【ドン・モグーラ】

Last-modified: 2021-12-26 (日) 19:42:40

概要

【魔法の迷宮】【コインボス】【ドン・モグーラコイン】またはカードを使用すると戦える。
討伐報酬は【大地の大竜玉】または【大地の大竜玉の破片】で、上位プレイヤーはこれのために周回を要する。
倒すと【土竜大将ブレイカー】の称号が得られる(「土竜」は「もぐら」と読む)。
実装は【Ver.3.1】前期の2015年9月24日。この翌月にはエンドコンテンツである【常闇の竜レグナード】が登場している。亜種に【神獣パチャティカ】【輝晶獣ボイボゥ】がいる。
 
初出はDQ8で登場したモグラのボスであり、部下を集めては音痴な歌でリサイタルを行うというキャラ。
更にDS版では追憶のモグーラが登場し、お供の子分共々強化されて登場している。
本作では、呼び出す仲間が子分だけでなく「バンドなかま」にまで拡張され、華麗な歌声は特技【芸術スペシャル】に混乱効果、【真・芸術スペシャル】に混乱+幻惑+おびえの効果がつくという形で表現される。のみならず、【スタイルチェンジ】でビビッドカラーなアフロを被ってテンションバーンが付くというハジケっぷりだ。
一人称は「ワシ」。
 
戦闘前は左手に持った月影のハープを指でなぞったり、サングラスをかけ直してしげしげと眺めていたりする。意外とかわいい
戦闘開始時に口笛を吹き、指をパチンと鳴らす。これはDQ8で子分を呼ぶ時のモーションがそのまま再現されている。
図鑑の2ページ目には「かつて さる王国の宝物である 貴重なハープを盗みだし 欲望のままかき鳴らした」とありDQ8と同一の個体のようだ。
レアドロップで落とす【きんかい】もやはりどこかの宝物庫からかっぱらってきたんだろうか?
また「ワガママ放題のガキ大将」とあり、完全にジャイ○ンとして扱われている。
 
なおリリース当初、本来10月1日にリリースされる予定だったものを無理に1週間早めたためか、ミネアからカードがもらえずオーグリード福引き景品のコイン限定となっており、宝珠もドロップしなかった。これらは10月1日のメンテナンスで修正された。
 
DQ8から初のコインボスだが、次の【Ver.3.2】でも【暗黒の魔人】と、DQ8出身のコインボスが2つ続くことになった。
前月に3DS版DQ8が発売されている(発売日8月27日)ので、それを踏まえた選択だろう。
また【Ver.3.3】ストーリー【闇を抱く月光の楽園】で神獣パチャティカが登場するので、元ネタを先出しする形で素材活用を図ったと見ることもできる。

攻略

楽器を持った素手と柔らかそうな腹肉とは裏腹に、5万以上のHP、900以上の攻撃力、500以上の守備力と、自身も仲間も特技が充実かつ強力と相当な強さを持つボス。
 
残りHPの割合に応じて【スタイルチェンジ】を行う。
スタイルチェンジ中は頭が色付きのアフロになり、その切り替わり順は通常→緑→通常→黄→通常→赤で固定(地味にサングラスの色も変わる)。
必ず一度「スタイルリセット」で通常状態に戻ってから次のスタイルへ変化するが、ダメージを極度に与えすぎると緑にならず黄色になるといったように途中がスキップされる場合がある。
ただし緑のアフロに一度でもなった場合はどんなにダメージを与えても黄色をスキップすることはない。
スタイルチェンジおよびスタイルリセット使用時には専用のセリフがある。
 
アフロを被っている状態では、その色によって物理(緑)・魔法(黄)・全ての攻撃(赤)のどれかに対する【テンションバーン】効果を持つ。 
なお、このテンションバーンは時間経過や【ゴールドフィンガー】【零の洗礼】などでは消えない上に、呼ばれた仲間は全員ドン・モグーラの【テンションアップ】に対する【テンションリンク】特性を持つ。
ドン・モグーラのテンションバーンでどんどんテンションが上がってしまうため、仲間を呼ばれたら極力モグーラに触れず、仲間を最優先で撃破したい。
ドン・モグーラ自身は毒以外の状態異常(マヒ・眠り等)に完全耐性を持っているので注意。
なお、図鑑に載るのはドン・モグーラのみ。
 
主流となった構成は魔戦、魔使、賢者×2。
まず魔導の書、ぶきみなひかり×2、超暴走魔法陣+暴走魔法陣を敷いてフォースブレイクを入れてドルマドン、メラガイアー、マダンテ等呪文攻撃乱発で仲間を呼ばれる前に殲滅してしまうと言うもの。
4000だの5000だの4桁ダメージが次から次へと出るこの戦法は中々爽快。
この戦法で一番大事なのはスタイルチェンジされると仲間を呼ばれて収拾が付かなくなってしまうので、絶対に最初に焦って攻撃しないこと。また、フォースブレイクを撃つタイミングも重要。
体勢が整わないまま焦って撃つと倒しきれずにバンド仲間を呼ばれてタコ殴りにされて終わるので、魔法戦士はタイミングをしっかり計ること。
撃つタイミングとしては【芸術スペシャル】使用中がベスト。モーションが長めの上にダメージも小さいため、一斉攻撃のタイミングとしては申し分ない。
魔法戦士の超暴走魔法陣の更新も重要となるので忘れないようにしたい。
不運にもフォースブレイクを入れた直後に連続で攻撃されるなどして誰かが落ちた場合は次のフォースブレイクのチャージ完了を待ったほうが良い。
 
他、攻撃開始から飛ばしすぎると一気に黄色アフロになって呪文テンションバーンがかかってしまう。
事前の攻撃準備がしっかり整っていればスタイルチェンジにターンを費やし、攻撃して来る前に戦闘は終わることもあるが油断は禁物。
最初から最上級呪文は撃たず、緑アフロになってから撃つようにしよう。
 
また、【キラキラポーン】を使える職がいないので、全員に混乱耐性が必須。
上述通り芸術スペシャル使用中が絶好の攻撃チャンスであり、1人でも混乱すれば解除のために手数を割かなければならないため、フォースブレイクの効果中に削り切れない場合すらある。
そのため1人でも用意を怠れば、その時点で失敗がほぼ確定すると言ってもいいほど重要である。
 
通常モード中に強化をしまくったバトマスらが、同様にスタイルチェンジも仲間呼びもさせずに1分足らずで撃破するスタイルも存在する。
もちろん、物理構成での正攻法でも倒せる。時間はかかるが、呼び出された仲間を優先して潰していけば事故も起こりにくい。バンドなかまは仲間を強化するクレイジー・プックから倒していく。
福引3等に落ちて安くなった頃になるとむしろ物理の方が主流になった。
 
サポ討伐はテンションアップからの大地揺らし、真大地揺らしでサポート仲間が壊滅することが多い。
単体なら立て直せることが多いが、特にバンドメンバーいる状態で食らうとバンドメンバーの攻撃が激しいため、追撃で落とされることが多い
これを防ぐには、防御を考えて行動するより、ガンガン攻撃してスタイルチェンジによる行動キャンセルを頻発させた方が結果的に安全になる為、回復職より攻撃職を増やした方が良い。
バージョンが進むにつれ火力が上がったことから、やっかいな特技を使われる前に倒せてしまえるようにもなっている。魔剣士サポは「バッチリがんばれ」だと【いてつくはどう】でテンションを飛ばしてくれる場合がある。

通常

アフロのない普通の状態。スタイルリセットによってアフロ状態から戻った場合、前の状態でかかっていたテンションバーン状態は解除されるが、他の行動をすることなくすぐ次の段階へ移行する。
しかし、極稀にこの状態のまま怒り状態になり、スタイルチェンジすることなくそのまま普通に攻撃してくる場合がある。滅多に起こることではないが、こうなるとスタイルチェンジ中のテンションバーンがなくなり、厄介な行動を取ることも無くなるので攻撃のチャンス。起こればラッキー。
【パラディンガード】【モンスターゾーン】のタイミングを合わせて無理やり起こすことも出来るが、この二職はモグーラ戦と相性が特別良いわけではないので呼ばれることがまずなく、そもそもこれらの必殺技を発動させること自体がチャンスターンにもなるのであまり意味は無い。
PVではこの状態でモグラの子分をPまで呼んでいるが、普通に戦っていればこんなことはまず起こらない。

第1段階

ワシの本気を見せるモグ!
スタイルチェーンジ!

頭が緑色のアフロになり、常に物理テンションバーン状態になる。また、モグラの子分を2~4体呼ぶことがある。
子分の能力は高くなく、また【芸術スペシャル】で混乱することがあるためそこまで厄介ではない。
精々【大地揺らし】中に喰らうと危ない程度。
短剣構成の場合、モグーラに毒は入るが、物理テンションバーンによってスーパーハイテンションになると毒状態が解除されるので要注意。

第2段階

ま…負けないモグ!
ここから逆転するモグ!
ピンチかもしれないモグ!
作戦変更モグ!

頭が黄色のアフロになり、常に呪文テンションバーンになる。仲間呼びでは【モグラのエリート】を2~4体呼ぶ。
エリートは呪文テンションバーンのリンクだけでなく、自ら超ちからためを使ってどんどんテンションを上げるため、放置は危険。
ここから大地揺らしと芸術スペシャルの強化版である【真・大地揺らし】【真・芸術スペシャル】を使うようになる。
特に真・大地揺らしはネクロゴンドの波動と同じくジャンプ回避系の即死技で全滅の要因になりかねないので、常に使う技が見えるようにして必ず回避したい。痛恨の一撃もここから使うようになる。
この形態のうちに【鉄甲斬】を入れておくと、地味に後々の苦労が軽減される。

第3段階

次こそ本気モグ!
スタイルチェーンジ!
こ…こうなったら
あいつらを呼ぶモグ!

頭が赤色のアフロになり、全ての攻撃に対して常にテンションバーン状態になる。
初手は必ず【バンドなかま呼び】【エル・マーマン】【クレイジー・プック】【ミスター・シャウト】が出現する。呼んだ後はドン・モグーラの攻撃が盾ガードされ難くなる謎の効果がある。
緑・黄の仲間呼びとは異なり一度成功すれば二度と呼ぶことはないが、【チャージタックル】などでスタンさせても、再度バンドなかまを呼ぶ可能性がある。
怒り状態になれば呼ばなくなるため、この状態になったら速攻をかけて怒り状態にしてしまうのも手。
バンドなかまを呼ばれてしまった場合はドン・モグーラ含めどいつから先に倒すかを事前に相談しておくとよい。
HPがかなり減っているはずなのでそのままモグーラから倒す手はなしではないが、その場合は周りのテンションには要注意。
基本的にはシャウトから距離を取っておたけびを回避しつつ、マーマンまたはプックから狙うことになるだろう。
ドン・モグーラを倒しても仲間を倒すまで戦闘は終わらない点にも注意。

プチ

Ver.4.3で実装。
HPは約15000と大幅に減少しており、このHPでノーマル同様3回のスタイルチェンジを再現していることが災いし、こちらが強くなれば、スタイルチェンジするばかりで何も出来ないまま倒れることも珍しくない。
呼ばれる仲間たちも名前こそノーマルと一緒だが弱体化されている。
 
モンスターリストの2ページ目によると「プチドン」と呼ばれることには、少な目に盛られた丼ものに思えて違和感があるらしい。

使用特技

討伐報酬

【大地の大竜玉】
【大地の大竜玉の破片】 2or4個

人形たちの奏演

第4幕の魔女オリビアに取り憑いている場合がある。
本物と違ってアフロの色や大地揺らし等のモーションがわかりづらい、仲間を呼ぶため長期戦になりがちと、出てもらいたくない相手としては1,2を争う。
 
Ver.3.4後期の調整のおかげでHPが大きく下げられた。
各種攻撃技の脅威は変わっていないが、ある程度の火力があればスタイルチェンジを繰り返してる間になかま呼びやバンドなかま呼びを使用させる前に討伐することも可能になった。