【ザオトーン】

Last-modified: 2022-03-11 (金) 16:02:27

概要

【紅殻魔スコルパイド】【羅刹王バラシュナ】が召喚する魔想念スコルパイド、【起源魔スコルパイド】が使用する特技。
魔法封じのマホトーン」ならぬ「蘇生封じのザオトーン」で、相手に【蘇生禁止】状態変化を付与する。これにかかった者は効果が切れるまで死亡しても復活できなくなる。
蘇生禁止という状態変化そのものを「ザオトーン」と呼ぶことも多い。
 
【呪文】のような名前ではあるが公式ガイドブックでは呪文としては扱われておらず、【スペルガード】【マホステ】など呪文を無効化する効果でも防ぐことができない。
 
ザオトーン自体はDQ10初出だが、モンスターズシリーズやDQ11には【冥界の霧】という類似特技が登場している。
あちらは蘇生できなくなるだけでなく、回復行動が反転してダメージになるという恐ろしい効果が付いている。

紅殻魔スコルパイド

つよさI、IIで使用する。
周りに黒い霧のようなものを発生させ、自身の不利な状態変化を全て解除し、パーティ全員の【天使の守り】を解除したうえで1分間【蘇生禁止】をかける。
そして1分後に、効果が解除されると共に「紅殻魔スコルパイドは ちからを使い果たした!」と表示され、その時点で取ろうとしていた行動をキャンセルして休み+HP自動回復状態になる。
つよさIでは約15秒休んで2秒ごとに1000、合計7000、IIでは約12秒休んで2秒ごとに1200、合計7200HPが回復する。このHP回復効果は【ゴールドフィンガー】等で打ち消すことはできない。
 
HPが90%を切った時点で必ず1度使用するが、一度にHPの75%程度まで減らすような大ダメージを与えると使用を飛ばす。
一度使用した後は行動パターンに追加され、しかもそこそこ使用頻度も高い。
HPが25%以下になると使用しなくなり、これの強化版の【ザオトーン・アビス】を使用するようになる。逆に考えると25%以下の名前が赤くなるまでアビスは使わないのでギリギリの状態で一度攻撃の手を緩めこっちを使わせ、ザオトーン発動を確認したのち猛攻を加えることでアビスを使われる前に瀕死に、うまくいけば撃破にまで持ち込むことも可能。

 
【冥骸魔レギルラッゾ&獣魔ローガスト】で認知され、強力な戦法となった【天地雷鳴士】カカロン【僧侶】の天使の守りによる【ゾンビ戦法】への対策であろうことは明白である。
今までにない効果を持つ技であり、スコルパイド戦においてはこの技をしっかり乗り越えられるかが重要である。
効果中は無理に攻撃をするよりとにかく死なないことを重視すること。【せかいじゅのしずく】の使用も惜しまないのが大事。とは言えしずく自体も硬直がかなりあるので下手なタイミングで使うと硬直中に即死技を被弾してしまう。
ザオトーン中もスコルパイドは攻撃の手を緩めないため戦闘不能者が増えるほど対処が厳しくなり、更に効果終了後の攻撃チャンスも立て直しに時間を取られることになる。
スコルパイド自身の守備力の高さからこの回復量でも馬鹿にできないため、うまく対処が出来なければ討伐は困難。
時間制限との兼ね合いで火力役の人数を増やさせるDPSチェック的な一面もあり、7000以上のダメージとまではいわないがここでどれだけ削って抑えられるかが勝負。
効果中でなくとも死亡→ザオトーンという鬼畜コンボが頻繁に起こりえるので、常時からなるべく死亡しないように立ち回ることも重要である。
ザオトーンには【制限行動】がついているのかダウンから復帰してすぐに連続では使用しないが、ザオトーンアビスとは別の技扱いらしくザオトーンダウン中に黄色から赤に変わった場合即時使用することがある。

魔想念スコルパイド

つよさI、IIで召喚された直後に確定で使用する。
効果は紅殻魔スコルパイドのものとほとんど同じだが、効果が解けるタイミングで魔想念スコルパイドは消滅する。
羅刹王バラシュナが【羅刹弾】【八門崩絶】)、【獄門クラッシュ】【破滅のテンペスト】と回避可能な即死級攻撃を多数繰り出すため慎重に立ち回る必要がある。

起源魔スコルパイド

HPが75%、50%、25%を下回ったタイミングで使用する。
効果は紅殻魔スコルパイドのものとほとんど同じだが、蘇生禁止の効果時間が30秒と短くなっている。
効果終了後は約15秒間休み状態になり、2秒おきにHPが1000、合計7000回復する。
2回目以降のザオトーンは【勇者姫アンルシア】が生存していれば【勇者の光】で解除してくれる。

関連項目