【MMO】

概要

MMORPG（Massively Multiplayer Online Role Playing Game）の略。
大規模多人数同時参加型オンラインRPGと訳される。
リアルの社会をゲームに落とし込んだ感じの内容で、プレイヤーは生産・戦闘・ハウジングと様々な遊びの中で自分以外のプレイヤーと交易し、直接交流を深めることを重視された設計になっている。
（交易のない戦闘だけのオンラインゲームは、単に「MO」と称される。）
　
1997年の「Ultima Online」以来、MMOはインターネットの普及に伴い発展し、数多の新作がサービスインされてきた。
「EverQuest」「ラグナロク・オンライン」「World of Warcraft」などが代表的である。
【吉田直樹】や【安西崇】など、海外MMOのコアプレイヤーを経験した本作スタッフも多い。
更に時を遡ると、郵便経由で4000人規模のテーブルトークRPGを行う「プレイバイメール」というジャンルが昭和末期にはあり、【齊藤陽介】プロデューサーは「蓬萊学園」のコアプレイヤーだったことを後に明かしている*1。

　
DQ10はシリーズ初のMMOであるが、それでも【藤澤仁】らの尽力で数あるMMOの中では一人プレイに親和性のある作りになっており、従来のシリーズのように遊ぶことも可能にはなっている。
しかし、やはり前提にあるのがMMOであるためすべての要素を遊びつくすにはやはり人との連携プレイが欠かせなくなっている。
MMOのDQ10としての批評はこちらなどを参照。
　
膨大にかかるプレイ時間の為に生活を犠牲にした【廃人】などが社会問題になったり、【RMT】やハッキングといった不正行為も日頃から存在している。
こうした問題はゲーム会社全体が常に取り組んでおり、イタチごっこではあるが解決に向かっているものもある。
また、プレイヤー自信のモラルにもかかっているので、気持よく遊ぶためには人との関わりのあるゲームであることを忘れずにプレイすることが大切であることを気をつけよう。