【悪霊の神々】

Last-modified: 2023-11-16 (木) 12:03:29

概要

広義的にはDQ2のサブタイトル。
ないしは、同作のラストダンジョンにおいて、ボス・ハーゴンの前座として出てくる【アトラス】【バズズ】【ベリアル】の3体を総称して指す。
 
DQ10においては、(それぞれ同名の別人と思われる)アトラス・バズズ・ベリアルのトリオが3組現れる。

  1. 【不死の魔王ネロドス】の配下、【魔軍十二将】のメンバーとしてのアトラス・バズズ・ベリアル。
    ネロドス達の時代が描かれるVer.4.1ストーリーでは登場しないが、それより先に各個人および3人揃ってのチームが【コインボス】として実装されていた。
    なお、ネロドス配下としての3体は特に神格扱いされていないため、神々の名は単なるチーム名と見るのが妥当であろう。
  2. 【冥王ネルゲル】の配下としてのアトラス・バズズ・ベリアル。
    ネルゲル強戦で、通常版のベリアル&【アークデーモン】に代わりこのトリオが召喚される。
  3. 【破壊神シドー】の配下としてのアトラス・バズズ・ベリアル。
    【アトラスネオ】【バズズエリート】【ベリアルオリジン】の名義で登場し、原作DQ2よろしくシドーの前座として一体ずつ対戦することとなる。

本作のゲーム内で「悪霊の神々」といった場合は、基本的に1.の内チーム型コインボスとしての悪霊の神々を指し、本頁でも基本的にこれについて解説する。

コインボスとして

【魔法の迷宮】【悪霊の神々コイン】またはカードを投入することで挑戦でき、3体をまとめて相手することになる。ボスの間に鎮座するシンボルはバズズ。
DQ2はもとより今作でも壮絶な死闘の末倒してきたモンスターが同時に出現するボス戦ということで、発表当初はプレイヤー達の驚愕で迎え入れられた。
 
かつては『まもののむれがあらわれた!』と表示されていたが、現在は『悪霊の神々があらわれた!』となっている。
また、本来の討伐報酬である【悪霊の仮面】とは別に、【バトルチョーカー】【ソーサリーリング】【銀のロザリオ】が別枠で手に入ることがある。
ちなみに【チームクエスト】【達人クエスト】でアトラス、バズズ、ベリアルが対象となっているものは悪霊の神々戦で代用する事も可能。
当然単体でやるよりは難易度が高くなるが、現状では特に何の事故すら起きずに勝てるので、対象のコインを別々で貯めておいたり買うぐらいならこの強メダルだけ貯めておけばこの三体のどれが来ても使えるし、道具欄の圧迫も防げて一石二鳥。報酬の悪霊の仮面も伝承先である魔犬の仮面の作成パターンが多岐にわたる為、多数作っておきたいので需要が高い。強いて短所を挙げるならば単体相手より多少時間を喰ってしまうぐらいか。

攻略

通常

単独で戦う時よりHPが低くなってたりするが、使用してくるスキルの威力は変わらず一瞬の油断が全滅につながるので気を引き締めてかかろう。また、バズズとベリアルは2回連続行動をしないという変更点がある。
 
確実な手段として一般的なのは【スーパースター】を入れて【ラリホーマ】や見惚れを駆使して1匹ずつ仕留めていく方法。
順番はバズズ→アトラス→ベリアル。ベリアルが一番眠りやすいのでこの順序である。範囲攻撃で眠っている奴を起こさないよう注意。
他メンバーはラリホーマを確実に決める為に【暴走魔法陣】の使い手を入れておきたい。アタッカー【魔法使い】か、サブヒーラー【賢者】か、MP補給やバッファーとして【魔法戦士】を入れるかは戦略と相談。
 
【旅芸人】を入れて【スリープダガー】でラリホーマの撃ち漏らしを眠らせるのもアリ。【僧侶】2人構成にするとかなり危ない状況でも立て直しが容易になるのでかなり安定感がでる。
物理アタッカーには【バトルマスター】【武闘家】など、挑戦するメンバーの得意構成で問題ない。バズズは毒が入り難いが、眠らせやすい短剣構成もあり。
 
この戦法では1匹ずつを相手にするやり方の為、とにかく眠らせ続けることが重要。上手く寝てくれないと一気に壊滅するので注意。長丁場になるのでMP管理も怠らないようにしよう。
上記のように難易度が高く、構成の幅も広いため人気のコインボスでもある。
 
見事討伐すると【悪霊の神スレイヤー】の称号が得られる。また、他の悪霊単体の称号を得ていなければそちらも得られる。

プチ

通常のものよりも能力が弱体化された悪霊の神々。3体の基本的な行動内容等はプチ悪霊単体戦のそれに準じる。
変更点は、プチバズズとプチアトラスのHPが低くなっており、プチバズズがたまに2回連続行動をしなくなっている。
また、プチベリアルは怒り時にヘルファイアとジゴスパークの威力が上がる。
レベル80であればわざわざ寝かせなくても勝利する事は充分可能であるが、ベリアルのデスファイア、バズズのザラキと痛恨(怒り時)、アトラスの痛恨には気を付けよう。

通常のものより能力が大幅に強化された悪霊の神々。
一応悪霊強単体で登場するものよりは大地の怒りが約500程度のダメージ(非怒り時)になっている等攻撃力をはじめとしたステータスは下がっている他、通常の悪霊の神々時と同様眠りが有効になっており、バズズ以外はそれぞれ戦闘開始からアトラスが90秒、ベリアルが180秒経過するまで一切の行動を行わないようにといった風な専用の調整が行われている。
ただし最大3回連続行動も相撲ゲージの短さによるターンエンドまでの早さは単品時同様健在となっており、大苦戦は免れないだろう。
しかしバズズは2回連続行動になっている他、ベリアルはベホマを使わないといった点がある。
 
三悪魔本では賢賢魔パラで賢者がバズズ強に魔道の書を入れ、魔法使いが暴走ラリホーでバズズ強(と動き出したらベリアル強)を寝かせ続け、パラディンがアトラス強を隔離しながらアトラス強→バズズ強→ベリアル強の順に倒すという戦法が紹介された。
ちなみにVer.3.5後期まで、討伐モンスターリストに載るにもかかわらずみやぶれなかった。現在は仕様上、倒せば自動的にみやぶった状態となる。
 
2015年2月に公開された【ドラゴンクエストX 国勢調査】時点では、プレイヤー側の勝率5.6%(【伝説の三悪魔】は75.7%)と極めて難易度の高い相手であった。強さも然ることながら、カードの入手が比較的容易であるため気軽に行って返り討ちにあったプレイヤーが多いのではないかと分析されている。
【150スキル】【達人のオーブ】が実装された昨今となっては、アトラス強が動き出す前にバズズ強を倒すことも可能になった。
もし動き出したとしても、状態異常成功率アップを習得した短剣持ちがスリープダガーやナイトメアファングで寝かせれば安定して倒すことができる。
【ミラクルもろば】全盛時はハンバトを入れて削るのが流行したが修正されたため廃れ、一方で【真・やいばくだき】が強化された戦士入りの構成が増えており、Ver.3.4後期時点では各種スキルの強化に加え宝珠や装備の充実もあり、戦士二人に旅僧の鉄板テンプレLv96パーティーなら武器を問わずサポ討伐することも比較的容易になってきた。
また、通常のものと違ってアトラスやベリアルが動き出すまでに十分な猶予があるため、今では場合によっては通常よりもかえって戦いやすいと感じるかもしれない。
 
Ver.3.2で邪神の宮殿に封印の聖灰が追加されてからはアクセ稼ぎにもっとも効率が良いと言うことで注目が集まるコインボスになった。
当初は踊3旅等の攻撃的な短剣構成が人気だったが、その後は他職の強化もあり、概ねどんな構成でもあまり討伐時間に変わりはなくなってきている。
聖灰以外でも破片からの【白紙のカード】も稼ぎやすい。

遍歴

Ver.1.3

実装。

Ver.1.5

【冥王ネルゲル】強戦で出現するようになった。当然悪霊の仮面は落とさないし達人クエストも達成出来ないが。

Ver.2.0

BGMが【戦い】に変更され古参ファンが歓喜した。

Ver.2.1

2014年4月下旬の「ニコニコ超会議3」で「プチ悪霊の神々」への挑戦ブースが設けられた(会場内の試遊機にログインしたプレイヤーに送られた「プチ悪霊の神々コイン」を魔法の迷宮で捧げる仕組み)。
この時点では【みやぶる】できず、倒しても図鑑に載らなかった。討伐報酬は【ふくびき券】10枚、ドロップアイテムも【ふくびき補助券】だった。

Ver.2.2

2014年8月2日の「ドラゴンクエスト夏祭り」のエキシビジョンとして「悪霊の神々」が登場。強コインボスの3体を調整なしで一度に出したため、挑戦者達はあっけなく敗れた。

Ver.2.3

「プチ悪霊の神々カード」「悪霊の神々強カード」実装でプチおよび強が正式に登場。強はエキシビジョンで出たものよりも調整されて、現在のバランスに。
これに合わせて、以前の挑戦でプチ悪霊の神々を倒していた場合、その分が討伐数に加算され、討伐数が0から1になった場合は図鑑に新しく掲載された。
 
【モンスターバトルロード】でもモンスターチームとしてBランク以上で登場する。チーム名はまんま「悪霊の神々」。

Ver.6.2

下位コインのアクセ確定ドロップに伴い、悪霊の仮面は確実に出るようになったが、悪霊の神々強はドロップアイテムに不備があったとして、不具合発生~2022/10/14までに悪霊の神々強メダルを使ったプレイヤー全員に悪霊の神々強メダルが返還された。
お知らせではどのような不具合か詳しく書かれてはいないが、恐らくバトルチョーカー等の悪霊の神々個別でドロップするアクセサリーが出なくなっていたと思われる。
なお、その個別でドロップするアクセサリーは引き続きランダムドロップになっている。

討伐報酬

関連項目