【08号】

概要

Ver.4.3ストーリー【砂上の魔神帝国】に登場する【魔神機】の一体。
【リウ老師】が使用する機体だが、彼の指示によりミニボディが分離して主人公に同行し、【キュルル】が離脱中だったり睡眠中だったりする間は代理で、事実上のナビゲーション役を務めることになる。
あの丸型ロボットは本来は08号の子機のような位置づけなのだが、こっちの方に愛着があるプレイヤーも多いことだろう。

詳細

型番が二桁なのでリウ老師の謹製（それも帝国技術庁が把握していない最新型）と思われる。
他の労働魔神機に混ざって【ガテリア皇国】からの捕虜とされた人民を監視（のふりをしてレジスタンスに協力）している。
　
ガテリアからの捕虜データにない主人公を不審者とみなし捕縛するが、リウ老師の要請により拘束を解き、「偵察ミニマムモード」となって頭の部分から丸いミニボディを取り出し、旅に同行する。
顔に当たるパーツはランプ式の両目だけだが、細めたり笑ったり怒ったりと表情豊か。
　
主人公を全面的に信頼し、主人公の巨人探し、リウ老師の【ビャン・ダオ】の潔白証明のため、町の人との会話などからの情報収集を事細かに行い、次の行動のアドバイスもしてくれる。
リウ老師が【反重力飛行装置】に搭乗する際は【マリッチ】同様翼部に収まる。
　
機械の調整技術なども優れているようで、【ウルタ皇女】も目を付けて自分のもとにとどめようとしていた。
　
帝国技術庁での戦いが終わると同時に08号の任務も終わり、リウ老師の元に帰還し魔神兵のボディに戻った。
　
現代において【リウ老師の探知機】が示す【ダラリア砂岩遺跡】の中庭の【ウルベア魔神兵】の元に行くと、なんとその機体が08号だったことが判明（この魔神兵とは【いにしえの竜の伝承】で一度会っているが、【古代のレンチ】入手に際して調べることになるボロボロの手記にはこの魔神兵が08号であることが記されているため、覚えていた人もいるかもしれない）。
既に機能を停止していたが、「非常もーど」で最終起動。
以前はリウ老師と誤認されていたが、（歴史が改変されたためか）主人公のことをはっきり認識してくれ、リウ老師が約束した対抗策である【太陽の弾】を託し、最後の任務を無事終えたことで今度こそ完全に機能停止した。

【秘密のサプライズ大作戦！】

体の調子が悪くなったようで、言葉が途切れ途切れになってしまっている。
【ボレッチャ】?によれば「恋煩い」ではないかということで、機械繋がりでマリッチに恋をしたのではないかと考えていた……のだが、なんと恋をした相手はマリッチではなくウルタ皇女。メインストーリー中に「いいこいいこじゃ」と頭を撫でられた時に嬉しそうな顔をしており、恐らくこのあたりからといった所か。ちなみに、マリッチはこのことに気付いていたようで、クエスト中にプレゼントをマリッチに渡そうとすると、それは自分ではなくウルタにあげるよう促してくれる。
主人公と別れることを寂しく思っていたが、次の相手をちゃっかり見付けていたようで、正しく伝えてあげると08号もとても喜んでくれて調子も元に戻った。

【ついてクン】

クエストをクリアすると、【08号カプセル】?が手に入り、08号のついてクンが使用可能になる。
時の妖精などと違い、空中で上下にはブレず静止している。言語機能はないが、時折機械音が鳴り、本物同様表情を変える。
本物の08号が最終的に壊れてしまったため、模造品とはいえ「もう1度08号と冒険できる！」とついてクンシリーズでは愛用するプレイヤーが多い。

【モンスターバトルロード】

Ver.5.4より彼のスペシャルバッジが登場。装備すると必殺技【ウルベア超技術】?を使用できる他、75%で被ダメージの5%MP回復、【MPパサー】が追加される。また最大HPが80、しゅび力が80上がる。
金銀銅はなく、【ウルベア魔神兵】虹と【ダークネビュラス】虹、【メタッピー】金3個との交換で光バッジを入手可能。
　
必殺技はダストン互換。そちらと比べるとより【電池】に特化したスキル構成となっている。最大HPは若干下がったが、守備力で補われている。

余談

偵察ミニマムモードの姿は『地球防衛軍テラホークス』に登場した量産球型ロボット「ゼロイド」に似ている。魔神機全般の「01号」のような機体番号の振り方そのものもここから来ている可能性がある。