【バトエン】

概要

【Ver.4.0】で実装されたコンテンツ。
90年代半ばに小学生の間で大流行した「バトルえんぴつ」による遊びを再現したもの。
あまりにも流行ったので小学校では担任教師によって制限、没収されたなどの逸話がある。
元の商品については本家の【バトルえんぴつ】を参照。ちなみによーすぴがエニックスに入社して最初に与えられた仕事はバトエンの製造管理であった。
　
本作では、えんぴつの形をした魔法の玩具だと説明されている。
フリーバトルを実行する際に「バトルエンゲージ」の専用ロゴが表示されることから、これが正式名称と思われるが、「エンゲージ」は「交戦する」という意味なので、対戦することを指しているのかもしれない。
　
実装はVer.4だが、追加パッケージは必要なく1stパッケージのみでも遊ぶことができる。
【キーエンブレム】を1つ以上入手した後に【港町レンドア】北宿屋にいる【レジェス】からクエスト【バトエンファイター誕生！】を受けると参加できる。
　
なお、Ver.3.5時点で【アスフェルド学園】内に「バトエン同好会室」という部屋が解放されているので、本来はここでの実装を予定していたと考えられる。
　
バトエンを転がす画面も完成するなどかなり開発が進んだ時点で、スケジュールに間に合わないことを理由にりっきーの判断で中止されたが、その後りっきーと安西Dが担当スタッフから会議室に呼び出され涙を流して嘆願されたことにより、開発再開が決定。Ver.4.0で実装された初期バージョンは、本来Ver.3.5後期をもって退任予定だったりっきーが例外的に開発の指揮を執った。
なお、4.1以降も安西Dの下で順次改善や拡張が続いている。
なお現状（Ver.4末期）では過疎化が進んでおりフリーバトルはなかなか4人そろわないことが多い。原因としてはおそらくバトルトリニティやモンスターバトルロードと違ってポイント交換で手に入るものはいずれもおしゃれ装備か家具のみで、換金できるアイテムが一切手に入らないことが考えられる。
　
その対策として【バトエン大会】を年1ペースで開催しており、プレイのみで達成可能な【大魔王の代筆家】の依頼にもまれに選ばれる。

基本ルール

デッキはバトエン3本とどうぐ消しゴム2個で構成される。
対戦時には1本ずつ場に出し合い、素早さ順に振ることで攻撃する。同速のバトエンが複数いた場合はランダムで決まる。
攻撃内容は持っている技の中からランダムになるが、バトエンをチェンジした場合のみ一番上の技確定で攻撃できる（チェンジアタック。回数制限あり交換できるのは2回まで）。
3本のHPがすべて0になったら負けであり、勝ち残るには戦略と運が必要である。鉛筆の中には「時間を稼ぐのが得意」「チェンジで飛び出して奇襲が得意」「一属性に攻撃が偏ってる代りにハイスペックで、クライマックス向け」などの特徴があり、先鋒、次鋒、大将を明確に定めて選んでみると戦いに幅が出るだろう。勿論好きなエンピツで戦い続けるのもまた一興。
10ターン目（第3回バトエン大会中は前半後半共に8ターン目）からは「クライマックスバトル」となり、全ての攻撃が全員に当たるようになる。かつてはNPC戦は15ターン目からクライマックスバトルであったがVer.4.1から10ターン目に変更されている。
　
バトルで得たバトエンポイントは宿屋前にいる【バトエン屋コロペン】に話しかけると、バトエンや景品との交換ができる。

どうぐ消しゴム

ターンの戦闘前に使用出来、場に出ている自分のバトエンに効果があるアイテム。
デッキに2種類セットでき、それぞれ1バトルに1回使用出来る。
最初使えるのは上やくそうとラブチョコのみだが、【バットエンド】のNPCに勝利することで使用出来る消しゴムが増えていく。
　

バトエン一覧

バトル開始前に転がす画面などでは▲のバトエンも存在するかのように見えるが（リアル世界のバトエンではある）、開発中に試したところ攻撃が非常に当たりづらくなってしまうことがわかり、結局▲のバトエンは実装されないことにしたと語られている。

フリーバトル

オートマッチングでプレーヤー4人を集めて対戦する。あまり強調されていないが【コロシアム】以来となる常時開放のPvPコンテンツである。
暴言が飛び交うことが容易に予想できるためか、プレイ中はチャットの発信が出来ない。ルームチャットやチームチャットは使えるので在籍している人同士であれば会話はできるが、プレイしていないメンバーも聞こえてしまうのでほどほどにしよう。
また、途中退室後は一定時間の参加制限（１０分）が掛かる。停電やフリーズなどの不可抗力でも制限はかかってしまうので注意しよう。
　
戦闘終了後、順位に応じたバトエンポイントを獲得する。

　
1位を取った回数はカウントされ、回数に応じた称号が得られる。
同じターンに負けた者は皆、そのターンで一番先に負けた者と同じ順位になる。
たとえば同じターンで2人負け、2人勝ち残りだった場合、敗者は同率3位。
めったにないことではあろうが、全員最後の一本で【ばくだん岩】等の攻撃後自滅する技が炸裂し、全員がそのターンに負けた場合はなんと全員1位になってしまう。
　
実装当初は1位が300P、2位が200Pと獲得ポイントが美味しくなかったが、Ver.4.1よりアップされた。
また、【放置プレイ】対策として2ターン連続で操作されない場合、バトエンファイトから強制的に外されるようになった。

ストーリー

バトエンを一定数集める度にレジェスから【バットエンド】戦闘員(NPC対戦者)を紹介される。
勝つことで各種報酬がもらえ、バトエンの種類が追加される。
なお、いつでも再戦可能。

変遷

Ver.4.0

実装。

Ver.4.1

• 【バトエン屋コロペン】に交換品が追加。
• バトエンを遊びやすくなるように以下の点を調整
  • エンピツが転がる動作、消しゴム使用時の動作を短縮。
  • ターン開始時の「○ターン」、ターン毎の「～のこうげき！」を短縮。
  • 攻撃をミスした時の「ミス！」、ターン終了時の「残り○ターン」を表示しないように。
• ストーリー序盤の対戦相手が使用する「バトエンの数」を初戦のみ1～2本に減少（再戦時は3本で変更なし）。
• ストーリー中のバトエンで「クライマックスバトル」が開始されるターンを15ターン目から10ターン目に変更。
• 【アモデウス】と【キラーマシン2】に「転び無効」の効果を追加。
• フリー対戦時にもらえる「バトエンポイント」が増加（1位:300P→400P、2位:200P→300P）。
• フリー対戦中に2ターン連続で操作されない場合、バトエンファイトから強制的に外されるように。

Ver.4.2

• 「なかま対戦」が追加。
• バトエン屋コロペンに交換品が追加。

Ver.4.3

• 新規のエンピツが7種類追加。
• バトエン屋コロペンに交換品が追加。
• 時間切れでターンが終了する前にカウントダウンの演出を行うように。

Ver.5.0

• 新規のエンピツが6種類追加。

Ver.5.5後期

• 「なかま対戦」「フリー対戦」時にプレイヤーが集まらなかった場合、NPCが代わりに参加するようになった。このNPCはスライムやキメラなどのモンスターの顔アイコンなのでプレイヤーキャラとの区別は容易である。

Ver.6.0

• 使用率の高いバトエンが下方修正、使用率の低いバトエンが上方修正された。
  • 下方修正：おおさそり、アームライオン、アサシンエミュー
  • 上方修正：モーモン、ドラゴンキッズ、シルバーマント、ボーンバット、くさった死体

Ver.6.5後期

• 幾つかのバトエンに調整が入った。