【ワープ】

Last-modified: 2024-02-10 (土) 01:18:44

概要

SF作品などによく登場する移動手段で、簡潔に言うと「一瞬で別の場所に移動する」こと。瞬間移動ともいう。
「warp」という単語自体は元々は「歪み」や「ねじれ」を意味し、現代での日本語のワープはアメリカドラマの「スタートレック」における超光速推進航法「warp drive」という言葉が略されて瞬間移動の意味で定着した形である。
SF等の空想科学におけるワープの原理や理論については書籍等に詳しいので、本サイトでは扱わない。
 
ビデオゲームでは頻繁に登場する要素であり、例えばアクションゲームでは現在のステージのゴールを無視して別のステージに一足飛びで進んだり、同じステージ内の別の場所に移動したりする仕掛けがある。
RPGでは移動の手間の軽減や時間の短縮など、プレイヤーの利便性を向上する目的で取り入れられていることが多いほか、ワープを使わないと行けない場所もあったりする。
ドラクエシリーズにおいては【ルーラ】【リレミト】【キメラのつばさ】といった呪文やアイテム、【旅の扉】や魔法陣といったオブジェクトでワープができる。
ダンジョン等にある【無限ループ】も原理上はワープと同じ。
広義のワープ手段としてはDQ6の光る【井戸】やDQ7の石版の台座も含まれる。
 
イベントによってはプレイヤー目線でNPCやオブジェクトが明らかに不自然なワープを披露することがしばしばある。特に敵キャラクターに多く、不可思議な術で突然目の前に現れたり消えたりする。

不思議のダンジョンシリーズ

敵を同じ階の別の部屋にワープさせたり、反対にプレイヤー(トルネコ・ポポロ・ヤンガス)が予期せぬ場所にワープする効果を持つアイテムが存在する。
【バシルーラの杖】【ドルイドの杖】【げんじゅつしの杖】【ようじゅつしの杖】【ルーラ草】【ルーラの指輪】などが該当する。
基本的にどの位置にワープするかはランダムだが、必ず階段の位置にワープさせる【一時しのぎの杖】などの例外もある。
 
【ワープゾーン】はその名の通り、プレイヤーをワープさせる罠の一種である。
 
プレイヤーをワープさせてくるモンスターは【きめんどうし】【ドルイド】【げんじゅつし】【ようじゅつし】、自身がワープするモンスターは【はぐれメタル】【メタルキング】【ベビーサタン】【わらいぶくろ】などが該当する。
 
また、同じ部屋でプレイヤーを見つけると、隣にワープして一気に距離を詰めてくる能力を持つモンスターも存在する。
トルネコ2の【マンドラゴラ】、トルネコ3の【キメラ】などが該当する。
これは攻略本だと「ワープ能力」と呼ばれているが、GBA版トルネコ3の「かっとびハウス」というシステムにあやかって【かっとび能力】という名称の項目で解説する。

ビルダーズ2

本作ではシリーズ常連のルーラは登場しないが、独自のシステムとして各種登録地点にルーラのようにその場所に一瞬で飛ぶことが可能となっている。共通の船着き場のほか、からっぽ島の各種かいたく地の石板、各種ストーリー島の【みちびきの玉】【そざい島】【ビルダー100景】(ただし同島ごとにコンプリートが必要)および上陸拠点がワープ先に登録される。
また、【超スーパーカー】【旅の扉】にもワープ可能であり、これらを利用して任意の場所にワープポイントを設けるテクニックもある。

時折NPCがしれっと「わーぷで移動」などと発言することがあるが、このワープ能力について作中での掘り下げは一切ない。