【小国】

概要

DQ10における地域の分類用語。
DQ10オンライン作中では使用されていないが、関連書籍やDQ10オンラインの公式アプリで使用されている公式用語である。

DQ10オフライン

【アストルティア】に存在する【町】の中で、【出身村】を旅立って最初に到達する町のことを指す。各大陸に一つずつある。
明らかに国と言えるのは【城】のあるグレンくらいなのだが、他に適切な呼び方がある訳でもないのか便宜上「国」と呼ばれている。
なおオフ版の作中では、【王都カミハルムイ】に破邪舟シナリオを終えずに訪れた時の兵士の台詞に「小国」の表現が見られる。

国の特徴

各国には【大陸間鉄道】の【駅】があり、【大陸間鉄道パス】があれば【大地の箱舟】で行き来できる。
町中には【教会】【宿屋】【酒場】【武器屋】【防具屋】【道具屋】【素材屋】【旅人バザー】が揃い、【ゴールド銀行】【ダーマの神殿出張所】【旅のコンシェルジュ】もある。旅のコンシェルジュは小国で初めての登場となり、解禁するためのクエストで討伐対象となる【スライムベス】は必ず小国より出身村寄りのエリアに生息している。
宿屋は1人10ゴールドに統一されている。武器屋と防具屋の品揃えも共通で、キーエンブレムを2個、4個手に入れた時にそれぞれ品揃えが追加される。
町の入口には決まって【アクションアイコン】に関するヒントを言うNPCと、【討伐依頼書】を引き受ける隊員が立っている。入口手前のフィールドには行商人の【馬車】がある。
またオルフェアの町以外では、初期職業に関する職業【クエスト】の依頼者が各国一人ずついる（【旅芸人】はオルフェアの町ではなく【オルフェア地方西】、【魔法使い】は【港町レンドア】）。

小国のおはなし

出身村で【一人前の証】を獲得した状態で国を歩いていると会話イベントが発生し、言われたとおりの場所へ行くと人物から依頼を受ける。一人前の証を獲得していないと、建物や部屋に入れなかったり代表者から拒否されたりでおはなしを進めることはできない。
各おはなしでは2度のお使いイベントがあり、2度めのお使いで【ボス級モンスター】とのバトルが発生する。ただしグレンのおはなしだけは例外でボス戦が2回ある。いずれにおいてもゲストキャラクターが参戦してくれる。
　
各町のおはなしをクリアすると代表者から【キーエンブレム】を貰える。それと同時にアズランのおはなしでは【フウラ】、ジュレットのおはなしでは【ヒューザ】、ガタラのおはなしでは【ダストン】が仲間になる。
オフ版では【大陸間鉄道パス】を持っていない状態で出身村を旅立つので、最初のキーエンブレムは必ず出身大陸の小国で入手することになる。その最初のキーエンブレムと同時に、ようやく大陸間鉄道パスが貰えて他大陸へ行けるようになり、残りの4カ所の小国は順不同で回れる。
キーエンブレムを1個・3個・4個・5個入手して【大地の箱舟】に乗ると、その度に賢者ホーローとの会話イベントが発生。これらのイベントはパスできず、すべて見る必要がある。
これらのイベントを終えると【破邪舟】関連シナリオへと移る。このシナリオを過去の世界での戦いを経て「【フィーフィ】に修行を始めさせる」ところまで終えると、【大国】のおはなしを進められるようになる。
　
各小国のおはなしでのボスのパラメータや行動パターンは、バトル時の「入手済みキーエンブレムの数」＋「仲間にしたプレイヤーキャラクターの人数」によって変化し、この数値が0～1ならつよさ1（最弱）、2～3ならつよさ2（弱い）、4～5ならつよさ3（中間）、6ならつよさ4（強い）、7ならつよさ5（最強）となる。
仲間の加入はキーエンブレムの入手と同じタイミングなので、アズラン・ジュレット・ガタラは各おはなしを終えると2ポイント、グレンとオルフェアは1ポイント加算される。つよさ5（最強）になり得るのはグレンのおはなしとオルフェアのおはなしのみ。
早く仲間を集めれば雑魚戦では楽になる一方、ボスは相応に強くなっていくことに注意する必要がある。
一方、「他のボスを何体倒しているか」は関係ないため、2国目以降ではボスを倒した後でキーエンブレム入手のイベントを後回しにして他の小国のおはなしを進めれば、パーティは1～2人のままとなる反面、すべてのボスに相手が弱い状態で挑むことができる。

DQ10オンライン

オフ版とは異なり、大陸間鉄道パスが出身村で手に入り、一人前の証さえあれば大国での入城を断られることも無いため、小国・大国のキーエンブレムの入手順はすべて自由である。
詳しくはこちらを参照。