【序曲のマーチ】

Last-modified: 2021-07-31 (土) 06:26:34

概要

【ドラゴンクエストV 天空の花嫁】【ドラゴンクエストVI 幻の大地】のオープニングテーマで、【序曲】のアレンジ。ファンファーレは【天空ファンファーレ】
【ドラゴンクエスト ファンタジアビデオ】で演奏された『序曲』の2周目と同様のマーチ風になっており、弦と金管でメロディを奏で、木管は上声部で躍動する。
金管は、ホルンとトランペットが交互にメロディを演奏する。

DQ5

構成=Intro:8小節、A:16小節、Ending:7小節
調=ハ長調(C)
BPM=Intro:80、A:119、Ending:68→67→71(NHK交響楽団)
拍子=Intro~A:4/4、Ending:4/4→2/4→4/4
※Aの部分は2回繰り返される。
 
前作の『序曲』とはアレンジが全く異なっており、伴奏の3連符は無いし、トランペットも常にメロディを奏でるわけではなく、ホルンと交互にメロディを奏でる。
木管楽器が高音域で躍動するのも特徴的。
そして最大の特徴は、低音部。随所に8分音符でのアクセントが入る。
 
SFC版では、タイトル画面では繰り返しがなく1ループのみで終わる。SFC版のタイトル画面は新しく冒険の書を作った時しか表示されないので、聴く機会は少ない。
本作では青年時代前半のイベントで国王に即位する際にも流れ、その際は放っておくとループして延々と繰り返す。
また、【エンディング】でグランバニアの玉座の間に戻った時にも流れ、その際は最後まで流れず途中で切れて【結婚ワルツ】へ移行する。
これ以降、『序曲』およびそのアレンジ曲はDQ8までEDでの使用が恒例化した。
 
オーケストラ版やリメイク版では、Aの部分は2回繰り返され、起動時にもタイトル画面が表示されるようになった。
DS版は、タイトル画面のみ【東京都交響楽団】演奏によるオーケストラ版が使われるが、それ以外の場面では内部音源版が使われる。

ユアストーリー

オープニングでは流れず、まずは青年時代前半で【サンタローズ】を出てからスラりん【ゲレゲレ】を仲間に加えて【サラボナ】にたどり着くまでのダイジェストで使われた。
その後は【てんくうのつるぎ】に関する場面での使用。まずはリュカが引き抜こうとするも鞘から抜けないという場面で、ファンファーレの途中でスローダウンして止まるという使われ方をした。
そして青年時代後半になりアルスが鞘から引き抜き、彼が伝説の勇者であることが判明する場面で普通に使用。
エンディングでは、映画タイトルが表示されてからスタッフロールの導入部分にかけて使われ、その後は【そして伝説へ】へと繋がれた。

DQ6

構成=Intro:8小節、A:16小節、Ending:7小節
調=ハ長調(C)
BPM=Intro:86、A:123、Ending:71rit.→77→74rit.(SFC版)
拍子=Intro~A:4/4、Ending:4/4→2/4→4/4
 
基本はDQ5と同じだが、専用のサウンドチップを搭載したためDQ5よりも格段に音質が良くなった。
前作までのオープニングテーマと違って、メインテーマの繰り返しはゲーム音源・オーケストラ版とも一切ない。歴代OPテーマのオーケストラ版で2回繰り返さないのは、後にも先にもDQ6だけである。
 
タイトル画面の他、本作ではエンディングの最後がこの曲で締めくくられる。つまりDQ6は序曲のマーチに始まって序曲のマーチで終わる作品である。
 
DS版は、東京都交響楽団演奏によるオーケストラ版が使われる。

関連項目

【序曲】
【ドラゴンクエスト・マーチ】
【ロトのテーマ】
【序曲のマーチVII】
【序曲IX】
【序曲X】
【序曲XI】