【ドラゴンゾンビ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:04:38

概要

DQ3などに登場するモンスター。
古代の竜の屍が甦りゾンビ化したという、ドラゴンの骸骨の魔物。
死骸が動き出した理由は、DQ3では怨念によるもので、DQ5では魔族の力とのこと。
頭の骨を投げ飛ばしてくるほか、冷気をまとった息を吐く。
 
色違いには【スカルゴン】【スカルドン】【コキュードス】【凶スカルゴン】【凶ドラゴンゾンビ】、さらにボス級モンスターに【バラモスゾンビ】【波怨竜】【殺りくの悪夢】がいる。
星ドラにはじごくのしけんその1、さいしゅうしけんその1が登場する。
 
他のゲームなどで「ドラゴンゾンビ」と言うと【ドラゴンコープス】のような腐った死体系であることが多いが、基本的にドラクエでは完全に骨だけの状態である。ただし、例外的にPS2版DQ5では少しだけ骨に肉がついている。
こちらはかつて勇者に倒された伝説のドラゴンが、墓から甦った姿なのだとか。
また、初期の作品では名前や見た目が「ドラゴン」やら「ゾンビ」でも【ドラゴン系】でも【ゾンビ系】でもない連中が結構いた中、名前、見た目の通り【ドラゴンキラー】【ゾンビキラー】も有効となっていた。名は体を現すとはまさにこのこと。
Wii版の【公式ガイドブック】では「ドラゴンゾンビ」という名前の横に「ドラゴン」「ゾンビ」と種族アイコンが書かれているというちょっとネタっぽいことに。
なお、スカルゴンとスカルドンは外見はどう見てもドラゴンなのだが、ドラゴンゾンビとは違いドラゴン系には属していない。ゾンビ系ではある。
DQ10以降のナンバリング作品では系統整理によりドラゴン系とゾンビ系の両方が付与されなくなり、ドラゴン系の方に属するようになっている。
 
ちなみに名前は「ドラゴン」ゾンビだが、翼があることから単純に【ドラゴン】のゾンビではない様子。
そもそもロトシリーズには「翼のあるドラゴン」が竜王しかおらず(シドーも一応竜だが腕が多い)、生前の姿であろうドラゴン系モンスターがはっきりとしていない。
本編の時代より昔に絶滅したドラゴン族の成れの果てなのだろうか。
一応ドラクエ11はDQ3より昔とされており、そっちならば候補になりうる竜はいるし何なら本人もいる。
 
その一方で天空シリーズでは過去を見ればレッドドラゴンやアンドレアルが、同じ時代においてもブラックドラゴンやグレイトドラゴンが確認できるため、それらの死骸が元なのだろう。
DQMJ3では毒の沼地に足を踏み入れた【リザードマン】が溶けてスカルゴンになる様子が確認できるので、ドラゴンゾンビも似たような魔物の死骸である可能性もある。

DQ3

今作では黄土色に近い体色で、【ゾーマの城】内部のみに出現する。
最終ダンジョンに登場するだけに、かなり強力な打撃のほか、中位の【ふぶき】(リメイク版では凍りつく息)を連発してくる。
攻撃パターンがスカルゴンと被っているが、攻撃力はこちらが高く、高威力の方のブレスを吐く確率も高い。
そして何より嫌なのが、HPが高いこと。【だいまじん】と同じ350もある。
下級種のスカルゴンのような自然回復を持っていないのが救いか。
【ザキ系】の呪文は一切効かないが、炎系呪文は無耐性なので、【メラゾーマ】【イオナズン】【らいじんのけん】の道具使用などで攻めるとよい。
守備力が低いので、【おうじゃのけん】を装備した【勇者】【バイキルト】をかけた打撃なら初期HP次第で一撃死も狙える。と言っても基本的には攻撃呪文と組み合わせた方が良い。
ちなみにルカニ系無耐性だが、ルカニをかけて守備力を0にしても実ダメージは11しか増えないのでほとんど意味はない。ルカナンはなおさら効果が薄いのでターンとMPを無駄にしないように。
スカルゴンと違い【ニフラム】は効きやすいので、しんどい場合はニフラムで消してしまうのもいい。
リメイク版でも、隠しダンジョンで強敵と組んだり、高レベルキャラのすごろくで頻繁に登場したりと大忙し。
GBC版では必ず最大HPで出てくるのでHPの高さがより際立つ。
本気で対策を練る必要がある。リメイク版では色がオレンジ色と【じごくのきし】に近いカラーリングに変わった。
 
落とすアイテムは【ちからのたね】

小説版

大幹部である【ゾーマ八魔将】の1人。
体内の神経は全て腐っており、苦痛を感じない。
原作とは違い、【バラモス】【メラゾーマ】に匹敵するという火球を吐いて攻撃する。
 
ゾーマ城にて3体のドラゴンを引き連れ現れるが、部下は勇者アレルの仲間達に各個撃破され、自身もアレルから腹部に【イオラ】を撃ち込まれ破裂した。

DQ5

黄土色の体色はスカルドンに譲り、スカルゴンとほぼ同一の白骨になった。登場時期も中盤であり、DQ3のスカルゴンに近い立ち位置なので、上位種から名前だけを取り上げたとも言える。
【迷いの森】周辺と【封印の洞窟】周辺に出現する。
SFC版では【ボブルの塔】の上層部にも出現したが、リメイク版では塔の構造が変わりエンカウントテーブルが削除されて出なくなった。
 
グループローテーションを組んでいて、打撃→打撃→【こごえるふぶき】の順番で攻撃してくる。
最大HPも240と周囲の敵と比べて飛び抜けたしぶとさ。
3匹で組んで出てくることが多く、DS版ではサイズが小さくなりなんと最大4匹という大集団で出てくる。
漫然と戦うと強烈な打撃と吹雪を食らってしまうため、早めに数を減らすことが重要。
冷気・バギ・デイン系は効きにくいが、逆にメラ・イオ・炎系は良く効く。
ゾンビなのでザキ系呪文は一切効かないものの、ニフラムはよく効くので面倒な方はどうぞ。
ドラゴン系とゾンビ系両方に属しているので、通常攻撃する場合は武器をゾンビキラーやドラゴンキラーに持ち替えてもよい。
落とすアイテムは【はめつのたて】
PS2版では所々に元のドラゴン時代の赤い肉が残っている。こごえるふぶきをよく吐くので肉が腐らずに半冷凍状態で残ったのか?

DQ10オフライン

【ベコン渓谷】【ゴブル砂漠西】【ザグバン丘陵】【呪われた大地】に生息。
オンラインで見られた猟犬的な配置の個体は削除されている。
DQ3のカラーで登場。【かがやくいき】を吐く。
通常ドロップは【大きなホネ】、レアドロップは【ドラゴンのツノ】

Ver.2

真偽問わず【アラハギーロ地方】、偽りの【デフェル荒野】に生息するほか、クエスト【凍える人々】?では討伐対象となる。

DQ10オンライン

怪しい連中を叩きのめすために猟犬として各地のダンジョンに放たれている。
魔界では【ドラゴンゾンビ・強】が登場。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

DQ3のカラーで登場。【天空の古戦場】などに出現する。【デッドエンペラー】に呼ばれることもある。
前作同様ドラゴン系。公式ガイドブックにも「ゾンビキラーなどの効果は発揮されない」と明記されている。
行動パターンは通常攻撃とこごえるふぶき。
ドロップアイテムは【ドラゴンのツノ】でレアが【いかずちのたま】
 
【ヘルズクロウ】が乗っているのはカラーリングからコイツの頭蓋骨と思われる。

邪ver

クリア後の天空の古戦場に出現。3DS版では【名もなき地】【古代図書館】東、【ドゥルダ郷】東、【ナギムナー村】周辺)にも出現する。
スカルゴン・強と大差ない程度の強さで、かがやくいきを吐く他、レア枠が【魔竜のたましい】になっている。

ジョーカー3

ゾンビ系Aランク。所持スキルは【氷の息吹】
【シュプリンガー】【プヨンターゲット】の特殊配合で作られ、【凶スカルゴン】とこいつの配合で【凶ドラゴンゾンビ】が作られる。
 
固定特性は【氷結系のコツ】で、他は【ノーマルボディ】【いてつくはどう】
+25で【亡者の執念】、+50で【やみのはどう】、+100で【呪い攻撃】
メガボディ化で【アンチみかわしアップ】、ギガボディ化で【AI2~3回行動】、超ギガボディ化で【アンラッキー】が追加される。
 
ライブラリによると、体の中には凄まじい怨念がギッチリ詰まっているらしい。
中というのが臓器のあるべき空洞を指すのか、それとも骨の中に怨念が詰まっているのかは定かではないが。

ジョーカー3プロ

野生個体が【魔王城】に出現する。
下位種同様死んでいる状態で出現し、【メガザルロック】【メガザル】で蘇生させてくる。
使用特技は【すてみ】【絶対零度】

【魔王軍の残党】個体が【黒鉄の監獄塔】に存在する。
れんごく火炎などを使い、ステータスも高いが、ここまで来られたプレイヤーには脅威にならないだろう。

合体特技は【地獄落とし】、合体特性は【ドラゴンキラー】

バトルロード2

第5章から登場。色は5と同じ白。
ステータスはHP:861 ちから:91 かしこさ:2 みのまもり:106 すばやさ:11。
使う技は「ホネの雨」と「いてつく風」。
前者は突然巨大化し、全身の骨を崩して敵1体を押しつぶす。後者は紫の息を吐いて敵全体を攻撃する暗黒属性の技。
 
HPやみのまもりが高いので相変わらず打たれ強いのだが、弱点が多く、全モンスター中最低クラスのかしこさのせいでほとんどの攻撃呪文で大ダメージを受ける。
弱点を補わないと危険。
相性もゾンビとドラゴンの2種類あって強化しやすい反面、どちらにも特効技があるので油断出来ない。
 
バトルマスターと組むと、ホネの雨が「ボーンネイル」に変わる。
この技は翼の骨を巨大なツメにし、敵全員をひっかいてマヒさせる。
ちなみに見た目から想像出来ないが、魔法使いや僧侶とも相性アップが発生する。

いたストDS

モンスターコロシアムで【やまたのおろち】【サラマンダー】【ドラゴン】と戦う。

バトルスキャナー

第2章より登場。サイズはL。
ステータスはHP:653、ちから:597、すばやさ:74、かしこさ:189、みのまもり:518。
技はあんこくのツメ→ひょうがのツメ→かがやくいき→ドローンボーンの順に変化していく。
最高に相性が良い性格は【かぜひかない】
 
技の特徴は斬撃、氷、光、闇と豊富で、前半は単体、後半は全体とあらゆる敵に臨機応変に対応できるラインナップ。
最後のドローンボーンは両手両足を変形させてドローンのようになって攻撃するネタ技だが、威力は高い。
見た目は骨だがドラゴン系に分類されているため、秘剣ドラゴン斬りがよく効く。

どこパレ

なんとSSランクとして実装。本作ではゾンビではなく、ドラゴン系である。
台湾版で先に実装されていたが、日本でも大分期間が経ってから「とくぎセレクション」で実装された。
ウリにしていた特技は【だいぼうぎょ】+会心ガードの同時掛けの「不滅の守り」。
 
あくまでとくぎがウリというスタンスのガチャでのモンスターのためかドラゴンゾンビ自体の性能は控えめにされている。
ステータスはHP・攻撃力・守備力が高めだが、耐性はヒャド・バギ無効以外は光るモノはなく、壁役としては起用しづらい。

ライバルズ

スタンダードパックに収録。レア度はスーパーレア。

7/6/6 ドラゴン系
死亡時:正面にいる全ての敵ユニットに3ダメージ

死亡時にこごえるふぶきを吐き、正面にいる敵ユニットにダメージを与える。
しかし効果発動のタイミングが死ぬ時と遅く、効果範囲も配置ケアで避けられがちなので使い勝手はあまり良くない。
同じコスト、ステータス、系統を持ち、1体のみだが出た瞬間に高火力を叩き込んでくれる【ブラックドラゴン】と比べると見劣りしがちである。
 
色違いのバラモスゾンビがゾンビ系であることも相まって非常にややこしいのだが、ドラゴン系であってゾンビ系ではない。
現在ではマスターズルールでのみ使用可能。

ウォーク

2020年8月のイベント「炎の山、巣食う竜たち」のクエストでボスとして登場し、以降は各地に出る【ドラゴンキッズ】などを倒すと出る召喚石を1000個使用して挑む強敵として登場。
連発してくるこおりの息によるダメージが最大で230程度とかなり強力。痛恨の一撃も最大550と凄まじい破壊力を持つ。
たまに攻撃せずに大きく息を吸い込む事があり、その後は最大500もの大ダメージが全員を襲うこごえるふぶきが飛んでくる。
倒すと大召喚石を入手でき、レア強敵の【ドラゴンガイア】へ挑む足掛かりにできる。
 
こころは緑色でコストは84。
回復魔力の数値は高いがスキルHP回復効果があまり大きくない。高グレードのものは戦闘時のどうぐMP回復効果を持つ。

タクト

ゾンビ系のAランク、こうげきタイプで登場。
レギュラーSPスカウトなどでスカウト可能。
リーダー特性「息威力+5%」
使用とくぎは「暗黒の息」【やみのブレス】【ダークスパイク】
覚醒スキル 10Pで「ドルマ属性息消費MP-10%」を習得できる。