【ルパス】

Last-modified: 2020-07-28 (火) 10:41:16

DQ11

【荒野の地下迷宮】にて、【ベロニカ】と共に【デンダ】一味に捕まっている冴えない男性。英語版での名前はNoah。
 
実は【ホムラの里】で迷子になっている少女【ルコ】の父親であった。
ちなみにバツイチで父子家庭である。
名前の由来はルコ+【パパス】だろう。
 
裏社会では名の知れた【情報屋】
ベロニカと共に捕われた理由は彼曰く
たまたま男湯と女湯ののれんが入れ替わっており、知らずに女湯に入ってしまったから」。
ちょうどその時ベロニカが魔物と戦っており、それに巻き込まれてそのまま捕らえられた。
 
普通なら見え透いた嘘をと思うところだが、彼に限ってはそうではなく、不幸の星の下に生まれた筋金入りの不幸体質であり、ことあるごとに厄介事に巻き込まれては、その体験から得られた情報を売る生活をしていた。
そんなことを繰り返すうち、いつしか知らないことは何もない稀代の天才情報屋と呼ばれるようになった。
 
主人公一行は【命の大樹】へとつながる【虹色の枝】について彼から手がかりを得ることになる。
その後はホムラの里の酒場でツケを貯め込んで飲んだくれになっている。
 
【カミュ】が彼の正体に気付くくだりは、DQ8の【パルミド】の情報屋を思い出させる。
 
ホムラの里に来る前は【サマディー地方】の砂漠を娘と共に渡ろうとした所遭難、偶然通りかかった【サマディー城】所属の兵士に発見され城に運ばれた際に虹色の枝を見ている。
ちなみにサマディー王国に向かう途上で遭難したということは、彼らは【ダーハルーネの町】から向かって来たと思われる。
後述で仲間になる場所も、彼に関する本がある町もダーハルーネである。彼の出身地なのだろうか。

世界に異変が起きた後

【人食い火竜】の襲撃にも居合わせたが、特に役割は無かった。
世界の異変や里での出来事を経て心境の変化があったのか、酒場のツケを貯め込むキャラから一転し、里の案内役の仕事に就く。
 
なお、魔王を倒した後に話しかけると、【デンダ】一味から自分を助けてくれたベロニカの姿が無いことに触れ、よろしく伝えておいてくれと言う。

過ぎ去りし時を求めた後

【イシの村】復興イベントでは【エマ】から誘致を指定される人材の一人。
ホムラの里からダーハルーネの町に来たが、案の定災難を呼び寄せており、町は魔物に占拠されている。
ルパスに非はないのだが、正直この魔物の大群はルパスが連れてきたようなものだろう……。
イシの村に呼んで大丈夫なんだろうかと思わずにはいられない。
魔物たちを倒すとエマの要望どおりイシの村へ招かれ、顔を見せに行くと【ルパスのお宝メモ】をくれる。
また、【エンディング】では再婚を果たす。
 
なおゲーム的な都合上、移民してもルパス親子には家がなく、夜でも屋外にいることに……。
門番なので屋外常駐の【ガレムソン】【ベロリンマン】、野生動物の【ムンババ】、道具屋の中にいる【デク】はともかく、やはり違和感が出てしまう。

DQ11S

CVは花輪英司(【ボンサック】と兼役)。
基本的な立ち回りは従来版と同じだが、【とうぞくのはな】が実装されたことに伴い、お宝メモはくれなくなった。
そのため「情報屋」としての力量を伺い知る機会はほぼ虹色の枝の件のみ。
「裏社会で名の知れた敏腕情報屋」との触れ込みに見合った活躍がなく、拍子抜けする(オリジナル未プレイの人にはなおさら)。
 
【幸せになりたい!】で同居人がいる場合、その相手によって台詞が変わる。荒野の地下迷宮で面識のある仲間キャラに対しては、その時のことに言及する。