【テトラル】

Last-modified: 2024-03-15 (金) 14:38:09

概要

Ver.6.3の登場人物。担当声優は高野麻里佳。
浄罪の泉の地下に封印されており、【天星郷】の最高機密として歴代の天使長以外にはその存在が伏せられている。
【とこしえの揺り籠】の住民の最後の生き残り。とこしえの揺り籠の時代から生きているため、【種族神】達や神話時代から生きている【イルーシャ】より年上の超ご長寿キャラである。
外見はヒトに近いが、種族神より先に生まれた揺り籠の民である以上、【グランゼニス】が作り出した【人間】とは異なるルーツを持つ種族であることは間違いない。
クエスト【受け継がれしチカラ】内にて、人間のルーツは調べないのかと問いかけたところ、人間に関しては天使が既に解明させており、曰く「もともととこしえの揺り籠に人間という種族がいて、アストルティアの人間はそれをもとに作られた」ということが語られている。
アストルティアの人間種とは別種ではあるものの、造形がほぼ同じなのはこのためである。
 
元々は【女神ルティアナ】の神殿に仕える巫女で、【ジア・クト念晶体】にとこしえの揺り籠が侵略された日も泉で禊をしていたという。
禊をしていたのは彼女1人だけであり、そこでジア・クトが放った呪いの光を浴びてしまった。
彼女が入っていた泉はルティアナの神気を受けた聖泉であり、皆が瞬時に全身結晶化していく中、彼女だけは下半身が結晶化した状態で生き残った。
現在では長く結晶と共存しすぎて意識まで浸食されており、よく意識が飛んでしまうようで、彼女から話をしようとしても度々会話が途切れてしまう(呼びかけられることで続きを話すことは可能)。
永い時を生きた(生かされた)せいで記憶が胡乱になっているにもかかわらず、ジア・クトにとこしえの揺り籠が侵略された日のことだけは今も鮮明に覚えているという。
突如として平和が奪われ、皆が結晶化していく光景はそれほど彼女に大きな衝撃と恐怖を与えたことだろう。
上記の通り天星郷の最高機密として封印されており、その理由は結晶とともに生きる彼女の存在が知られれば、おのずとジア・クトの脅威についても知られてしまうからである。
 
ちなみに彼女は途中で【レクタリス】とつぶやいており、この時点でかつてレクタリスなる人物がいたことが示唆された。そしてVer.6.4でレクタリス本人が登場したが、その容姿は【ユーライザ】にそっくりであった。
このことから彼女がレクタリスとつぶやいたのは、ユーライザをレクタリスと誤認したからということが分かった。
 
【天使長ミトラー】はテトラルにとって命の恩人であり、結晶に蝕まれ、昏睡した彼女を迎えに来て目覚めさせてくれたことがきっかけで友人となり、孤独な彼女にとってミトラーだけが安らぎだったという。
この功績によりミトラーが天使長に選ばれると会える時間が減ってしまったが、今でも彼女のことを気にかけており、ジア・クトとの戦いのときには彼女の力になってあげてほしいと語り掛ける。
 
【勇者姫アンルシア】は結晶化させた相手である【ジア・ルミナ】が滅びると結晶化が解けたが、彼女の結晶化は揺り籠の時代より解けていない事から彼女を結晶化させた相手は未だ健在であることが予想される。
【異界滅神ジャゴヌバ】こと【ジア・グオヌバ】はすでに倒されているため、彼女を結晶化させたのはジア・クトのボスの【ジア・レド・ゲノス】の可能性が高いと思われる。

Ver.6.4

神話時代のフォーリオンでは長い眠りについており、本人は登場しないが、暁星の間の本棚では彼女に言及するレクタリスの手記を読むことができる。それによると、二人は友人だった模様。

Ver.6.5後期

6.5メインストーリー完遂後のサブクエスト【夢のドレスを君に】にて、ジア・クトが倒され結晶による束縛が緩んだためか、テッテという見た目は人間女・子供の状態でルティアナの源泉にて別の体を持ち眠りから目覚めていた。
テッテの時の性格は無邪気で快活な女の子という感じであり、半分眠っているような物静かな状態のテトラルとは似ても似つかないが、本人も覚えていないくらい過去の結晶に侵食される前の自分はこんな性格だったかも、と述べている。
ミトラーのことはテッテの性格だとミトちゃんと呼ぶ程の仲。せっかく自由になれたからミトラーに会いに行こうと思うも、目覚めた時の服装がとても地味で外になんて出られないとのことで、主人公にオシャレな服の用意を頼む。
用意されたドレスを着た時に数万年で一番うれしいと言っており、余りにも長い時を眠りにつきながらとはいえ、少なくとも万年単位の時を生きているであろうことが語られた。
ドレスで着飾ってミトラーに会いに行き、ミトラーと一緒に空を飛んでみたいという夢を叶えた後、最後に結晶化したテトラルの本体の前であまりにも長く生きすぎてもう自分に時間は残されていないことを語り、主人公に感謝をしながらテッテの体は消え去り、テトラルはミトラーへの感謝を述べながら結晶部分すら残さずに消滅してしまった。
 
半端に結晶化されて肉体的にはすぐには死ねず、長い長い時を生かされ徐々に精神がすり減っていきそのまま何もできずに魂が消え去るしかなかった運命だったが、ミトラーの命懸けの助力により消えかけていた魂を救われ、最後に主人公により夢を叶えられ安らかな眠りについたことだろう。
ミトラーは結晶に侵食されたテトラルも天使として転生できるのかと心配するも、いつの日か再会したいと願った。
 
ちなみに消滅はクエスト進行によるものであるため、上記クエストを未クリアの状態に戻すと再び出現する。