【セレドの町(ストーリー)】

Last-modified: 2019-03-16 (土) 23:12:42

【セレドの町(ストーリー)】

子供だけの町

【セレドの町】についた主人公。そこは女王の【リゼロッタ】が治める子供だけの町であり、住民は大人を見下していた。魔物に襲われていた住民に対し、彼女は使い魔の【ムッチーノ】に撃退させると、主人公に高台の教会まで来るよう言い渡す。高台の教会に着くと、教会の見張りから町への滞在のための審査としてドラゴンのしっぽを持ってくるよう命じられる。ドラゴンのしっぽを持ってくると、主人公はリゼロッタへの謁見が認められ、そこで彼女から「名誉子供」に認定される。
子供たちのティータイムの様子を眺めていると【フィーロ】がやってきて、使い魔に頼りきっている今の生活に対する懸念、以前は大人も町にいたがある日突然消えてしまったことを伝える。そして子供たちに【ダーマ神殿】に行くよう提案するも、子供たちは相手にしない。そしてリゼロッタはある計画のために部屋へ戻っていった。

リゼロッタの計画

主人公がリゼロッタの部屋に行くと、彼女は大人が消えた理由を話した。かつては町にも大人がおり、自身を含めた子供たちは町の教会でよく遊んでいた。あるときリゼロッタは家の本棚から禁じられた召喚術の本と魔法の指輪を発見し、ムッチーノを召喚した。そして彼からこの地には伝説の魔人が封印されており、召喚した者は何でも一つだけ願いをかなえてもらえることを教えられ、ありあわせの物で魔人召喚を行おうとした。すると突然地響きが起き、収まった時には大人が町からいなくなってしまったのだ。不完全な状態で召喚を行おうとしたために魔力が暴走し大人たちは消え去ってしまったとのこと。そして彼女は【こはくの宝珠】を手に入れるために【リンジャの塔】へ向かっていった。フィーロは彼女を止めるために主人公に一緒に来てほしいと依頼した。
リンジャの塔の最上階の部屋に着くと、リゼロッタは既にこはくの宝珠を手に入れていた。どうやらそれを使って魔人を呼び出し、願いの力で子供たちが毎日幸せに暮らせる王国を作るとのこと。フィーロは魔人召喚をやめるよう彼女に説得するも彼女はそれを突っぱね、町へ戻っていった。

魔人の正体

主人公が町の教会に戻ると、既にリゼロッタは儀式の準備を終えていた。そして彼女は儀式を開始し、【魔人エンラージャ】を呼び出した。そして彼女が願ったのは子供王国の成立・・・ではなく、町を大人がいる元の町に戻すことだった。ところがエンラージャは願いを叶える事はなく、ムッチーノがその邪悪な本性を顕わにした。なんと、彼は子供を利用してエンラージャの封印を解き、エンラージャは町を支配しようと企んでいたのだ。そしてそのためには大人である主人公は邪魔だと襲い掛かるも、返り討ちにあい倒された。
その後、リゼロッタは従者を失い魔人に裏切られたことに絶望するも、フィーロが神殿に行けば大人たちに会えるかもしれないと提案し、一同は神殿に向かった。しかし、いくらお祈りをしても大人たちが迎えに来ることはない。そしてリゼロッタは自分が全て背負い込もうとしていたことを詫び、みんなで力を合わせて生きていくことを誓った。そして主人公はリゼロッタからお礼としてこはくの宝珠を受け取った。

関連項目

【メルサンディ村(ストーリー)】
【アラハギーロ王国(ストーリー)】
【生と死の重なるとき】:後日譚
【魂がつまびく音色】:後日譚