【いのちのリング】

Last-modified: 2019-11-28 (木) 20:58:26

DQ5

【装飾品】としても装備可能な重要アイテム。
【イブール】を撃破すると手に入る。
【ほのおのリング】【みずのリング】とともに【海の神殿】の石像に捧げることにより、魔界への扉を開く鍵となる。
公式デザインは赤い石のついた指輪である。
 
名前も効果もDQ3などに登場する【いのちのゆびわ】と似ているが、実質的には超強化版。
他の2つの結婚指輪と違って戦闘中の道具使用の効果や耐性はないが、そんなことはどうでもいいくらいの超性能。
具体的には、装備中は移動中に1歩ごとにHPが10ずつ回復し、さらに戦闘中も毎ターン終了時にHPが10ずつ回復する。
この移動中の回復量ははっきり言って異常であり、このリングを装備しているキャラは戦闘終了後に回復する必要がほとんど無くなる。
例えば5キャラ分動いただけでHPが100ポイントも回復する、というあたりでお分かりいただけるだろうか。
装備できるのはファミリーだけだが、最もスタメンを張りやすい【主人公】【男の子】に装備させるのがよい。
装備メンバー同士で、まとまったダメージを受けるたびに付け替えればノーコストで大量に回復できる。
 
なお、いのちのリングを回収して、大神殿から脱出するときに、リングを介して【マーサ】語り掛けてくるイベントがある。
また、このイベントを見た後は、主人公が道具使用するたびにマーサの声が聞こえるようになる。
イベント前に使用しても、「しかし ここでは 何も おこらなかった!」となるだけ。
さらに、魔界突入前後で聞こえる台詞の内容が変わる。(マーサが死亡した後でも聞ける。)
ただし、例外として海の神殿の石像の前で使用した時だけは、石像に装着するだけで、マーサの声を聞くことはできない。
特にメリットはないものの、常に母の声を聞けるのは貴重である。
 
なお、石像に装着した後に回収することも可能であり、魔界に行った後に【ジャハンナ】(もしくは【エビルマウンテン】)をルーラ登録してしまえば、そちらの方法で行き来できるため、登録後に回収するといいだろう。
というか、回収しない手はない。必ず3つ共回収しよう。
なお、イブールはこれがないと【ミルドラース】のいる魔界に行けないということを知ってたかは不明。だが、少なくともイブールがこの事実を知っていないと自身が信仰する神が倒されてしまう可能性が高くなるので、勇者根絶やしのついでに回収したのかもしれない。
 
ちなみに、これを装備した状態で各種【ダメージ床】に突入すると、1歩ごとに回復量とダメージの差だけ回復する。
命のリングの回復量を上回るダメージ床は存在しないので必ず回復するが、回復→ダメージの順で処理されている関係でダメージ床の上ではHPが全快状態にはならない。

リメイク版

移動中に1歩ごとに回復するHPが1ずつに大幅弱体化、というかゲームバランス的に正常化した。
デザインが変わり、3つのリングが共通デザインとなり、色違いの丸い石がついた細身の指輪というシンプルなものになった。
命のリングは石の色が瑞々しい新緑を思わせる美しい緑色となった。
 
このリングから母(マーサ)のぬくもりを感じ、【哀愁物語】が流れるのはSFC版と同じだが、DS版・スマホ版ではリングを入手すると即座に【ふくろ】に入れる。その後に母のぬくもりというフレーズとBGMが来るので、感動的なシーンがちょっと味気ない感じになってしまう。
(DQ8にも少し似たような状況があるのだが、今回は長らく行方不明の尊い母である)
 
しかし、パーティーに【女の子】がいる場合に話しかけると、

「あのね… そのゆびわ ちょっと見てもいい?」
 
(「はい」を選ぶと)
「このゆびわ 持ってるだけで 気持ちがすごくあったかくなるね。ふしぎ…。」

と、心温まるコメント(ナイスフォロー)をしてくれる。よかったねおばあちゃん。