【激辛チーズ】

Last-modified: 2023-09-01 (金) 19:51:08

DQ8

【トーポ】が大好きな【チーズ】の一種。
これを彼に食べさせると【はげしい炎】を吐き、敵全体を攻撃する。
見た目は【辛口チーズ】の赤色がちょっと濃くなったもので、熟成が進んだ影響で気泡もより多くなっている。
何でも「口から火が出るかと思うほどの辛味がクセになる」らしいが、トーポは下位の辛口チーズ(吐く息が熱くなるくらい辛いらしい)…どころか【ふつうのチーズ】の時点で本当に火を吹いている。
普通はものの例えで使われる表現なのに、それをチーズの力で実現してしまう。すごいぞトーポ!
 
非売品で、売値は600G。
【人跡未踏の森】で拾えるほか、錬金でも作成できる。
作り方は辛口チーズ+【あかいカビ】2つ、もしくは【ヌーク草】1つ。
前者の原価的には130Gで作れるので、差し引き470G儲かる。
前者の材料は【メダル王女の城】【サザンビーク】のバザーで調達できる。
ヌーク草は非売品で普通に物語を進めていてもあまり手に入らず、落とすモンスターも【フェイスボール】(1/64)だけなのでもったいない。レアさを度外視しても赤いカビより値段が高いので、レシピ埋め以外ならやる意味がない。
更にこれを元に、【ごくじょうのカビ】【ドラゴンのふん】とを合わせれば【超辛チーズ】が、【こごえるチーズ】【岩塩】とを合わせれば【はりきりチーズ】が作れる。

リメイク版

リメイク版では錬金の待ち時間が最初から無いため、多くのアイテムの売値が売価変動によって材料費と同じかそれ以下まで値下がりするように調整を受けている。そんな中、調整し忘れたのかどうかは不明だが、何故かこれだけは最初の売却価格のまま一切値下がりしない(3DS版の公式ガイドブックでも売値の表記は「600G」のまま変わっていない)。
そのため、【王家の山】をクリアしてサザンビークのバザー開催まで進めれば、そこで購入できる【おいしいミルク】【レンネットのこな】・あかいカビから激辛チーズを量産するだけで大金持ちになれてしまうようになった。
 
やり方の詳細はバザーでチーズセットを売っている道具屋(あらくれ男)から上記の素材を購入し、ふつうのチーズ→辛口チーズ→激辛チーズの順に錬金して売却するだけ。
注意点があるとしたら、あかいカビはチーズの材料の3倍の量を買うことぐらいである。
なお、スマホ版は一度に購入できる物の単位が9個までなのでやや手間がかかる。
同一品を一度に99個まで買える3DS版なら、一回の手順で最大297個錬金できる(一応理屈上は333個錬金可能だが、購入時にわざわざ個数を合わせる手間がかかり効率が悪い)ので、1個で470G儲かることを考えると139590G儲かることになる。つまり38610Gが数秒で178200Gとなって返ってくる。
 
バザーイベント後の【ドルマゲス】戦に備えて装備を整えたり、そこに至るまでのダンジョンである【闇の遺跡】に多く出現するゾンビ系モンスター対策に【ゾンビバスター】の素材を集めたりと、何かと金欠になりがち。
この【錬金術】を使えば上記の問題をいとも簡単に解決し、さらには【せかいじゅのしずく】を大量に生産させることが可能である。
その後もカジノコインの資金となったり(というか20万ゴールド分のコインで強引に【はやぶさのけん】を交換することも可能)、【三角谷】で最終装備を整えたり、錬金素材の材料集め資金にしたりと、やりたい放題できる。強力な【ゴールドなげ】も使い放題。
本作ではサクサク進めるとすぐ金欠になるので、どこかで金を工面する必要が出てくる。
特に【追憶の回廊】まで来ると、生半可な装備ではあっさりと宇宙のチリにされるだけなので強力な錬金装備を作っておきたい所。
そういった場面に直面した時、正攻法でお金を貯めるか、この方法を利用するかはプレイヤー次第である。
ただし今作のカジノは非常に稼ぎやすい上に、中断セーブによりリセマラがさらに容易になっているので、ある程度コインが貯まったら、チーズを売るよりカジノで遊んだ方がコインは効率よく溜めやすい。
 
余談だが、錬金を利用した錬金術に関しては攻略本にも専用コーナーが設けられており、時期別で金策にオススメの錬金がピックアップされている。しかし「アルゴングレートを倒したあと」(=ドルマゲス戦前)の金策用として、PS2時代から定番の【やいばのよろい】などとともにオススメされているのはこれではなくなぜか【ふつうのチーズ】である。一応注記として「大きな利益を得られるアイテムは他にもあるので試してみよう」とあるので、ここから先は自力で気付けということだろうか。