概要
【ツスクルの村】を治める巫女。学び舎の校長でもある。
【ラーの鏡】無しで【主人公】の正体を見抜く、風の声を聞いて魔物の襲来を察知するなど登場人物の中でも有数の実力を持つ人物。
本人曰く【世界樹】を守る役目を背負い生きているらしい。
実は500年前のエルフの集落にて、母【ヤクル】に付き従う幼い彼女と会うことが出来る。
レイダメテス事件時にヤクルの世界樹が甚大な被害を受けたため、次なる巫女としてヤクルから不老の秘術を受け、同時に死別する。
以後何百年もの間天涯孤独に生きてきたが、300年前にある悲恋を経験する。詳細は【遠い約束】のページに記載。
【いにしえの竜の伝承】(Ver.3.0ストーリー)
新たなる世界樹誕生の知らせを風の声で察知し、自らの命と引き換えに【世界樹の花】を誕生させ一度は散華する。
しかし【エルドナ】からやがて世界を覆う闇から世界樹の花を守って欲しいという神託を受けたこと、そして【フウラ】が誘拐されたこともあり、世界樹の花を身に宿すことで再び生を得る。
ただ、やはり彼女の願いは【コハク】の元へ逝くことのようである。
【いばらの巫女と滅びの神】(Ver.5.0)
主人公が【魔族】の姿に変わった後、【アストルティア】の住民のほとんどの台詞は変化しないが、彼女はストーリー中限定でそのことに気付いているかのような台詞を話す。
おや…… 〇〇〇〇…… 異形の姿に 変わっているようですね? 他の者は気づかなくとも 私には わかります。
……困難な状況に 置かれているのですね。 しかし 風は告げています。そなたならば きっと その苦難をも 乗り越えられると。
そなたの行く道に 風の守りがあらんことを。
【闇の根源】(Ver.5.5前期)
ここでの登場で【キャラクターボイス】がついた。役者は能登麻美子。
そして、長かった彼女の生にもいよいよ終わりの時が訪れる。
エルドナから誕生させた世界樹の花を託す時が来たとの神託を受け、自身の最期が近いことを悟り、世話になったツスクルの村の人々との水入らずの別れの宴席を設ける。
魔瘴に苦しむ魔界から来た【ユシュカ】と主人公もこれに水を差すことはできず(この件については、ストーリーの待遇上で著しい種族格差を生むと判断されたためかエルフ主人公であっても参席できない)、【新エテーネの村】で一日待つこととなった。
宴席では急遽アズランから駆け付けたフウラや【領主タケトラ】なども交え、村の人々一人一人に言葉をかけ、別れを惜しんだという。
この辺りは詳細には描かれなかったが、Ver.3.0ストーリーとほぼ同じ流れだったと思われる。
翌日、約束の場所である【久遠の森】の世界樹の前にやって来た主人公とユシュカに世界樹の花を託す。
その際、これ以上大切な人々の命を失わせたくないというユシュカに「別の手は無いのか」と言われるが、彼女は世界樹の守り人としての宿命を受け入れていた。
そして、世界樹の守り人が自身で最後となるよう、主人公に必ず【異界滅神ジャゴヌバ】を打ち果たすよう誓わせて送り出す。
この時は、主人公がエルフとして生き返しを受けていた場合のみセリフが異なる部分がある。
その後、想い人のコハクの魂が彼女の魂を迎えに姿を現す。
ヒメアは【女神ルティアナ】を復活させ闇の根源を倒すという重責を主人公たちに押し付けてしまった事への後悔を打ち明ける。
コハクからは「それでも今回こそは君を連れていく。風となって彼らを見守ろう」と言われ、意を決した二人の魂は天へ昇っていった。
そして、遺された彼女のなきがらはツスクルの人々によって丁重に母ヤクルと同じく世界樹の近くに埋葬された。
Ver.6.0
聖天舎の2階、F-4で読める【星導秘録】という報告書にて言及される。
これによると、英雄の候補として天星郷へと導くことが提案されていたが、コハクに不老の術を施して異形の姿にしてしまったことや心中を試みて使命を放棄しようとしたことが英雄に相応しくないと判断され、候補から抹消されたことが記述されている。
【美の競演! 第5回アストルティア・クイーン総選挙!】
予選をエレガント部門で突破し、本選出場。
ごほうびのヒメアソファはヒメアが正座をしているため、10キャラで唯一背もたれなしの特別仕様。
このような晴れがましい舞台に戸惑いもあったようだが、結果は僅差512票及ばずの6位。
5位が推薦枠で新鋭キャラの【ラピス】であったことを鑑みれば、大健闘だったと言えるだろう。
DQ10オフライン
過去編にて幼い彼女が主人公に同行し、ゲストキャラクターとして共に戦う。
ただヒメアと会話するシーンが大幅に増えたにもかかわらず、ツスクルの村外伝の内容が変わっておらず、ヒメアが初対面のように話しかけてくるため、オルフェア外伝でこちらを覚えていたフォステイルと比較すると若干違和感のある内容になっている。直接時を渡ったフォステイルと、500年を生身で生きた彼女では記憶に差があっても当然かもしれないが。