【カンダタこぶん(DQ5)】

Last-modified: 2024-04-17 (水) 00:09:00

概要

DQ5に登場するキャラクター兼【ボス級モンスター】親分と同じパンツマスクとなったタイプのカンダタこぶん。倒すと捨て台詞を吐いて逃走する。
肌の色が若干緑色で、衣装の色は赤。カンダタの子分なので一応【人間】なのだろうが...ボディペイントやアンダーアーマーのようなものを着ているだけかもしれない。
この姿をしたタイプは、現在のところDQ5にしか登場していない。
 
なお、DQ3とDQ10オンライン、少年ヤンガス、ヒーローズシリーズに登場する金色の鎧のタイプは【カンダタこぶん】
ジョーカー2に登場するカンダタ子分は【カンダタこぶん(ジョーカー2)】をそれぞれ参照。

DQ5

青年期後半の【ラインハット】城(昼限定)と【山奥の村】に加え、魔界の【ジャハンナ】の3つの町に1人ずつおり、それぞれ宝箱を護っている。
人間界にいる奴はともかく、ジャハンナにいる奴はどうやって行ったのだろうか?
 
町村に入ると自動的に主人公→人間キャラの順番に先頭が入れ替わるため、青年時代後半に加入直後のレベルの低い双子や人間キャラを連れていると多少苦戦するかもしれない。
リメイク版ではジャハンナでは順番入れ替えが発生しなくなった。
 
話しかけると戦闘に突入する。
無視して宝箱を調べた場合も戦闘になる。抜け目のない奴である。
戦闘後にも話しかけられるが、その場合【その方向には ダレモイナイ。】というセリフが出る。
 
戦闘では通常攻撃に加え、【ラリホー】を唱えてくる。
しかし【マホトーン】が確実に効くので、黙らせてしまえば特にこれといった長所はない。
HPは500と高めだが、攻撃呪文への耐性も低く、【メダパニ】も効くので倒すのは難しくないだろう。
ただし混乱させると逃げてしまうことがあるので、アイテムドロップを狙うなら注意したい。
 
なお、SFC版では、なぜかカンダタよりもほぼ全ての能力が高くなっている。カンダタよりも後に登場する上に、出会うのは石化後であるため8年は経過している。親分の敗走を聞いて8年間修行でもして鎧に頼るまでもないほどの力をつけたのだろう。
親分の方が子分より弱いのは流石におかしいとスタッフが考えたのか、リメイク版ではカンダタの能力が大幅に上昇。親分の威厳は保てたようだ。
また、リメイクではモンスターの食べ物に食らいつくようになった。おいおい…。
 
それぞれ護っている宝箱の中身は、ラインハット城は【まじんのよろい】、山奥の村は【シルクのビスチェ】
ジャハンナは【ときのすな】(リメイク版は【ストロスのつえ】)。
セリフではいずれも盗んだ宝ということになっており、同じ町の中に元の持ち主と思われる人物がいたりするが、本人に返すことはできず、主人公たちのものとなってしまう。
そもそもジャハンナの奴はどこから盗んだものか見当も付かない。
加えて、倒すと高確率でちいさなメダルを落とす。
3人ともセーブ可能な場所にいるため、落とさなかった場合にリセット→再戦がしやすいのもありがたい。
 
山奥の村は青年時代後半には全く行く必要のない場所だが、【フローラ】と結婚したプレイヤーが【ビアンカ】の顔を見たくなってたまたま見つけたパターンや、ビアンカと結婚したプレイヤーでも、【ダンカン】の安否を確認しに行って見つけたというパターンもあるかもしれない。
DQ5ではシナリオ上は行く必要がなくなった場所でも、歳月の流れを反映した演出が見られるので、各地を回ってみるのは悪くはない。
そして、隠しイベントというほどではないが、こういうオマケがついてくることがある(リメイク版ではオリジナルで何もなかった場所でもオマケが増えている)。
現在では攻略情報が豊富にあり、有名になっているので見逃すことは少ないだろう。