【オーレ!シルビア!】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:24:04

DQ11

主に【シルビア】関連のイベントで流れる曲。
トランペットの軽快な音色を主体としたパレード風の陽気な曲調は、旅芸人シルビアにぴったりと言えよう。
ちなみに、オーレ!(¡Olé!)とは闘牛やサッカーの試合などで味方を応援する場面で良く使われるスペイン語の感嘆詞である。
邦訳するならば「頑張れ!シルビア!」だろうか。
 
2016年末のNHK特番【ドラゴンクエスト30th そして新たな伝説へ】【すぎやまこういち】【岡本北斗】との打ち合わせシーンでも登場。
この収録当時は「シルビアのテーマ」という仮題がつけられていた。
 

原曲版ではシルビアや取り巻きのナカマたちのハイテンションぶりを表しているかのような、テンポの速いノリノリな曲調となっており、賑やかなパレードの情景を表現した感じ。
オーケストラ版では若干テンポが遅くゆったりとしており、高貴な身分の出身でありそしてオネエでもあるシルビアの優美さを表しているような感じで、パーカッションの編成や譜割も原曲から少々変わって原曲とは若干異なる雰囲気になっている。
ノリの面では原曲に一歩譲るが、「曲単体で聴く分には落ち着いていてよい」という意見も多いようだ。
ちなみに、オーケストラ音源の再生速度を120%にすると、およそゲーム音源のニュアンスを再現できる。再生速度を弄れる設備を持っている人は、是非とも速度2割増しで聴いてみよう。速いパッセージが多いこの曲をこの速度で演奏するのは、メチャクチャ難しそうである。恐らくは生演奏におけるテンポを考慮しての変更か、もしくはこのテンポが作曲者が想定していた本来の速さなのかもしれない。

世界に異変が起きた後

仲間と散り散りになった主人公が【メダチャット地方】を散策中に、魔物に襲われている旅人を助けるべく駆け寄ると突如このBGMが流れてくる。
謎の集団と共に颯爽と登場したシルビアが魔物を撃退し、再会を喜ぶのもつかの間、主人公がシルビアのノリと強引さに押され、話の成り行きで【パレードのボス】に任命される。
それからしばらくの間、世助けパレードを引き連れている最中は【フィールド】のBGMがこの曲になる。
また、シルビア再加入後の【ソルティコの町】のBGMがこの曲になる。
 
異変前まで含め、このBGMが流れるイベントでは主人公達の窮地を救ったり、魔物に苦しめられている人々を助けていることが多い。
全体的に陰鬱な異変後の世界で、この曲と共に皆を笑顔にするため、逆境にもへこたれずに活動するシルビアに心打たれたプレイヤーも多いはずだ。

過ぎ去りし時を求めた後

【プチャラオ村】のBGMとして採用される。
シルビアとは直接の関係はないが、【ハッスルじじい・邪】の呪いが解ける前・解けた後共にダンスと縁があるこの村に良く似合っている(ハッスルじじい・邪を倒すと元のBGMに戻る)。
村の外でも、パレードを連れている間はこの曲を聞くことができる。
ちなみにPS4版には「ほとんどの場所のBGMがこの曲になってしまう」という強烈なバグが存在する。

DQ11S

本作ではオーケストラ音源設定にしていてもシンセ音源で流れる曲が存在しており、この曲も「ゆったりとしたテンポではシーンの情景に合わない」との判断があったためか、多くのシーンで強制的にシンセ版が流れるようになっている。
 
逆にオリジナル版通りシンセ音源設定にしている場合でも、一部のイベントシーンや世助けパレードを引き連れているとき、シルビア絡みで町のBGMがこの曲に変わったときなどは、なぜか強制的にオーケストラ音源になってしまう。楽曲の雰囲気とシーンの情景に合わせた使い分けととるか雰囲気を無視した強制ととるかはプレイヤー次第といったところか。
  
もちろん、ユーザーの設定通りの音源で流れるシーンも存在する。

いたスト30th

【シルビア】が優勝した際のハイライトで流れるBGMとして採用されている。

ライバルズ

「笑顔の伝道師シルビア」登場時に流れる。