【魔犬の仮面】

Last-modified: 2024-04-23 (火) 07:37:00

概要

戦闘開始時たまに
必殺チャージする
面妖な仮面
部位基礎効果
顔アクセしゅび力+6 さいだいHP+4 さいだいMP+4 おしゃれさ+6
すばやさ+4 きようさ+4 こうげき魔力+4 かいふく魔力+4 おもさ+4
開戦時10%で必殺チャージ
売値合成効果
5000G必殺チャージ時 バイキルト必殺チャージ時 魔力かくせい
伝承合成必殺チャージ時 聖なる祈り必殺チャージ時 早詠みの杖
【悪霊の仮面】から必殺チャージ時 スカラ2段階必殺チャージ時 魔結界2段階
レア度必殺チャージ時 心頭滅却必殺チャージ時 ピオラ2段階
A必殺チャージ時 弓聖の守り星必殺チャージ時ホップスティック
必殺チャージ時10%で聖騎士の堅陣

詳細

【魔犬レオパルド】の討伐報酬。破片からの復元にも対応。
どことなくDQSの封印の仮面を彷彿とさせるデザインをしている。
 
基礎効果として開戦時の【必殺チャージ】が10%付いており、悪霊の仮面の「開戦時2%で必殺チャージ」を伝承した場合は1-(0.9×0.98)=11.8%の確率で発動するようになり、わずかながら悪霊の仮面のチャージ率を上回る。
攻撃力を除いた各種パラメータにも微小な補正が付いており、パラメータ系の合成効果を選んだ悪霊の仮面の上位にもなれる。例として重さ伝承は【パラディン】の有力な顔アクセとなる。
更に後述の合成効果により一つのアクセ装備枠で実質の開戦時・行動時バフを3種も付与でき、他の装備・宝珠との組み合わせ次第でその発動機会を増やせるというユニークかつ強力な性能も得た。
これにより伝承元のような開幕一点特化に限らない、長期戦でバフを維持するためのアクセとしての性質も持っており、昨今の【エンドコンテンツ】ではむしろそちらの面が重要視されている。
実装当初は、顔アクセには他にも【機神の眼甲】【死神のピアス】【ダークグラス】など強力なものが多い激戦区であることから評価が低めであった。
しかし、その後の高難度コンテンツの実装に伴いこれによる自動バフが評価され、現在では他の競合アクセにも引けを取らない強力な顔アクセという認識に変わってきている。
 
ちなみに、合成効果の選択肢にハズレ枠が存在しない珍しいアクセである(他では【死神のピアス】くらい)。
しかしながら合成効果の種類自体は11種と非常に多く、ハズレ枠を抜きにした選択肢の数では【智謀の首かざり】【聖守護者のゆびわ】すら超えている。
しかも、1種の効果に特化させるのが基本の他のアクセと違って一つのアクセに3種類付与するという性質上完成形の数は非常に多く、また職業やコンテンツに合わせて複数の完成形を使い分けることが前提のデザインとなっている。
そのため、ひとつひとつの仮面自体の汎用性は劣悪であり、この点も最初期に評価されづらい一因となっていた。
Ver.7.0現在、錬金釜で魔犬レオパルドカードを作る事が不可能な上に確定ドロップにもなっておらず、合成エナジーもまだ20と高めな為、種類を用意するのにも多大な資金と手間を擁してしまう。

合成効果について

合成効果の「必殺チャージ時○○」は素の必殺チャージ率による行動時やダメージ時のチャージ判定だけでなく、装備・宝珠の効果などあらゆる必殺チャージで発動する。詳しい仕様は【必殺チャージ】に記載。
その条件からして、実用上は各種の「行動時○%で××」や【絆のエンブレム】の「絆時○%で××」に近いものと言える。
行動時バフとしての実質の発動率は、基礎の1~8.3%+閃き宝珠の3%+装備によるαといえる。例え必殺技を積極的に使う気が無くてもこの仮面を使うなら閃き宝珠の有無の影響が大きいので、ぜひ装備しておきたい。
【軍神のゆびわ】【神智のゆびわ】よりは安定しないが、必殺を温存していれば絆のエンブレムよりは安定するだろう。また、その絆のエンブレムと効果を被せて期待値を上げるのも有効。
もちろん、この仮面自体の開戦時必殺チャージ効果でも発動するため「開戦時○%で××」相当でもあり、風宝珠「始まりの○○」系と同じ使い方もできる。
宝珠と全く同じ効果が無いのもポイント(始まりのバイシオンと必殺チャージ時バイキルト、始まりのキラキラポーンと必殺チャージ時弓聖の守り星とが少々被ってはいるが)。
この仮面単独で「開戦時10(+2)%で××」相当となるが、開戦時必殺チャージ効果の付いた【輝石のベルト】で更に発動率を上乗せしてもよいだろう。
 
【聖騎士の堅陣】は効果が強力なためか発動確率が10%と低めになっている。
それ以外の効果は100%発動するため、聖騎士の堅陣で埋める以外は理論値というものが存在しない。
なお、聖騎士の堅陣以外の「必殺チャージ時 ○○」については、同種の合成効果が複数ある場合でも1度しか発動しない仕様になっている。
例えば「必殺チャージ時 バイキルト」が2つ以上ついていても発動は1度限りで、攻撃力が2段階低下した状態から一気に2段階上昇した状態になることはない。
これは「必殺チャージ時○○」は言い換えると「必殺チャージ時100%で○○」であり、合算して200%となるが100%を超えた分が切り捨てられるため効果が発揮されないと捉えるとわかりやすいか。
 
合成無しでも悪霊の仮面の上位版として使えるが、フィールドでの狩りでならともかく、上記の通りエンドコンテンツでは合成効果の方が最重要となるため本領を発揮するにはやはり合成が不可欠。
しかし、攻撃・防御特化や職業・コンテンツ別の特化など様々な完成系が考えられるため、合成効果の選択が悩ましいアクセサリーである。
難しいことを考えずに悪霊の仮面の延長として1個作るだけならば、職や状況を選ばず有効で、必殺技特有の溜めの長さに対するフォローにもなる聖騎士の堅陣埋めが特に無難と思われる。
唯一綺麗に理論値と呼べる形のため心理的にスッキリできるのも、人によっては利点と言えるか。
 
合成効果の選び方の一つとして、必殺技を積極的に使う前提なら必殺技の効果に合った効果を選ぶというものがある。
例えば、必殺チャージ後に【マダンテ】を使う流れが定番化している【魔法戦士】で使う場合は魔力かくせいと早詠みの杖の効果を付けておくとマダンテを強化できる。
【踊り子】も同じ構成で物理攻撃中に【荒神の舞】を引いたときに【覚醒のアリア】を使う手間を省いてテンション乗り【ギラグレイド】を即放てるようになる。
また、【バトルマスター】【ラッシュバーン】を始めとした物理攻撃・攻撃力依存技や変身時だけ物理アタッカーにスイッチする【竜術士】【ドラゴラム】についても、必殺チャージ時バイキルトと組み合わせることで使用時にバイキを切らす心配がなくなる。
 
逆に必殺技とのシナジーを重視しないならば、疑似的な開戦時・行動時バフ、もう一つの絆のエンブレム枠として欲しい効果を選ぶことになる。
この使い方では、特に競合アクセとの差別化が重要となるため、「特定バフの維持に特化させることで安定性を上げる」「構成上自由に付与できないバフを持ち込む」「1枠で複数のバフを掛けられることを活かす」など運用目的を明確にしたい。
 
「特定バフの維持に特化させることで安定性を上げる」使い方としては、この仮面+絆のエンブレム+将軍指輪(+武器・防具効果)の併用によるバイキルト・早詠みの杖の維持特化などがある。
物理職や呪文使用職において「バイキルトや早詠みの杖に強く依存しながら能動的な自己強化手段に乏しく不自由する」という場面はかなり多く、特に長期戦で自動バフ特化は有効な選択肢となる。
「構成上自由に付与できないバフを持ち込む」使い方としては、【邪神の宮殿】の三獄での【僧侶】限定などの職業制限におけるバイキルト付与手段が代表的。
また、【ピオリム】【クロックチャージ】の使い手がいないパーティ構成でピオラ効果を付けることで疑似的な【行動間隔短縮】装備として扱うといった運用も可能。
厳密には全く付与手段が無いわけでもないが、「呪文・ブレス耐性が欲しいが【マジックバリア】【フバーハ】の使い手がいないため各自が魔結界・心頭滅却するしかない」というシチュエーションでも、仮面で自動化すれば面倒な個人別バフ管理の手間を減らせる。
「1枠で複数のバフを掛けられることを活かす」使い方としては、攻撃・回復呪文職において早詠みの杖+魔力かくせい・聖なる祈り(の片方または両方)を一括管理するといった運用が考えられる。
これらの職では、仮面で自身が必要な呪文系バフをまとめて取ることで、バフ管理用アクセとして魔導将軍以上の価値を発揮させることができる。
さらに魔導将軍の代わりに耐性リングを装備し、耐性と競合する体下防具の錬金枠を魔力に回すといった選択もしやすくなる。
僧侶などでも有効だが、呪文系バフの付与手段に制約のあるスーパースターやデスマスター、そもそも自力で不可能な魔法戦士や【海賊】にとっては「構成上自由に付与できないバフを持ち込む」ことにもなり特に有効だろう。
 
なお、自己強化系の必殺技を持つ職の場合はその効果と仮面の効果が被る場合があるが、それを承知で被せることにも意味はある。
その必殺技を毎回使うつもりでいるなら流石に無駄が出やすいが、必殺技は全体的に硬直が長く、ものによってはCTもありチャージ後即使えるとは限らないため、必殺技を省くという選択肢を用意するのも悪くはない。
具体的には、【まもの使い】ではバイキルト・スカラ・ピオラを付けることで、自動で発動する疑似【ビーストモード】として活用することができる。
同様に【魔法使い】【賢者】でも、呪文系バフ特化仮面を付けることで、そのまま必殺技【ミラクルゾーン】【神の息吹】の効果の一部を再現できる。
しかし、この2職については必殺技自体の効果が強化され極力使いたい物となった為、現在はピオラや相手に合わせた防御バフ、あるいは堅陣埋めの方が有用か。

サポート仲間について

【サポート仲間】につけて登録する場合は、基礎効果がデメリットになることが多い。
サポート仲間は必殺技を優先的に使用するので、新必殺技を覚えている場合2ターン必殺技に割かれてしまう。
開幕にバフを撒く役割を担う【旅芸人】【扇スキル】を持つ職業はかなり相性が悪い。
素早く攻撃する事が求められる【まもの使い】【バトルマスター】は元々持つ必殺技がネックだが、新必殺技の威力も高い為、大抵の雑魚モンスターを瞬殺する事も可能。
盗み金策用の【盗賊】以外に装備させる場合は、【必殺技】の技効果を考慮しておきたい。
必殺技にMP回復効果のある【レンジャー】【魔法戦士】ならばフィールド経験値狩り目的でも腐りにくい。どちらの必殺技も攻撃面での強化も全員に付与されることも評価点だろう。
魔法戦士は【エナジーフォール】【マジックルーレット】の順で使うこともあるためMPが空になった状態で戦闘が終了してしまう場合がある。これについては後にガンガンいこうぜじゃないと使わなくなるよう調整されたことで解決した。
【スーパースター】は必殺チャージしてしまうと【ミリオンスマイル】を出すまでにかなり時間がかかるようになる。
 
合成効果については【心頭滅却】【魔結界】【早詠みの杖】など【いろいろやろうぜ】にしないと使用しない特技を付けておくとハイエンドコンテンツ攻略の際に便利なサポになるかもしれない。特にサポ殺しのジャンプ技対策に【ホップスティック】はおいしい。
ただし、サポート仲間は必殺技を優先的に使用してしまうので、短期決戦となるフィールド狩り用のサポート仲間においてはやはり相性が悪い。

変遷

Ver.5.3

【邪蒼鎧デルメゼ】におけるまもの使い用の顔アクセとしてお呼びがかかる。
まもの使いの場合、【妖蛇のムチ】+【まものマスター】+【ムチスキル】+【ガナドールスーツセット】【行動間隔短縮】【双竜打ち】のモーションの長さが合わさることでターンがほぼ最速で回ってくるようになり、また元々の威力が高いことで死神のピアスの効果が薄いため、仮面の効果でバイキルトと心頭滅却を掛けることが有効とされている。

Ver.5.4

2020年は白銀の星夜祭は開催されなかったが、【聖天の使い】から全プレイヤーにクリスマスプレゼントとして1つ配布された。

Ver.6.2

必殺技全般がカメラワーク改善・発動キャンセル可能になり、さらに一部必殺技は効果自体がテコ入れされたことにより、必殺技を切り捨てて必殺チャージを仮面のトリガーとしてのみ使う運用の有用度が相対的に低下。
特に、魔法使い用の早詠みの杖・魔力かくせい、賢者用の早詠みの杖・魔力かくせい・聖なる祈りの効果付与の重要性は薄れたと言える。
と言っても他の職業での需要はあるし、トリガーとしてのみ使う運用も引き続き残されており、これらの需要が完全にがなくなったというわけではないので切り捨てるのは早計。

Ver.6.3

全職業に新たな必殺技が追加された影響により、【サポート仲間】における扱いが難しくなった。
特に【エナジーフォール】のように職業によっては装備させるデメリットのほうが大きくなってしまう場合があるので注意が必要。

Ver.6.4

【マスタークラス】は必殺技を持たないが、代わりに使用できる【ゾーン】発生時にも本アクセの効果は発揮される。
特に本バージョンで実装された【ガーディアン】は普通の自己強化技を持たない(スカラ系以外はほぼ独自のバフ)ため、本アクセの合成効果はかなり有用である。

Ver.7.0

フリーバッジの導入に伴い仲間モンスター【モンスターバトルロード】外で必殺技を使えるようになったため、このアクセの効果を活用できるようになった。