【エテーネの村のおはなし】

Last-modified: 2022-12-23 (金) 22:44:54

DQ10オフライン

DQ10におけるメインストーリーの区分であり、これまでのおはなしで確認する際の分類。
【目覚めし五つの種族のおはなし】に内包される。
冒険の書を作成してゲームを開始した時点から光の神殿に導かれた時点までを指す。
 
一度このおはなしをクリアするまで進行した冒険の書があれば、他の冒険の書作成時には「エテーネの村のおはなし」は飛ばして転生後の種族を選ぶところから開始できる。

特徴

ゲーム開始直後ということもあり、操作方法を覚えたり世界観を提示したりといったプロローグ部分となるため難易度は低い。
ゆっくりレベルを上げながら進行しても2時間あればクリアできるだろう。フィールドやダンジョンには【回復の泉】がある。
ここで登場する雑魚モンスターは後の本編(【出身村のおはなし】以降)よりもステータスの弱い別バージョンとなっている。
 
このときの【主人公(DQ10)】【人間】であり、【見習い】という独自の職業となっている。
レベルは10までしか上がらず、テンション・特技・必殺技は使用できない。このためゲストキャラクターも含めてテンションゲージは無い。
また、【戦歴】【プレイ時間】と戦闘勝利回数のみが表示される。
 
ここで得た各種能力や入手したアイテム・ゴールドは本編には一切引き継がれず、アイテムやモンスターも【収集アイテムリスト】【討伐モンスターリスト】に記録されない。引き継がれるのは名前とスタイル(性別)、そして後に再登場する人間の身体のみである。
各種特典の【プレゼントを受け取る】こともできない。

あらすじ

【エテーネの村】に住む主人公は、両親を亡くした後兄弟姉妹と二人で暮らしていた。
ある日、兄弟姉妹が【ハツラツ豆】を増やす錬金に失敗したことから村の巫女【アバ】がショックで寝込んでしまった。アバの孫である【シンイ】からアバを慰めるために安眠まくらを作りたいので、材料である【干しどくけし草】【フカフカのもみガラ】を集めてきてほしいと頼まれ、村の中をまわって材料を集める。完成したまくらを受け取ったアバは機嫌を直し熟睡した。
 
その後、アバが村人を集めると、村が滅びエテーネの民が死に絶えるという恐ろしい予知を告げる。だが【テンスの花】があれば運命を変えられるらしい。
アバの命令により主人公と兄弟姉妹、そしてアバの孫である【シンイ】の三人でテンスの花がある【清き水の洞くつ】へ向かう。
テンスの花を見つけた一行だが、そこに現れた【魔導鬼ベドラー】という魔物によってテンスの花は焼き尽くされてしまう。
ベドラーを倒した後、兄弟姉妹が一輪だけ残っているテンスの花を見つけ、それを持ち帰ることに。
 
しかし村に戻った一行が見たのは、ベドラーの主である【冥王ネルゲル】に襲撃され、壊滅寸前の村の姿だった。
シンイは祖母を助けるために飛び出していき消息不明に。
そしてネルゲル配下の魔物の攻撃が兄弟姉妹に迫ったその瞬間、主人公の【時渡りの術】の力が発動し、兄弟姉妹は別の時代へ飛ばされる。
二人の行方が分からぬまま、主人公はあえなく殺されてしまう。
そしてネルゲルが空を裂くと、そこから吹き出した邪悪な力が【レンダーシア】大陸をまるごと覆いつくす。
目的を達成したネルゲルは軍勢を連れて飛び去るが、殺された主人公の魂はふしぎな力に導かれ、神秘的な場所で目を覚ますのだった。

DQ10オンライン

サービス開始当初のDQ10オンラインでは、エテーネの村のおはなしはオンライン接続せずにプレイ可能なオフラインモードであった。
2017年のVer.4.0以降は仕様変更によりこの部分も、他のプレイヤーとの入り交じりこそ無いものの、オンライン接続が必須となっている。

DQ11(3DS版)・DQ11S

【冒険の書の世界】ではこの部分のおはなしに関連した範囲のみが登場している。
【エテーネの村】が登場するほか、クエスト【乗っ取られた神々の間】は、まさにエテーネの村を滅ぼされて転生しようとしている段階の主人公が登場するクエストとなっている。