【レオン】

Last-modified: 2023-04-02 (日) 07:50:14

概要

男性キャラクターの名前。主にリメイク版DQ4の移民の町関連で使われている。
DQ10ではボス級モンスターとして【レオン・ビュブロ】が登場した。

DQ2(エニックス版ゲームブック)

下巻に登場。【テパ】の村出身の男で、逃走中の【ラゴス】を追うために王子一行に同行する。

DQ4(リメイク版)

【移民の町】のキャラクターの1人。
PS版とDS版以降では名前は同じだが異なるキャラとなっている。

PS版

【船乗り】【移民】で、モンバーバラで見た踊り子が忘れられず、探し求めて放浪している。
その踊り子とは【マーニャ】のことであり、マーニャが馬車外メンバーにいない場合のみ現れる。
移民の町に到着後にパーティにマーニャがいない場合は落ち込んだままだが、いる場合は大喜びする。

DS版以降

かつて移民の町の場所にあったというマーリブ王国の【国王】
英語版での名前はFarog、肩書を含めるとSultan Farog。なお英語版でのLeonは【キングレオ】を指す。
 
即位して間もない頃、王国を訪れた旅芸人の一座の女性と恋に落ち、大臣たちの反対に遭うものの父である前王の許しによって結婚。身分の違う者同士の結婚は国民に夢を与え、国はますます繁栄する。
しかしレオンと王妃は前王から伝わる神器の壷を、実は呪いの壷であることを知らずに開けてしまう。
王国は壷に封印されていた魔物が巻き起こした砂嵐によって壊滅。魔物に立ち向かったレオン自身も姿を変えられてしまう。
 
移民の町では第1段階になるとオアシスの畔にしゃべる【カエル】が現れるが、そのカエルこそが姿を変えられたレオン本人。
踏み潰されそうになったり、食用として捕まえられそうになったりで一時は地下に隠れ、【ベホイミン】に絡まれたりもする。
町が最終形態の城にまで発展すると彼の精神と肉体が封印された宝箱と壷が城内に現れ、それらを主人公たちが調べることで精神と肉体が解放されて人間の姿に戻る。
人間に戻った後に謁見してもう一度話しかけると、カエルになっていた時に見つけていた【ちいさなメダル】を貰える。
 
【エド】の証言によれば最終段階の城はまさしく往時のマーリブ王国の再現であり、また地下3階にある【ほしふるうでわ】は亡くなった王妃の遺した宝物であるらしい。
 
なお当然ながら、これらのマーリブ王国に関するエピソードはDS版からの後付け設定であり、移民の町以外のDQ4の世界では同じ大陸の【サントハイム】なども含めレオン王やマーリブ王国に関する話が聞けることは一切無い。壷から出てきた魔物が何者なのかも一切わからず、謎に包まれたままである。
現実世界のイエメンにある砂漠の都市マアリブは紀元前に栄えた王国の首都として知られ、現在でも遺跡が残っている。これをモデルにしたのかもしれない。