【重なりし運命の大地のおはなし】

Last-modified: 2024-03-08 (金) 14:24:25

概要

DQ10におけるメインストーリーの区分であり、これまでのおはなしで確認する際の分類。
【眠れる勇者と導きの盟友のおはなし】に内包される。
オンラインではVer.2.1前期に実装された。
 
【ブレイブストーン】を入手後に【レンダーシア】各地を巡り、【大魔王マデサゴーラ】の目的が判明するまでの区分となる。
 
このあとは【紡がれし勇気の絆のおはなし】へと続く。

特徴

ここからはメインストーリーが【クエスト】形式で進行することが多くなる。
【真のレンダーシア】【メルサンディ村】【セレドの町】【アラハギーロ王国】を訪れることで、それぞれメインストーリー扱いの全5話のクエスト群が発生する。
これらの内容は【偽りのレンダーシア】各所で起きた事柄と密接に絡み合っており、偽側で生じた謎が明かされる展開となっている。
クリアする順番は自由だが、メインストーリー進行の為には全て終わらせる必要がある。
なお各クエストシリーズをクリアすると全3話の外伝クエストも続けて発生するが、こちらはクリアが任意のサブストーリー扱いとなっている。
 
三つの地域のメインストーリーを終わらせると、再びグランゼドーラを中心に話が進行する。
 
真のレンダーシアへ移動した時点で、これまで【ルーラストーン】で「レンダーシア」とされていた行き先が「偽りのレンダーシア」表記となり、詳細な行き先にも「偽りの」「偽」がつくようになる。
また真のレンダーシアの行き先に「勇者姫の部屋」が追加されるが、これはオン版で同じ場所へ行ける専用ルーラストーンがあることに由来する。

あらすじ

勇者姫の帰還

【クロウズ】から修理の終わったブレイブストーンを受け取り、それをアンルシアが使ったことで、【主人公(DQ10)】たちは真のレンダーシアへと移動する。
グランゼドーラへ帰還したアンルシアを見た賢者【ルシェンダ】は、彼女が真の【勇者】として覚醒したことを悟る。
偽りのレンダーシアの存在や、それを【大魔王マデサゴーラ】が生み出したことを聞いたルシェンダは、大魔王の目的を探るため主人公にレンダーシア各地を調査して欲しいと言う。

オフライン独自の展開

主人公の旅には、アンルシアも同行することとなった。
しかし多くの人々が姫の帰還を喜び魔王軍との戦いに希望を見出す中、ルシェンダの従者【ミルト】だけは冷淡なそぶりを見せていた。

各地の調査

【英雄と少女の物語】(メルサンディ村)

メルサンディ村を訪れた主人公たちは童話作家【パンパニーニ】の遺作【小さな英雄ザンクローネの物語】?を知るが、その内容は偽りのメルサンディ村で体験した出来事とそっくり同じものであった。
つまり偽りのメルサンディ村は、「小さな英雄ザンクローネの物語」の世界が実体化したものである。
遺作は未完のままだったが、パンパニーニの孫娘【アイリ】は主人公と出会い、偽から真の世界へやってきた【ザンクローネ】との交流を経て、祖父の跡を継いで物語を完結させることを決意する。

【生と死の重なるとき】(セレドの町)

セレドの町を訪れた主人公たちは【ルコリア】という少女と出会うが、ルコリアの双子の姉【リゼロッタ】を含めた町のほとんどの子供は、少し前に起きた崩落事故で命を落としていた。
つまり偽りのセレドの町は、大人たちが消えたのではなく死者となった子供たちの魂が実体化していたのである。
あやしげな霊媒師【サダク】は「子供たちの霊が大人を恨んでいる」と言って騙し、大人たちを利用して偽りの世界の浸食を広げようとしていた。
姉の遺品の日記帳が偽りの世界と繋がっていたことでサダクの言う事がでたらめだと気付いたルコリアは、主人公に協力を求めてサダクの目論見を阻止する。

【アラハギーロの夜明け】(アラハギーロ王国)

アラハギーロ王国を訪れた主人公たちは【ムーニス】王だと称する【わかめ王子】と出会い、【ジャイラ密林】にある「クドゥスの泉」に連れていくことで元の姿へと戻す。
以前ムーニス王は魔王軍と戦うため、アラハギーロ兵と魔物使い【ベルムド】【カレヴァン】、そしてモンスター格闘場の魔物たちを伴い出陣した。
しかし敗北して捕らえられると、敵の将はベルムドの憎しみに付け込んで復讐するための力を与え、アラハギーロ兵たちを【モンスター】に変えて偽りのレンダーシアへと連行する。
つまり偽アラハギーロ王国は、魔王軍の策略に乗ったベルムドが魔物たちへの愛とアラハギーロ兵への憎しみで生み出した国であった。
主人公と【セラフィ】の助けにより、【チョメ】ことカレヴァンは元の世界へ戻って無事に人間の姿を取り戻すのだった。

グランゼドーラ王国での活動

【ルシェンダからの課題】

【ルシェンダの手紙】を賢者【ホーロー】に届けると、大慌てのホーローから【浄化のハーブ】を集めてくるよう頼まれる。
ハーブを集めてホーローに渡すと、【ホーローの研究成果】を渡されてルシェンダに届けることになる。
ルシェンダは主人公の働きを認め、自分たち【叡智の冠】が大魔王との戦いのため、その叡智を結集することになるだろうと告げるのだった。

【ユリア妃の願い】

グランゼドーラの【ユリア】妃から、生前の【トーマ】王子のために注文していた王家のマントを受け取ってきてほしいと頼まれる。
城下町の防具屋に【月光の金糸】を届けると無事にマントは完成し、ユリア妃の元へ届けられる。
トーマの棺に供えてやりたいというユリア妃に頼まれ、【ノガート】兵士長と共に【王家の墓】に赴くのだが、墓は荒らされトーマの遺体と副葬品が消失していた。
主人公は事態を秘密にしておくよう頼まれ、トーマの遺体捜索はノガート兵士長が秘密裏に行うこととなった。

【忍び寄る闇の足音】

ルシェンダから比較調査用のサンプルとして、偽りのレンダーシアから【ワルド水源の水】【ローヌ樹林帯の草】【デフェル荒野の石】を採取してくるよう頼まれる。
それらを届けると、成分分析をするための薬品を取りに行った兵士が帰ってこないという。
【海風の洞くつ】奥にある王家の宝物庫に行くと兵士は殺されており、そこにいた仮面の男は先代勇者が残した指輪を盗み、【ヘルバトラー】らをしんがりにして姿を消してしまう。
 
ルシェンダが調査によって推理した大魔王マデサゴーラの目的、それは「偽りのレンダーシアによって真のレンダーシアを塗りつぶす」というものだった。