【スカルドン】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:02:32

ここでは、DQ5で初登場した「スカルドン」について取り扱います。
DQ3等に登場する名前のよく似たモンスターについてはスカルゴンを参照。

概要

DQ5に登場するモンスター。
色違いには【ドラゴンゾンビ】【スカルゴン】【バラモスゾンビ】【波怨竜】などがいる。
黄土色に近い体色をした骨の恐竜の魔物で、太古の肉食恐竜の化石が氷河の中から甦り、動き出したもの。
どう見たって恐竜というよりドラゴンだが気にしてはいけない。
氷河の中から甦ったという設定からか吹雪に精通しており、呪文やブレスで冒険者を氷漬けにしようとする。
また、頭骨だけ投げ飛ばしてぶつけるという、骸骨ならではのトリッキーな攻撃法も持つ。
 
ちなみに「~ドン」というネーミングは元々ギリシャ語の「odont(歯)」に由来するもので、主に古生物の命名に使われている(例:イグアノドン、【プテラノドン】など)。おそらくイメージ的には「骨恐竜」のような意味で名付けられたのだろう。
大変紛らわしいことにスカルドンはDQ3のドラゴンゾンビと同じ色(黄土色)を、DQ5のドラゴンゾンビはDQ3のスカルゴンと同じ色(白色)をしている。
また、スカルゴンはドラゴンゾンビの下位種だが、このスカルドンは逆に上位種。
ある意味【ブラッドハンド】【ブラッディハンド】以上に混乱を招く存在となっている。
一応、白色が下位種で、黄土色が上位種という点で見ればDQ3と同じである。
 
公式書籍のモンスター大図鑑ではスカルゴンとは別種扱いになっていながら、実際のゲーム中では長らく再登場もなくDQ5限定のモンスターで表記ゆれの一種のような扱いであったが、DQMJ3でまさかの競演が実現し、晴れて別種であることが完全に証明された。
 
DQ10のバトルコンテンツ「アストルティア防衛軍」には色違い(苔むした黒い骨)の【こけむしルドン】が登場している。

DQ5

【ドラゴンゾンビ】の上位種にあたり、系統最上位種。
【エビルマウンテン】【謎の洞窟】の地下一階に登場する。
マヒャド、凍える吹雪での全体攻撃も痛いが、エビルマウンテンの時点では通常攻撃も結構痛く、強敵。
更にHPが300と高いため、長期戦になりやすい。
ザキ系・ヒャド系は完全無効で、バギ系は軽減、ほとんどの状態異常系も効きにくい。
だが、それ以外の攻撃呪文と炎系の特技、メダパニは効く。
守備力は低いので、バイキルトや強力な呪文を駆使して、一気に片付けてしまおう。
また、ゾンビ系お約束のニフラムも効くので、消耗戦を避けたい人は使ってみてもよい。
外見はどう見てもドラゴンなのだが、ドラゴンゾンビとは違いドラゴン系ではないので注意(ゾンビ系ではある)。
ドロップアイテムは【どくばり】

ジョーカー3

ドラゴンゾンビとはオレンジの色合いで区別されるようになった。こちらの方が体色が濃く、眼が赤い。
【りゅうせんし】【バブリン】の配合で作れる。
特性は【ノーマルボディ】【氷結系のコツ】【じどうHPかいふく】
+25で【亡者の執念】、+50で【アンチみかわしアップ】、+100で【ロケットスタート】
メガボディ化で【ギロギロ】、ギガボディ化で【AI2~3回行動】、超ギガボディ化で【アンラッキー】を習得。
アンラッキーなのは既に死んでいるからだろうか。
 
スキルは【氷結の使い手】

ジョーカー3プロ

今回は【黒鉄の監獄塔】に野生個体が出現する。スカルゴン同様死んでいる状態で出現し、【オークキング】がザオリクで蘇生してくる。
蘇生時のHPは30前後とかなり低いが、【かがやく息】で大ダメージを与えてくるので放置しておくと危険。
稀にオークキング以外のモンスターのお供として出て来ることがある(生きている場合と死んでいる場合がある)。
死んでいる状態で出て来た場合は当然蘇生させてもらえずその戦闘中は何も出来ないが、スカルドンからも経験値やゴールドが得られるのでラッキー。
 
新たに合体特技【地獄落とし】、合体特性【ドラゴンキラー】を覚える。
ドラゴンキラーを覚えるのは生きている竜に対する恨みか。

ドラけし!

【サラボナ】周辺から行ける【エビルマウンテン】の隠しステージに登場。
星3の赤属性で、スキルは下方向かスライド方向を攻撃する「こごえるふぶき」。

ドラゴンに見えるがドラゴンではないとのこと。

余談

2014年に発売したトレーディングカードゲームではドラゴンゾンビが先にカード化されたためか、
天空の花嫁編で黄色いカラーリングでカード化した。