概要
DQ10の登場人物で、弱冠16歳にして【ドルワーム王国】王立研究院の院長を務める【ドワーフ】の男性。声優は菅沼久義。
DQ10オフライン
【ドルワームのおはなし】に関わるキャラクター。
ドルワームにおいてエネルギー源として活用されている太陽の石は枯渇しかけており、それを補う方法を探していた。
そして邪悪な魔瘴の塊である「魔瘴石」のエネルギーを反転させると太陽の石に変わるという研究結果を明らかにする。
その報告を受けた【ウラード】国王は魔瘴石を集めてくるよう宣言。
そして大量の魔瘴石が持ち込まれたのだが、そのうち封印の札が貼られていた巨大な魔瘴石は、古代より何度も【ドワチャッカ大陸】を震撼させてきた魔物【天魔クァバルナ】の魂が変じたもの。
封印が弱まっていたことで外部への影響力を持ったクァバルナの魂は、ドゥラに干渉して魔瘴石を利用するように仕向け、復活を果たしたのだった。
功を焦りまんまとクァバルナに利用されてしまったドゥラだが、そのことを咎めるウラードに対し、その思いを吐露する。
16年前ウラードの元に双子が誕生したのだが、ドルワームには「王家の双子が王位を争い国を滅ぼした」という伝承が伝わっており、そのような悲劇を起こさないために片方の子を捨てた。
そしてドゥラは自分こそがその捨てられた子だと考え、兄であっても自分より劣る【ラミザ】王子を選んだのは間違いだったとウラードに謝罪させたかったのだ。
ウラードはその件を保留し、ラミザに騎士団を率いてクァバルナ討伐に向かうように命令する。
そして【主人公(DQ10)】も手助けを頼まれクァバルナの体が封印された【ボロヌスの穴】へ向かうことになるが、ドゥラはクァバルナ復活の責任を取る為、そしてラミザを助けるため同行を申し出る。
クァバルナを倒した一行はドルワームに戻るが、そのとき太陽の石に異変が起こる。
王立研究院の【チリ】の見立てによれば、完全に変換されていない魔瘴石が混ざっていることで起きているとのこと。
ドゥラはドルワーム王家の者ならば太陽の石を制御して暴走を抑えられると言い、自身が捨てられた王子だと言う証を示そうとするが何も起こらない。
そこでウラードの口から語られたのは、かつて捨てた子は女だった……つまりドゥラが王子というのはあり得ないという事実だった。
太陽の石の暴走はウラードとラミザ、そして自身の素性に気付きながらそれを隠していたチリによって無事に収められる。
今までの自分を根底から否定されたドゥラは無礼を詫びてドルワームから去ろうとするが、その実力を信じるチリによって引き留められ、ウラードもこれまで通り院長としてドルワーム王国の為働いて欲しいと許すのだった。
その後については後日談クエストシリーズ【ある孤児が見た空】で語られる。
歴史書を調べた結果クァバルナが何度でも復活することを知り、古代の人々がそうしたように封印するため、主人公に協力を求める。
封印に必要な【ゼキルの聖杭】を作成するため、かつて自分が育った【モガレ修道院】のマザー・ヘレナに協力を依頼する。
そして主人公やラミザ王子たちはついに復活したクァバルナと戦うが、マザー・ヘレナは一同が戦ったクァバルナがドゥラであることを見抜く。
実はクァバルナは死の直前に近くの他者へ憑りつき、次第にその者を支配する力を持っていた。以前の戦いによって浸食されたドゥラは、完全に支配される前に自分ごとクァバルナを封印してもらおうとしていたのだ。
しかしクァバルナはドゥラの肉体を捨ててマザー・ヘレナに憑りつき、それらの事実を知ったヘレナはためらいなく自分ごとクァバルナを封印する。
かつての失態が原因で育ての親すら犠牲にしてしまったドゥラは、修道院の人々に一連の出来事を伝えた後で命を絶つことを考えていたが、孤児仲間だった【ニニカ】からヘレナが遺していた手紙を渡され、生きていくことを決めるのだった。
ステータス
レベル | 41 |
---|---|
最大HP | 358 |
最大MP | 207 |
攻撃力 | 211 |
守備力 | 188 |
攻撃魔力 | 224 |
回復魔力 | 197 |
すばやさ | 217 |
きようさ | 253 |
みりょく | 277 |
MP吸収率 | 0% |
盾ガード率 | 0% |
使用武器 | ブーメラン |
Lv・最大HP・最大MP以外のステータスは公式ガイドブックより引用。
使う呪文・特技・道具
名称 | 備考 | |
---|---|---|
呪文 | 【ラリホーマ】 | |
【ディバインスペル】 | ||
【スクルト】 | よく使う | |
【ピオリム】 | ||
道具 | 【上やくそう】 | よく使う |
【まほうの小ビン】 | プレイヤーが該当アイテム所有時のみ 使われても数は減らない | |
【まほうのせいすい】 |
公式ガイドブックより引用。
補助呪文や回復アイテムの使用が主体。
DQ10オンライン
Ver.3以降(オフライン範囲外)の動向についてはDQ10大辞典:【ドゥラ院長】を参照。
なお担当声優については、一時期はガチ沼さんの異名で呼ばれるほどのDQ10ヘビープレイヤーだった。