【マジックスロット】

Last-modified: 2021-10-13 (水) 02:02:11

DQ11(PS4版)

PS4版の【カジノ】にのみ登場する【スロット】。通称「マジスロ」。
普通のスロットとは見た目も内容も大きく異なり、スライム達による様々な演出を通じてボーナスゲームに移行したりと、ひと味違った演出が楽しめる。
ちなみに使用されている魔物達のイラストは、一部を除きモンスターパレード等から流用した物。音楽に関しては【スライム】が主人公ということもあってかスラもりシリーズからの流用が多い。
通常のスロットと同じく、絵柄や演出で登場するモンスター達には【クイーンスライム】【ゴールデンスライム】、チェリーの【ベビーサタン】やスイカの【バトルレックス】など本作には登場しないモンスターも登場する。
プレイヤーの周囲で見ている人も楽しめる据置機の長所を活かしたものを導入しようと【堀井雄二】が提案し、それを聞いた【内川毅】が「目まぐるしく状況の変わる、見ていて楽しいスロット」として導入。目押しの技術の上手さで周囲とのコミュニケーションが生まれることも導入の狙いとなった(『週刊ファミ通』2017/8/10号)。
 
その実態はまんま現実のパチスロそのものである。それこそ、このまま実際にパチスロとして出しても通用するレベル。
マジックスロットで使用可能な【こやくカウンター】も実際にパチスロで使われている機械である。
機械割(投資金額に対してどれだけのリターンがあるかを示す数値)は当然の事ながら現実のパチスロと比べて非常に甘く設定されており、全く当たらずにコインが減り続けるなどといったことはなく、闇雲にやり続けても試行回数を重ねればコインは増えていく。
プレイヤーが任意に目押しができるスロットマシンは意外なことにこれまで登場していなかった。
とはいえ、通常はどれだけ目押しをしようと揃うのは【ももんじゃ】かリプレイのみで、それ以外の絵柄は(777やゴールデンスライム、ベビーサタンやバトルレックス等)は特定の状況下でしか揃わない仕様になっている(例:バトルレックスはスロットのリールのフチが緑色に光った場合のみ目押しで揃えられる)。ももんじゃとリプレイ以外の箇所で止めようとするとボタンを押してからリールが止まるまでに露骨なタイムラグが発生するので、遊び始めてからすぐにこのからくりに気づけるだろう。
なので小役に対応した状況をしっかり見極める必要がある。
とはいえ前述の通り元となるコインがあれば適当にやってもコインは増えていくので重要そうな状況になったときに目押しするくらいで後は適当にコントローラーの上ボタン連打で問題はない。
 
当然の事だが、現実のパチスロは店側が儲けを出さなければならない以上、素人が勝ち続けるのはまず不可能。
DQの世界ではそういう事は起こらないステキ仕様になっているが、これまでの作品に登場したNPC達が度々言及したとおり、ギャンブルは「ムリをせず余ったお金で楽しむ」のが現実でもDQでも鉄則なのである。

DQ11S

廃止された【ボウガンアドベンチャー】と違って、こちらは遊ぶことが可能。2Dモードでプレイしている場合は一時的に3D画面になる。
仕様はPS4版のそれと同じなので、3DS版しかやっていないプレイヤーはこれを機にマジスロを体験してみてもいいだろう。