概要
DQ10におけるメインストーリーの区分であり、これまでのおはなしで確認する際の分類。
【眠れる勇者と導きの盟友のおはなし】に内包される。
【レンダーシア】の【メルサンディ村】で展開されるストーリーであり、【蝶のかみかざり】を入手するまでの区分となる。
特徴
Ver.1メインストーリーにおける【小国】や【大国】の位置付けであり、順序に指定はなくプレイヤーの好みで攻略可能。
しかし村→町→国という規模やエリア間の距離、周辺エリアの敵の強さなどから、メルサンディ→【セレドの町】→【アラハギーロ王国】と反時計回りに進行する攻略順が推奨されているとみられる。
あらすじ
メルサンディ村を訪れた【主人公(DQ10)】は、最近村を化け物が襲っているという話を聞く。
【ガッシュ】村長は、村から離れた水車小屋に住む母【コペ】を心配し、村に連れ帰ってほしいと頼む。
しかしコペは頑固なため、説得役として【ミシュア】という金髪の少女が同行することとなった。
ミシュアは記憶喪失で倒れていたところを発見され、ガッシュ村長の家で世話になっているのだという。
水車小屋では、ウサギ魔物のコンビ(【いたずらジャーミィ】と【いたずらバーティ】)が【しびれくらげ】を水車にはさみこんでいたが、主人公に見つかり逃走。
助けられたお礼として、しびれくらげから【紅蓮の大宝石】をプレゼントされるのだった
無事にコペを村へ連れ帰ったのだが、その晩巨大な手の化け物が現れ、ミシュアがさらわれてしまう。
村長の息子【ラスカ】は、自分を庇ってミシュアがさらわれたのだと言い、姉同然の存在である彼女を助けようとする。
【謎の地下水路】の奥でミシュアを発見したラスカと主人公たちは手の化け物と戦うが、そこに左手の化け物も現れる。
窮地に陥ったラスカが助けを求めると、紅蓮の大宝石から英雄【ザンクローネ】が復活し、化け物たちを撃退する。
ザンクローネの勇姿をきっかけに何かを思い出したミシュアは、一人でどこかへ姿を消してしまう。
メルサンディ村に戻った主人公が見たのは、黒髪で訛りのある言葉で話すラスカの実姉・ミシュアであった。
黒髪のミシュアから救出のお礼として【蝶のかみかざり】を受け取るのだが、まるで別人になってしまった理由、そして金髪のミシュアはどうなったのか、大きな謎が残されたのだった。
関連クエスト
【英雄と少女の物語】……【重なりし運命の大地のおはなし】メインストーリーの一つで、本ストーリーと密接にかかわるクエストシリーズ。クリアは必須となる。
【英雄と魔女のフィナーレ】……上記クエストの後日談となる外伝クエストシリーズ。こちらはサブストーリーであり、クリアしなくてもよい。