【大部屋の巻物】

Last-modified: 2024-03-17 (日) 20:03:20

概要

トルネコ2、3、少年ヤンガスに登場する巻物。
読むとフロアにある壊せる壁が全て崩れ、【大部屋】状態になる。
 
【泥棒】【発掘】など、使い方によって色々と便利に利用できる反面、【おおめだま】【キースドラゴン】などの部屋全体に効果が及ぶ特技を持つモンスターが居ると途端にピンチになるため注意も必要な巻物。
また、罠と石像は壊せないので、それらが設置されているダンジョンで【開幕】で読むのは自殺行為である。

トルネコ2

この作品のみ、【水路】も消滅させることができる。
離れ小島にあるアイテムを取ったり、埋蔵金を入手することができる。
ただし、教会の十字架だけは壊さない。
 
また、泥棒にも有効活用できる。
【ガーゴイルの店】のあるフロアで使うと、出口が階段になるので、後は階段を塞ぐ【ガーゴイル】をどかすなり倒すなりすれば、警報を鳴らすことも無く泥棒が成立する。
【ふきとばしの杖】【場所替えの杖】【バシルーラの杖】などを使うのが手っ取り早い。
ちなみに、警報がならないと泥棒をしたとはみなされないため、この方法では【冒険の記録】の泥棒回数は増えない。ちなみにこれに頼らなくなる事が、泥棒上級者への第一歩なのだとか。
 
副作用として金縛りや眠り状態のモンスターがすべて行動可能になる。まどうしやベビーサタン系統など何かしないと絶対に起きない敵であっても例外なく起きる。
このため【モンスターハウス】があると途端にピンチになるので、事前のフロア探索は忘れずに。
金縛り状態を解くという副作用から【宝物部屋】のガーゴイルも起きてしまうため、下手するとガーゴイル8体を相手にしなくてはならないため、【爆発の指輪】【はりつけの巻物】など対策がない状態で読むと死ねる。

トルネコ3

店の定義が「部屋内」ではなく「部屋内に敷かれている絨毯の中」となったため、泥棒にはほとんど使えなくなった。
ただし、場所替えの杖や飛びつきの杖などを駆使すれば工夫次第では泥棒に利用できないこともない。
 
今作では壁の中にあるレアアイテムを発掘する目的でこの巻物が使われることが多い。
【封印の洞くつ】【不思議の宝物庫】の発掘ではほぼ必須の巻物。
宝物庫ではモンスターハウスの他にも石像があるため、やはりフロア探索をしてから読む方がよい。
【異世界の迷宮】10、30、50、60Fでも、【世界樹の葉】【保存の壺】などの獲得のために、【白紙の巻物】に書き込んででも使いたい巻物である。
また、【孤島のほら穴】でこれを使っておいて、【メタルスライム】、もしくは【はぐれメタル】を見つけて【分裂の杖】で増やしまくった後に、【イオの巻物】で一掃すれば、大量の【薬草】【しあわせのたね】が稼げる。

少年ヤンガス

【ブラッドハンド】など仲間を呼ぶモンスターがいるフロアでこれを読むと、モンスターを大量に呼ばれ、巨大なモンスターハウスのような状態になるため気をつけたい。

また、【ガーゴイルの店】の仕様がトルネコ2と同じに戻ったので、大部屋の巻物の主な使い道は【泥棒】となる。
元の店の構造によってはガーゴイルが2匹以上いることもあるが、トルネコシリーズと比べると大幅に弱体化しているため、こちらがある程度強ければ、1匹ずつ飛び道具で釣りだして倒すことも十分可能である。