【死せる水】

Last-modified: 2022-03-05 (土) 07:28:46

アベル伝説

【ドラゴンクエスト~勇者アベル伝説~】におけるキーワードの一つ。見た目はDQ6以降の【毒の沼地】に近い紫の水。
古代【エスターク人】が自らを滅ぼすこととなった、汚染された水。この水の中では普通の生物は微生物すら生きることができず、また周囲の陸地の植物を枯らし、人類にも疫病の流行を持たらす。
ただ作中の描写から、人の脚が少し浸かるくらいならばあまり害は無いようである。
エスターク人の怨念から生まれた大魔王【バラモス】は、世界中をこの「死せる水」で汚染することを企んでいる。
故にバラモスやその軍幹部、手下の【宝石モンスター】は死せる水の中でも平気で、逆に彼らにとっては清らかな水が害になる。
【ドランの都】には死せる水の製造装置を設置したり(後に【アベル】たちが破壊した)、バラモスの操る【浮遊要塞ガイム】にも死せる水の発射機能を備えている。
【伝説の竜】はこの死せる水を清める能力を持っている。
 
汚染された水で生物が死滅したり疫病の元になったりする点は現実世界における公害問題と同じで、本作は現実の人類の問題をDQの世界の【魔王】と上手くリンクさせていると言える。