DQ7
【オチェアーノの剣】、【ガイアーラのよろい】、【フエーゴのかぶと】と並び立つ、DQ7の伝説の盾。
他作品の【ロトのたて】や【てんくうのたて】に相当するが、【主人公】だけでなく【アイラ】と【メルビン】も装備可能。
【烈風の神殿】の宝箱から入手でき、守備力60、かっこよさ30と数値は結構な高さ。
守備力自体は盾では2番目の高さを誇るが、肝心の耐性が吹雪ブレスとヒャド系呪文のダメージを30減らすだけである。
メラ・ギラ・イオ・炎・吹雪のダメージを30減らせて、しかも【プレミアムバザー】で格安で買える【メタルキングのたて】と比べるとあまりにも貧弱である。
他にもライバルとしてメラ・ギラ・イオ・炎のダメージを25減らせる【みかがみのたて】がある。
もっとも、此方は守備力では一歩譲り、耐性の重複は無いが…。
終盤において炎耐性と吹雪耐性はどちらもありがたいものの、
雑魚でも【しゃくねつ】や【れんごく火炎】の使い手が吹雪系の使い手以上に存在する上、
【メラゾーマ】や【イオナズン】等を放ってくるモンスターもごまんといる点を踏まえると、
みかがみのたての方がトータルで有用性は高いだろう。
せめて冷気だけでなく風属性(【バギクロス】や【しんくうは】など)を軽減できたなら評価は違ったのかもしれないが。
おまけに道具使用効果が使いづらさで有名な【マホターン】である。しかもマホターンには先制効果があったがこの盾で使う場合自分の行動より後にしか効果がない。
基本性能は決して悪くないが、多くのライバルの盾の存在や特殊効果の器用貧乏な所以で、伝説の盾の割には今一つ強くないと言わざるを得ない。
一応ガイアーラのよろいとは耐性が対になっており、一緒に装備すればバランス良く耐性が得られるのだが、耐性が片方ずつしかないのに軽減値が他と同等の30ポイントだけではやはり力不足。
それぞれ軽減量が60ポイントぐらいあれば、同時装備で炎も吹雪も60ポイント軽減できるので、最上位の鎧や盾と遜色ないくらいだったのだが…。
まぁプレミアムバザーは作るのが面倒であるし、みかがみのたても高価である。タダで拾える分には強力な盾であることは間違いないので、利用価値が皆無では無いだろう。戦闘中に装備を変えることができるので、面倒だが敵によって使い分けると良いかもしれない。
トルナード(tornado)はイタリア語やスペイン語で竜巻のこと。
英語で言うところのトルネードである。
耐性・道具使用効果が【スフィーダのたて】と一致しており、守備力・かっこよさの差もわずか5。
これに限らず7の伝説の装備の性能の大部分は、6の伝説の装備から使い回されている。
一見ポッと出に見えるDQ7の伝説の武具にも一応出自がある。
詳しくは【オチェアーノの剣】参照。
小説版
ハードカバー版では一切出番がなく、新書版で追加された装備であることは他の伝説防具と同じ。
原作とは異なり、風のアミュレットの力がアルスが装備していたみかがみのたてに宿って変化した装備である。
リメイク版
メタルキングの盾が最大でも2つしか入手できなくなり、日の目を見るかと思いきや、強力な耐性を誇る【超おなべのフタ】・【めがみのたて】が登場したお陰で、やはり最強の盾からは一歩引いた存在になってしまっている。
また守備力すらも【ひかりのたて】の方が上のため、第3位に後退している。
一応【すれちがい石版】を一切使わないというプレイをしていれば、日の目を見るという点では若干改善されているだろうか。
思い入れのある人向けといってもいい。
ウォーク
2021年3月のDQ7コラボイベントの「エデンの伝説装備ふくびき」で、他の武具と共に登場した。
オルゴ・デミーラに対する特効などがつく。
クロスブレイド
【メイロの時空のダンジョン】の報酬として登場。
2~3R目の相手ターンに、HP50%以下の味方がいると味方全体が受ける特技とブレスダメージを中軽減(そのR限り)。