorpse Spiders主体のRework要素はほぼ活かせない。
- patch2.7.6以降でバラ撒く小さいChickenはBane of the Strickenをスタック出来ない。
- Area Damageビルドのカテゴリ的な宿命で、高Life単体(Adds無しのRift Guardian等)が得意ではない。
- 「全盛期が1Seasonのみ」という極端な調整を受けた。
戦い方
Nephalem RiftやBountyなどの軽量コンテンツでは、Hex/Angry Chickenで爆走→quest対象やElite Packに接敵したら爆破コマンド…を繰り返せばOK。
と言うよりこれでどうにでもなる難易度でFarmするためのビルドなので、装備・Paragon LVの充実でIntを高め、鶏爆破の威力を上げて行きたい。
育っている場合はCluckeyeの新Legendary Powerで発生する小さいChickenのダメージも敵を倒すに十分な火力になる。
patch2.7.7(Season30)でのSpirit of Arachyrセットの大幅なnerfにより、以降はわざわざこのビルドでPushingを行う意義はやや薄い。
(CluckeyeやManajuma's Wayの新Legendary Powerはどう見ても高難度コンテンツ用の効果を含んでいるため、全く出来ないということもないが。)
このビルドでGRをプレイする場合、少々プレイスタイルが変わってくる。
鶏で走り回って敵にこちらを視認させ、定番pullスキルのPiranhas/Piranadoを併用しつつ敵集団をまとめ上げる。
その後、通常形態でしか使用できない補助スキルを使うタイミングを見計らう。
Ring of Emptinessの起動のためのLocust SwarmはパッシブのCreeping Deathで半永続化するので1回撃ちこめば良いとして、Int向上+Lakumba's Ornament起動のためのSoul HarvestはConvention of ElementsのPoison Phaseに合わせて使用し、またPoison Phase中に爆破を実行したい。
待ち時間の間はManajuma's WayとCluckeyeの効果で小さいChickenがワラワラ出るので、その回数稼ぎになるため無駄にはならない。
この間は鶏の高速移動で敵の攻撃を回避することに集中したい。
アクティブスキル
Hex / Angry Chicken(鶏!) | |
使用すると超高速の鶏に変身し、Action Barが爆破コマンドだけになる。爆破はPoison属性。 | |
Spirit Walk / Severance(移動速度100%増加) | |
緊急回避スキル。Hexのクールダウンが終わって無い時の高速移動にも使える。 | |
Piranhas / Piranhado (引き寄せ) | |
昨今はWDのビルドにほぼ入っているPixel Pullスキル。 | |
Soul Harvest / Languish(Armor上昇) | |
Lakumba's Ornamentとセットで広く使われる定番スキル。 | |
Locust Swarm / Cloud of Insects (敵の与ダメージ減少) | |
Ring of Emptinessの起動キー。 | |
SpiritBarrage / Manitou(頭上の噴水) | |
当ビルドでの採用理由は「自動でBane of the Strickenを蓄積してくれる」こと。Pushing・Runを問わずGRをプレイするときは入れておきたい。 |
パッシブスキル
Creeping Death | |
Locust Swarm・Piranhasを使い、効果を半永続化。 | |
Confidence Ritual | |
20ヤード以内の敵に対して25%ダメージ増加。 | |
Pierce the Veil | |
消費Resourceと火力の両面を強化。Mana消費スキルはさほど連発しないので。 | |
Fetish Sycophants | |
CluckeyeのPowerで鶏に変身させるペットを補充する。 | |
Grave Injustice | |
鶏爆破で短時間でEliteを倒せる難易度で高速ランの場合に便利。 |
装備
- メインスキルのダメージボーナスがrollする部位
- Hex + XX%というAffixは存在しないので、rerollでmaterialを散財しないよう注意。
- 優先stats
- Easy Contents
- Cooldown Reduction、Crit Chance、Crit Damage
- End Game Contents
- Area Damage、Crit Chance、Crit Damage
- Easy Contents
- Class Set
- Spirit of Arachyr
- 前回のReworkでCorpse Spiders主体のセットになったが、6piece bonusの効果対象は"Creature Skill"のままなのでHex/Angry Chickenのダメージも伸びる。
採用するCraft Set次第で装備する5部位を選定し、CubeのRing of Royal Grandeurでフルセット効果を確保。
- 前回のReworkでCorpse Spiders主体のセットになったが、6piece bonusの効果対象は"Creature Skill"のままなのでHex/Angry Chickenのダメージも伸びる。
- Spirit of Arachyr
- Craft Set(択一)
- Guardian's Jeopardy
- 装備の基本ステータスを倍加するセット。
GR仕様ではConvention of ElementsのPhase待ち・Manajuma's Way+Cluckeyeの鶏自動生成で本命の爆破ダメージが向上するため、必ずしも爆破コマンド実行後にすぐ次のHexを使える必要は無いことから、Cooldown Reductionを切ってArea Damageで統一する場合に採用される。
これを採用する場合、Lakumba's Ornamentを併用するならBelt+Helmを作る。Lakumba's OrnamentをCube防具枠に入れて別のLegendaryを装備するならBracersを作るのも良い。
- 装備の基本ステータスを倍加するセット。
- Captain Crimson's Trimmings
- 逆にCooldown Reductionを重視する場合は勿論定番のこちらが採用されるだろう。
こちらを採用する場合はいつも通りBelt+Pants or Bootsで。
- 逆にCooldown Reductionを重視する場合は勿論定番のこちらが採用されるだろう。
- Guardian's Jeopardy
- Main Hand
- Manajuma's Carving Knife
- Manajuma's WayセットのCelemonial Knife。
特に確定rollは無いので+10% Damage、Area Damage等を狙って行く。
- Manajuma's WayセットのCelemonial Knife。
- Manajuma's Carving Knife
- Off Hand
- Manajuma's Gory Fetch
- Manajuma's WayセットのMojo。
必須級のCrit Chanceは確定rollなので、Area Damage・Cooldown Reduction等を狙って行く。
- Manajuma's WayセットのMojo。
- Manajuma's Gory Fetch
- Bracers
- Lakumba's Ornament
- Soul Harvestのスタックがある場合60%~の被ダメージカット効果を持つ定番Bracers。
Angry Chickenの爆破コマンドはPoison属性なので、Elemental Bonusはそれに合わせる。
- Soul Harvestのスタックがある場合60%~の被ダメージカット効果を持つ定番Bracers。
- Lakumba's Ornament
- Amulet
- Squirt's Necklace
- 定番ハイリスク・ハイリターンAmulet。勿論リスクが好みでない場合は他のAmuletでも可。
- Squirt's Necklace
- Ring
- Convention of Elements
- 防御が不足していればUnityでも可。
- Stone of Jordan
- Ring of Emptiness
- WDの定番。
- WDの定番。
- Convention of Elements
Kanai's Cube
- Weapon
- Cluckeye
- Angry Chickenのダメージ向上、全ペットを爆発する鶏に変化させるLegendary Bow。
patch2.7.6からWDのSmart Loot対象になったので他クラスで作ろうとしないように注意。
- Angry Chickenのダメージ向上、全ペットを爆発する鶏に変化させるLegendary Bow。
- Cluckeye
- Armor
- Aquila Cuirass
- 残Resource90%以上の場合被ダメージ半減のLegendary Armor。
- Aquila Cuirass
- Jewelry
- Ring of Royal Grandeur
- 重ね着を行う場合必須。
- 重ね着を行う場合必須。
- Ring of Royal Grandeur
レジェンダリージェム
- Bane of the Trapped
- 少なくとも爆破コマンドを実行するときは敵群の真ん中に突っ込むので有効。
- Bane of the Stricken
- 対単体に時間がかかるビルドのためRG戦を僅かでも短縮したい。
- Enforcer
- 当ビルドではダメージというより、ペットを変化させた小さいChickenが爆破前に倒されるのを防ぐ目的で採用する傾向。
- Molten Wildebeest's Gizzard
- 入れ替え候補。Squirts Necklaceのリスクを嫌う場合。
- 入れ替え候補。Squirts Necklaceのリスクを嫌う場合。
Followers
- Templer
- GRをプレイする場合は待機時間がそれなりにあるため、前衛は頼れる。
- Scoundrel
- ダメージ発生がピンポイントなので、売りのCrit関連スキルがやや噛み合わない。
- Enchantress
- Easy Contentsをプレイする場合は単純にCooldownを回収出来るProphetic Harmonyの評価が高い。
- Easy Contentsをプレイする場合は単純にCooldownを回収出来るProphetic Harmonyの評価が高い。
その他
Season29の"SSF(Solo Self Found)モード"合わせで強化されたビルドだが、その実patch2.7.6時点ではPushingもWD最上位と目されている。
…この事実が余程開発チームのお気に召さなかったのか、僅か1Seasonでメインセットがnerfされてしまった。
PushingにおけるこのビルドはArea Damage系ビルドの中でも最も極端にConvention of Elementsと"Pull"(map上の敵をまとめ上げて大集団を作るプレイ)に依存するため、とりあえず装備とスキル選択を誤らなければ高tierをスコア出来るタイプのビルドではない。
カテゴリ的にはMonkのUliana Exploding PalmやNecroのTrag'Oul Blood Novaに似たタイプと言える。