【ライトニング・デス】

Last-modified: 2022-11-30 (水) 05:44:26

概要

かつて【魔界】にその名を轟かせていたモンスターによるバンドグループ。メンバーは全員、体のどこかにバンドのシンボルマークが刻まれている。
もとは【サンダーシャウト】【プークプック】のまめちしきの2ページ目にて言及されていたが、Ver.5.5後期のクエスト【モンスターバンド再始動!】でその全容が判明する。
ちなみに過去作には同名の名を冠した特技が存在する。
 
同じスラム街出身の大声で歌うのが好きだったライトや文学青年のレイクランらが中心となって結成。
その歌詞は時の政権(恐らくゼクレスのもの)批判など過激そのもので、魔界の老若男女魔物問わず大ヒット。
300年前に行われた【デスディオ暗黒荒原】でのライブは、荒原を埋め尽くすほどの大観衆で魔界を震撼させたほど。
 
実はドラムのみ当初のメンバーと入れ替わっている事も判明する。
これは前のドラマーが興奮してうっかり【メガンテ】をしてしまった事でご臨終になってしまったようで(これからすると、最初のドラマーは【ばくだん岩】【デビルロード】の可能性がある)、ドラマーを募集した結果、1万通以上の応募から「DW」が選ばれている。
この時、DWを開発したデルクロアも技術者としてバンドに協力することとなり、彼らの楽器もデルクロア開発のものが使用されている。
 
しかし、デスディオ暗黒荒原でのライブの翌日、ライトは突如バンドの解散を宣言。
これはファンにとってもあまりに唐突なものだったため、「批判を受けた時のゼクレスの政権から解散の圧力をかけられた」とか、「音楽性の違いからライトがレイクランを殺害したから」とか、「ギブスンの恋人100人のうち99人が殺された」とかの憶測が流れていたが、実際はそんな物騒なものではなく、頂点に達したことでこれ以上上を目指せず自らの音楽でやれる事に限界を感じたライトが決め、音楽と同じくらいライトを大切に思っていた他のメンバーもその想いを受け入れたためである。
 
それから300年経ち、魔界が平穏になった事や【アストルティア】の連中にも知ってもらえる機会が出来たことを知ったライトは、バンドを復活させようと試み、たまたまデスディオ暗黒荒原の彼らの練習スタジオを訪れた【主人公】に仲間を呼び戻すことを依頼する。
紆余曲折あってバンドのメンバーは再び集まり久々にセッションしたものの、その内容があまりに酷い有様で(聴いていた主人公は失神しかけた)、この300年間それぞれの事情で誰もまともに練習できていない事を知り、ゼロからのスタートで時間はかかりつつも、練習を重ねてかつての栄光を取り戻せるようにしていく事にしたようだ。
彼らに憧れたコピーバンドが現代でも活動しているなど、ライトニング・デス復活に期待しているかつてのファンは少なからずいるようである。DWによれば、【シリル】という青年から楽しみにしていると声をかけられたらしい。
 
ちなみにデルクロアもライトニング・デスの再始動を喜んでおり、楽器やDWのメンテは頼まれれば引き受けるつもりだが、他にやりたいことがあるので再びエンジニアとして関わるつもりはないようだ。

バンドメンバー

  • ライト(ボーカル・作曲、サンダーシャウト)
    ライトニング・デスのリーダー。メンバー曰く、後先考えず突拍子もないことを言っては周りを驚かせていたとのこと。それでもメンバーはついてきていたことを考えると、リーダーとしての素質は強かったようである。ちなみに、主人公については「大魔王と同じ名前」という認識のみでイコールとは思っていなかったようだが、最後の台詞からして「もしかして」と気付いた模様。
  • レイクラン(ベース・作詞、元【ガーゴイル】→現【ぼうれい剣士】
    演奏の他、バンドの出演交渉や広報活動も担当。バンド解散後はバルディスタで一兵卒として働いていたが、ある時同僚の誤爆を食らって死亡、ぼうれい剣士として蘇ったとのこと。つまり、レイクランが死亡したというのは事実だが(その後蘇ったが)、ライトに殺されたというのはデマだった。マントにあるバンドのシンボルは生前体に入れていたタトゥーであり、蘇った時には刻まれていたらしい。
  • DW(ドラム、【キラーマシン2】
    デルクロアによって開発されたキラーマシン2で、その性格も開発者にやけに似ている。バンド解散後、不調を感じてデルクロアに直してもらおうとゼクレスに赴くも既に本人はアストルティアに亡命していた後であり、結局完全に故障した状態でゼクレスにたたずんでいた。なお、DWの証言からバンドがゼクレスの圧力に潰されたというのはデマだったということが判明する。
  • ギブスン(ギター、【バトルレックス】
    バトルレックスでありながら力が弱く、モテるためにオノよりギターに傾倒していたところスカウトされバンドに加入した。雑誌記事によると甘え上手とのことで、全盛期に彼女100人いたというのは事実だがそのうち99人がバンド中に殺しあったというのはデマ。実際はバンドが解散したことで99人がギブスンの元から離れ、残ったのがフェンダただ一人だったというもの。現在はファラザードにて二人で商売を始めているものの、その実態はフェンダ主導でギブスンは完全に尻に敷かれており、甘え上手というよりは頼りないイメージが強くなっている。

メンバーと関連している人物

  • 【デルクロア】(DWの製作者。楽器のメンテナンス等の設営スタッフも兼任)
    上記の経緯でエンジニアとしてバンドに関わっていたが、解散後は【オジャロス】の秘密研究室に就職していた。そこで300年近く働いた後、自由な外出すらできない労働環境に嫌気がさしてアストルティアへと亡命するのだが、バンド運営に関わっていた彼がゼクレス魔導国で消息を絶ったこともゼクレスからの圧力というデマに信ぴょう性を持たせていたと思われる。
  • 【フェンダ】
    バンド解散後もギブスンの元に留まった唯一の恋人である【アックスドラゴン】。現在は妻となっており、商売の傍ら旦那を尻に敷いている。ギブスンのバンド再加入に対して「(商売があるのだから)ダメに決まってるでしょう」と即反対、どうしてもというなら自分を倒してからにしろと主人公に要求してくる。なお、本来であればギブスンに自分を倒させることを想定していたとのことだがそこにはあまり期待していなかったようで、実際には自らもバンド再結成を望んでいること及び主人公の覚悟に免じて、ギブスンのバンド加入を容認した。

その他バンドに影響された人物

  • 【ミスター・シャウト】(レイクランが話題にしてたライトのそっくりさんと思われる。)
  • 【クレイジー・プック】(バンドメンバーに欠員が出た際に応募した1人と思われる。上記の通り募集されてた役はドラマーであり、笛担当は求められていなかったので落選。)