【試練その1】

Last-modified: 2024-03-11 (月) 15:20:48

ここでは、DQ11に登場する試練その1について掲載しています。

DQ6に登場するものは【しれんその1】を参照してください。

DQ11

【デルカダール神殿】の最深部に封印されているモンスター。英語版での名前はTweedledoom。イギリスの童謡「トゥイードルダムとトゥイードルディー」をもじったものだろう。
過ぎ去りし時を求めた後の試練として【ジエーゴ】から協力して倒すよう言われる。
試練その2の方のPS4版等のモンスターリストによると、いにしえの双子の聖騎士が後世に教えを伝えるために魔神の姿に化した者であるといわれているらしい。
見た目は【ゴールデンタイタス】と同一で、同時に現れる【試練その2】も同じ姿をしている。
試練その2共々【討伐モンスターリスト】にはこの名前で登録される。
DQ6のしれん同様、戦いの前に「我は 試練なり。」と自己紹介するが、試練内容を細かく事前説明してくるところが親切ながらも若干シュール。
 
2体はいずれもほぼ同一の能力、耐性と攻撃法を持っているが、唯一素早さだけが異なる。
HPは3000で、その1の素早さは150あるが、その2は50しかない。3DS版ではこちらが必ず先に行動する。
全体に土属性のダメージを与えて転ばせる【大地の怒り】【れんけい技】【大地の激昂】を持つ他は、通常攻撃と痛恨と打撃一辺倒。
幻惑は効きにくいが【ヘナトス】は有効なので、キツイようならばこれらをかけてみよう。
大地の怒りはセーニャの【大地の旋律】で軽減できるのでこれも是非使っておこう。
 
【大地の竜玉】+3を2個装備させると土属性ダメージ軽減が100%になる。
大地の怒り、大地の激昂のダメージを全く受けなくなるので、転倒の追加効果も受けない。
なので転倒対策に【大天使のブーツ】+3を2個装備させるのなら、大地の竜玉+3を2個装備させた方がより安全。
通常攻撃と痛恨に気を付けるだけで済む。
いずれの装飾品を揃えるにしても、8人分全てを揃えるとなると最早趣味の域に達する為、所持している装飾品を上手く遣り繰りしながら戦闘メンバーを選択すると良いかも知れない。
 
なお、攻撃に際してはHPが一番多い相手を狙う傾向がある。これはDQ6の【しれんその2】の逆である。
【神の民の里】【イゴルタプ】による能力覚醒を受けていない、他のキャラに大量の【ドーピング】を施している、意図的にグレイグを低レベルにしているといった特殊なプレイをしていない限りは最大HPが一番多いのはグレイグになるため、ゾーン状態にする必要がある彼をガンガン狙ってくる。
 
こいつらは【ムンババ・邪】などと同様、ただ倒しただけでは試練を乗り越えたとはみなされず、戦闘後復活してしまう。
試練を乗り越えるためには、彼らが言うとおり2体とも【大まじん斬り】でトドメを刺さなければならない。
何とかして大まじん斬りを覚えられるようスキルパネルを調整して臨むことが求められる。
片方でもそれで倒し損ねると失敗のため、戦い方そのものから工夫する必要がある。
まず、大まじん斬りは【グレイグ】がゾーン状態になっており、かつ【シルビア】が生存していることが使用の条件となる。
このため、攻撃を適度に加えつつ、最低限この2人をしっかり守っていく戦い方をすることが求められる。
受けたダメージはしっかり回復し、グレイグ自身も会心完全ガードで痛恨の一撃を防いでいこう。
HPはともにキリよく3000のため、2500程度までHPを減らしたところで大まじん斬りでトドメとするのがセオリー。
HPを減らす際には【ロウ】のドルマ系呪文が非常に有効。
 
しかし、仕様上どれだけゾーンに入りやすい条件を整えてもそうそう都合よくゾーン状態にはなってくれない。
2体とも大まじん斬りで倒さなければならないため、1体目はゾーン状態で戦闘に突入して倒せばいいとしても、
その後再びゾーン状態にして倒す為には相当数のターンあるいは行動回数を重ねなければならず、非常に手間がかかってしまう。
こんな時こそ、【きせきのきのみ】【きせきのしずく】の出番。
これらを使えばたちどころにゾーン状態にできるため、苦労が大きく軽減できる。
相手のHPを適当なラインまで減らした時点でグレイグがゾーン状態でない場合はこれらを使っていこう。
2つとも貴重なアイテムではあるが、こういう時のためにあるようなアイテムなので、積極的に使うべし。
【王子のミラクル強兵計画】できせきのきのみが4個もらえるのでこれを活用してもいいだろう。
また、痛恨の一撃を受けて生き延びれば一気にゾーン状態になる可能性があるため(HPが十分に残っていればグレイグは一撃で落とされることは無いだろう)、可哀想だが敢えて痛恨を受けるのも手。
 
条件を満たして撃破した後は特に台詞もなく消えてしまう。そしていつの間にかやってきていたジエーゴに試練を果たしたことを認められ、最強の武器である仲間との絆の力を得ると共にシルビアに【きしどう】、グレイグに【はくあい】のスキルパネルが解放され、れんけい技【師匠よび】も使えるようになる。
過ぎ去りし時を求めた後のボスとしては弱めなので、早いうちに挑戦しておきたい。

すべての敵が強い

HPが強化されたため【クロスマダンテ】で残HPを調整し大まじん斬りで倒すという戦術がやりづらくなった。
ベロニカのイオナズン等の全体攻撃で削りながら調整する必要がある。
調整の目安は名前が赤くなってから更に600ほど削る。【ゴールドシャワー】なら約300ダメージを一律で出せるのでオススメ。この状態なら大まじん斬りで倒せるはず。
攻撃力も強化され痛恨の一撃で600弱のダメージを受けるようになっており過ぎ去りし時を求めた後すぐに挑むには厳しい相手となった。
早期のクリアを狙うならしっかりと準備を整えてから挑みたい。

余談

試練を突破した後に仲間と会話すると、カミュが「金キラキンの巨人を売って儲けたかった」と残念がる。
【レッドオーブ】を入手した思い入れのある場所なのが影響したのか、カミュにしては珍しく盗賊の血が騒いだコメントではある。
黄金で悪い思い出のあるカミュなのだが……。
贖罪が果たされる前か後かで、彼の心境はかなり違っているのかもしれない。
 
また、3DS版3Dモードでは主人公が【からくりエッグ】に乗った状態で試練に挑み突破すると、その後のムービーでからくりエッグに乗った主人公が映り込むという珍現象が起きる(「だけど変ね。パパが言うには試練の巨人を倒せば最強の武器が手に入るって話だったのに……。」と言っているシルビアの目の前と、シルビアが【きしどう】解放でポーズを決めるシーンの背後の2箇所。前者の台詞の後のグレイグが「師匠!いつの間に!?」と言うシーンでも後ろ姿が少しだけ映り込む)。
しかし、ムービーが終わると強制的に乗り物から降りた状態になっている。

また、PS4版とDQ11Sでは試練その2と図鑑の説明文が異なるが3DS版では共通のものとなっている。