【しのくびかざり】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:38:15

概要

DQ1に登場する【道具】の一種で、後の【装飾品】にあたるもの。中央にドクロが浮き彫りにされた丸い首飾り。

DQ1

【岩山の洞窟】の最深部の宝箱に稀に入っている(1/16の確率)。ドラクエシリーズにおけるレアアイテムの始祖である。
15/16の確率で110Gが入っているためB2F西部の宝箱を開けに何度も入り直す手間がある。
  
このアイテムを使うメリットは一切無い。使うと「しのくびかざりが あなたのからだをしめつける!」というメッセージが出て【呪い】にかかる。一口に「締め付ける」といってもこれの場合、首を締めつけられるんだから、それだけで死にそうに思えるが、特にダメージを食らったりはしない。
1200Gという高値で売れるので間違っても装備したりはせず、即売り払ってしまおう。実質的には金策アイテムである。
 
使ったことによるデメリットは、【ラダトーム】の城に戻ると門番に「のろわれしものよ でてゆけ!」と言われ、城から追い出されること。うっかり装備してしまったら、ラダトームの町の【呪いをとく研究にはげむ老人】に頼ろう。
 
なお、このアイテムの所有は【フラグ】で管理されており、一度手に入れてしまうとフラグが立ち、2個以上入手することはできない。
つまり、このアイテムを売ったり、上述の老人に呪いを解いてもらったりして手元から無くなると、二度と手に入れることができなくなってしまうのだ。
【復活の呪文】に埋め込まれているフラグはわずか5本しかないが、そのうちの貴重な1本を使っているのである。
当時のファミコンの少ないメモリの中でこのような “隠しアイテム” を入れ、さらに専用のフラグまで設定した当時のスタッフはなかなかの遊び心があったといえる。
 
内部的に重要アイテム扱いになっているらしく、なぜか【おうじょのあい】を貰う時持ち物がいっぱいだった際にも奪われることが無い。
後の【オリハルコン】【ぎんのめがみぞう】のように「高値で換金できる重要アイテム」のはしりと言えるかもしれない。
ただしそれらとは違い、持ち物が一杯のときには普通に捨てることが可能なので注意。

リメイク版

確実に手に入れるためには持ち物をいっぱいにして宝箱を開け、中身が【たいまつ】だったらキャンセルして……と繰り返せば良い。SFC版では無限に入手可能なので、金策にコレクションにと用途に合わせて好きなだけ手に入れよう。

DQ2(エニックス版ゲームブック)

表記は「死の首飾り」。
特定の進行状況下においてムーンペタの町で拾うことになり、入手した瞬間に強制的に装備され呪われる。
すぐ後に必ず呪いを解いてもらわなければならず、システム上は装備品というよりもフラグとしての役割を担う(このゲームブックには記号によるフラグチェック欄は無いため、アイテムがその代役を務める場合が多い)。

DQ10オンライン

水の領界、【ガイオス古海】にある沈没船でコインの山を調べると「妖しく光る首飾りがある」と出て手にとってみるかの選択肢がでる。
ここで手にとると「なんと首飾りがあなたの体をしめつける!」とでてあの禍々しいMEとともに本当に呪い状態にされてしまう上、アイテムとしては入手できない。
勝手に財宝に触ったことになるが、別にこのマップにいる海賊船員は呪われた状態でも何の反応も示してくれない。
ちなみにドラクエ10ではおはらいのスキルにより簡単に呪い解除可能なので特に手にとってもデメリットはない。

DQ11

通常では入手できないアイテム。DQ1で入手した特定の【復活の呪文】を入れて始めると手に入ることがある(検証により、主人公レベル28以上の復活の呪文が必要)。
【だいじなもの】に分類されている。道具として使うとあの禍々しいMEが流れ、まるで呪われたかのような雰囲気を与えるが、特に実害はない。見た目と雰囲気を楽しむ為のアイテムだろう。

欧米版

復活の呪文システム自体がなくなっている為、【バンデルフォン王国跡】で拾えるように変更されている。

ウォーク

装備できるアクセサリとして登場。本作では装備しても呪われたりはしない。
守備力が5上がり、即死耐性が5%上昇する。