【きりさきピエロ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:17:28

概要

紫色の道化の姿をした一つ目の怪人。
【カメレオンマン(DQ6)】の上位種、【キラージャック】の下位種にあたり、ボスモンスターに【悪魔道化師ゲイザー】がいる。
 
名前の由来は恐らくイギリスの有名な連続殺人鬼「切り裂きジャック」からだろう。
名前の前半部とキラージャックの後半部を足せばこの名前になるが、両手に持っているのは釵(サイ)みたいな三叉の武器であり、切り裂くよりも突き刺しに向いている。
DQ10オンラインでは【きりさきダガー】という【おしゃれ装備】の短剣として登場している。

DQ6

【ムドーの城】で、【ムドー】第一形態のお伴として左右に2体登場する。リメイク版では、専用グラフィックが用意された。見られるのは一瞬だけだが。
普通のザコとして出現する個体もいるが、【魔術師の塔】周辺や【ゼニスの城】南西、上【クリアベール】など、微妙な場所の地上ばかり。
通常攻撃のほか、バギ属性に応じてダメージが増減する【しんくうぎり】を使ってくる。
 
直前に戦っていたカメレオンマンの上位種……のはずなのだが、一部のステータスはカメレオンマンより低い。
攻撃力・素早さ・回避率の3つがカメレオンマンより下がっており、下位種より弱いという感じがぬぐえない。亜種と言った方が正しいだろうか。
麻痺に完全耐性を持っているが、SFC版では【どくがのナイフ】の追加効果がザキ耐性を参照する設定ミスがあるため、これで麻痺させることができる。
 
ムドー戦ではムドーが【ルカナン】を使ってくるため、連発されるとこいつの攻撃も地味に痛くなってくる。
また、HPは高くメラ系に弱耐性があるので、下位種のように【ほのおのツメ】のメラミで一撃とはいかない。
倒してもムドーに呼び出されてすぐに補充される上に、ムドー本体が1ターンに20前後の【自動回復】も備えているため、こいつは無視してムドーを先に集中攻撃で倒した方が良い。
 
稀に【ピンクパール】を落とすことがある。

漫画版

漫画版ではムドーの腹心として、試練の塔でネルソンを操ったりと、序盤からボッツたちの邪魔をする。
地底魔城での戦いでバーバラに「股裂きピエロ」と罵られ、部下を全員ギラで焼き尽くされた挙句にボッツに斬り捨てられて散った。

DQ10オフライン

【レーナム緑野】の崖下(強敵エリア)に生息。
かえん、マヒャド、しんくう、いなずま斬りと多彩な剣技を繰り出す。
通常ドロップは【よごれたほうたい】、レアドロップは【暗殺武器の歴史】
クエスト【罪深きバラのように】で討伐対象となる。

DQ10オンライン

強化された個体(2体)がDQ6同様、ムドーに呼び出される。
詳しくはこちらを参照。

DQM1・DQM2

悪魔系モンスターとして登場。
【ひとつめピエロ】同士を配合すると誕生するが、こいつを使った有効な配合は少ない。せいぜい【ライオネック】やら【グリズリー】やらの素材に役立つくらいだろう。どういうわけか、ぬしでも無いのに旅の扉の異世界では野生の個体が一切いないので、図鑑コンプリートの妨げになりやすい。
【バイキルト】を覚えることと配合方法が限定されているため図鑑のためにも一度は作っておきたい。
また、バイキルト以外には【しんくうぎり】【しっぷうづき】を覚える。しっぷうづきは【はぐれメタル】討伐のために引き継がせると心強い。
他国のマスターが連れていることもあり、【せいしんとういつ】【めいそう】【メガンテ】を覚えている。配合が面倒なら、他国マスターから奪うのも良い。ただしメガンテでこちらを壊滅、または肉をやる最中に自滅されないように注意。
DQM2では【はざまの世界】に出現するが、HPも特技も貧弱なので【ドーク】との決戦前に格好の経験値源となる。イル編では何故か格下のはずのひとつめピエロより経験値が低い。
虫系を血統に配合すると【カマキリせんし】(PS版のみ)に、【ホイミスライム】を血統にするとピエロ繋がりか【ピエロスライム】になる。

ジョーカー2プロ

本作で久々にモンスターズ再登場。悪魔系のDランクモンスターでSサイズ。
特性は【デイン系のコツ】【ときどきピオラ】、強配合で【デインブレイク】、最強化すると【AI1~2回行動】が付く。
AI1~2回行動持ちモンスターの中で唯一素早さが1000を超えており、攻撃力も高め。元々早いのに更にときどきピオラで加速し、デインコツ&ブレイクを活かした【ホーリーラッシュ】【シャイニングボウ】などのデイン系斬撃による攻撃が脅威、と意外に恵まれた能力の持ち主。
その反面、当然というべきか耐久は絶望的な低さ。MPも低いので典型的な速攻アタッカー気質である。
 
ただ、AI1~2回行動の速攻物理アタッカーには【こうどう はやい】を持つ【キラーパンサー】がいるため、ポテンシャルの割に注目度が低い。しかし、こちらはマインド系を無効化できるため、【いあつ】【ラブリー】等による不意の行動封じに強い。物理アタッカーとしては斬撃封じが無効なのもメリット。
 
デイン系が得意なモンスターだが悪魔系なので自身もデインには弱いというジレンマ。
猛威を振るう【レティス】に弱いのが不人気の一番の理由か。

テリワン3D

引越しアプリかすれちがい通信でしか入手できない。
原作に普通に登場していたこいつがなぜレア化したのかは全くもって不明。
性能自体は前作と変わっていないため、ひたすらに地味。

こいつに適当な【スライム系】を混ぜれば【ダークスライム】が作れる他、【ヘルビースト】と配合すれば【じごくのもんばん】が、【ワニバーン】と配合すれば【オーシャンクロー】が作れる。

テリワンSP

【引越しアプリ】が無くなったので【やすらぎの扉】等の【黄金郷】に野生個体が出現するようになった。

イルルカ

ちゃんと位階配合で作れるようになった。前作でレアモンスターだったのがウソのようである。
野生のものは【ドークの館】に出現する。武器をお手玉のようにして芸をしている。
豆知識によると、魔界ではあらゆる生物を武器で切り裂くというショーをしているらしい。猟奇的だ……
 
性能はやっぱり変わらないが、デイン系のコツを持つためグランドクロスを消費MP半減で打てる。
【ゆうき】を持つゴートドンが手に入る氷の世界までに作っておくと活躍が見込めるだろう。
プラス値が25以上になるとデインブレイクも覚えるので、てんせいのつえを使って強化すればラスボスまで使える。
もしも所持しているなら【みやび】を付けてあげると相手からのデイン系攻撃にも強くなれる。
 
【新生配合】【ロケットスタート】【メガボディ】化で【こうどう はやい】【ギガボディ】化で【かいしんでやすい】、SP版では【超ギガボディ】化で【まれにマジックバリア】を習得する。
 
配合先は前作と同じだが、じごくのもんばんを作る際の相方がヘルビーストから【サタンパピー】に変わっているので注意。

バトルロード2レジェンド

第一章「よみがえる伝説」から登場したモンスター。
ステータスはHP:613 ちから:65 かしこさ:82 みのまもり:48 すばやさ:90。
技は「あざやかな剣技」と「デイン」。
前者は両手の武器を振り回し、敵全員を攻撃。後者は雷の呪文で敵1体を攻撃。
弱点も特に無く、能力も安定しているので使いやすい。普段はデインで攻撃しよう。
勇者と組むとデインが「いっぱつげい」に変わる。
この技は空中のギロチンの縄を剣を投げて斬り、会心の一撃をお見舞いするが例のごとく外れやすい。
 
なお、レジェンド魔王カードの【ムドー】を使うと、お供にこいつが2体現れる。DQ6の再現だろう。

2010年2月号のVジャンプの応募者全員サービスの【モリーセレクション】で、伝説の三神器、【プロトキラー】と共に同封されていた。

ライバルズ

スタンダードパックにて実装。武闘家専用のスーパーレア。

4/4/4
召喚時:敵ユニット1体につき武術カード1枚を手札に加える

武術カード(テンションスキル等で手に入るカード)を大量補給するカード。
武術カードは全て1コスト以下であるため【ビッグスロース】【さそりばち】といったユニットを強化するパーツとなる。

ウォーク

2020年3月実施のハーフアニバーサリーイベントでボスとして登場し、以降はイベント中に各地に強敵モンスターとして現れた。
後の2020年8月に復刻もされ、2021年2月には推奨レベルが上級職レベル50のほこらのボスとしても登場した。
 
素早さが高く、バイキルトで攻撃力を上げてしんくう斬りやマヒャド斬りといった斬撃でひたすら攻撃してくる。
ヒャド系の4連続攻撃の氷結さみだれ斬りも放つ。
 
こころは黄色でコストは78。
黄色のこころの中ではMPと攻撃魔力が高く、同時期に実装された【魔法戦士】向け。
高グレードのものは体技やメラ系によるダメージを上げ、ルカニや混乱への耐性もつく。

タクト

2022年6月1日開催の「夢幻の世界でモナン無双!?」にて、「【ムドー】SPスカウト」のAランク枠として登場。
悪魔系Aランク、こうげきタイプ。
リーダー特性「混乱耐性+25%」
とくぎは【しんくうぎり】/【シャドーステップ】/「シビれるジャグリング」
覚醒スキル10Pで「フットワーク」30Pで「忍び寄る道化」50Pで「きりさき道化」等を習得できる。