【事故る】

Last-modified: 2018-04-22 (日) 09:49:35

概要

想定外のアクシデントや確率的な悪運などによって、 組み立てていた狙いや予想・戦略などが崩されることを指すネットスラング。

殆ど場合『この通りにやればまず成功できる』と言う状況が覆された時に使い、元の成功期待値が低いケース(一部職人の大成功など)が、半ば想定通り失敗した場合などにはあまり使われない。

良く使われる場面

ボス戦

1番良く使われるのはシナリオやコインなどのボス戦において。
性質上綿密な戦略を立てなければならないので、ある意味当然ではある。
その中でも最も多いのが、想定外の【魅了】【痛恨の一撃】によってパーティが壊滅した場合だろう。
魅了耐性100%にするには、まずは【ぐるぐるメガネ】【理論値】を完成させることに加えて、高額な装備一式が必要と超えるべきハードルは高い。
回復も、全職で使える【ツッコミ】の成功率が100%ではなく、【エンドオブシーン】【旅芸人】専用と、Ver.2.4後期に至っても魅了が原因の事故をなくすということは難しい状況が続いている。

2番目に挙げられるのは、各種必殺技など、長い発動時間の隙を突かれて壊滅させられると言う状況。
特に僧侶の【聖者の詩】・武闘家の【一喝】・パラディンの【パラディンガード】などは仕様上、発動するチャンスが来るのは殆どの場合『決まれば逆転・潰されれば壊滅』と言う状況下のため、実際は数秒程度の発動時間が、息を飲むほど長く感じられたりする。それが潰された日には、もう・・・。

その他にはドラゴン系ボスの【かがやくいき】連発、素早いボスの集中攻撃による僧侶壊滅など、確率要素における悪運も良く挙げられる。
比較的良く話題になったのは

その他、各種シナリオのボスなど。
強ボスの連戦時は比較的事故りやすいというジレンマが、一時期ネタ話として良く話題に上った。

討伐・狩り戦

たくさんのモンスターを倒し続けなければならないため安定した戦術が求められるのだが、不安要素を100%封じる方法、というのはなかなか存在しない(あったとしても、準備が相当面倒だったりする。)
また一戦程度なら容易くても、数十回戦い続けると集中力の低下などから事故を誘発することも多い。
ここでもまた、予期せぬ【痛恨の一撃】が不安材料として挙げられることが多い。

またこれらの討伐戦では、例え勝っても勝利時に自分が死んでいるとカウントされないと言うルールがあるため、
サポート狩りなどをしていた場合、この状況も広義では「事故った」と言われる。

良く挙げられたのは死に際に射程・持続時間の長い【メラゾーマ】【岩石おとし】を放たれて相打ち事故、というケースで、この場合は例え勝ってもカウントされないばかりか、シンボルも消えてしまうので2つの意味で悔しさを味わうことになる。

プレイヤースキル

そして1番問題になりやすいのが、このプレイヤースキルによる操作ミスだろう。
本作は他のMMOなどと比べると、比較的ゆとりのあるゲームスピードであり、また小さなミスも挽回しやすく、それのみが破綻の原因に直結することは少ないが、現実としてはこれらPSによる事故は存在しており、残念ながらそれが軋轢に繋がる事もまた然り、である。

良くあるのは

  • 急な電話や来客での操作ミス
  • 「どうぐ」欄のアイテムが多すぎて小瓶と聖水を間違える
  • 回復すべき仲間の優先判断のミス
  • 不意にコントローラーを落として相撲相手を抜かせてしまう
  • 【ラグ】により、回復役の行動が遅れてその間に範囲攻撃で全滅

などだろうか。

特に僧侶と賢者は緊迫した場面で要求される作業量・思考量共に忙殺され、負担が他の職よりも膨大になりがちであり、それ故に心ならずミスしてしまうことも多い。
残念ながらそれらの事態に対して、『サポの方がマシ』などと、心無い揶揄を飛ばすプレイヤーも少なからずいる。

だがやはり、そういった事態も含めて、快くプレイするのがマナーだろう。
バージョンが進むに連れて【せかいじゅの葉】が入手しやすくなったりと、運営側もこういったPS事故による軋轢を減らす試行錯誤はしているようなので、今後の改善策の動向に、期待が持たれる。