概要
【天星郷】各地の本棚で読める書物。
過去に英雄として選定することが提案された者と、選定に至らなかった理由が記された議事録である。
英雄候補の条件は強さ、功績等を加味した総合的判断で決められる。
最終的な目標が英雄を神へと成すことの為、本人の器量やその責任を負わせるとして仕方がないとはいえ、どこか監視者としての立場を強く持っている判断が多い。
魂の回収は判明している限りは例外を除いて死と同時期。
選定の方法は具体的だったり未来の出来事も理解しているため、何かしらの技術を利用していると思われる。
英雄として挙がった候補
【勇者アルヴァン】
- 所在:聖天舎1階 C-4
- 功績:【不死の魔王ネロドス】のアストルティア侵攻を阻止。
- 選定に至らなかった理由:【盟友カミル】の命をグランゼドーラ国民よりも優先し単身で魔王に挑み命を落としたことでグランゼドーラ王国を導く役目を放棄したため。
Ver.6.5後期のクエスト【勇者の歴史書】をクリアすると内容が書き換わり、英雄として迎え入れるということになったが結論を出すのに時間を掛け過ぎたため魂の回収に失敗したという内容に変更される。
【巫女ヒメア】
- 所在:聖天舎2階 F-4
- 功績:【学びの庭】を創設し優秀な人材を輩出してアストルティアの発展に貢献、世界樹の花を自らの命を賭して守り抜いたこと。
- 選定に至らなかった理由:【コハク】に不老の禁術を施して【呪縛の魔獣】にさせてしまった挙句、彼と心中しようとしたため。
【ギルガラン王子】
【ラーディス王】
- 所在:神都フォーリオン中層 E-5
- 功績:波紋の音叉を建造し加護の歌のチカラによってウェナ諸島全域の安全を確立。
- 選定に至らなかった理由:自らの研究に没頭するあまり【暴君バサグランデ】に有効な手立てを打てず、娘の【セーリア】が永遠の水に入水する事態を招いたため。
【アリア】
- 所在:神都フォーリオン上層 F-7
- 功績:ウェナ諸島に統一国家を樹立。
- 選定に至らなかった理由:すでに姉【リナーシェ】が英雄に選ばれており、功績の多くは姉による所が大きいため。
【レトリウス】
- 所在:転生の園 D-6
- 功績:エテーネ王国を建国。
- 選定に至らなかった理由:選定の対象だったが、死んだはずの魂がどこにも見つからなかったため。
その他
議事録はないが、数人の人物がところどころであがる。
- 【グルヤンラシュ】
かつて(【クオード】がグルヤンラシュ名義で)英雄候補に挙げられていたという話を聞くことができる*1。
しかし選定理由は明かされておらず、またその評価も真っ二つに分かれ、最終的には「人を殺し過ぎた」という理由で候補から外されたとのこと。 - 【国王コウリン】
Ver.6.2メインストーリーで、英雄候補に挙げられていたという話をユーライザから聞くことができる。選定に至らなかった理由は不明。 - 【ザンクローネ】
ユーライザ曰く「物語の登場人物でなければ英雄候補になり得た」とのことなので対象外のようだ。