【どくこうげき】

Last-modified: 2024-03-22 (金) 18:31:45

概要

DQ2以降の作品に登場する特技で、攻撃と同時に、その対象を【毒】状態にする攻撃。
【バブルスライム】を始め、【どくやずきん】【くさったしたい】などが使用する。
その後も名前に「どく」や「ポイズン」、「ベノム」とつけられているモンスターが使用することが多い、常連の攻撃として登場している。
その性質上、使用者は序盤~中盤の敵が主だが、稀に終盤の敵も使用してくることがある。
DQ5のみ味方も使用可能。その性能は後述…。
 
最近では発動率も下がり、バブルスライムと共に「とりあえず存在してます」的な扱いとなっている。

DQ2

初登場。
バブルスライム&【キングコブラ】と序盤にいきなり2種の使い手が出るほか、計8種終盤近くまで満遍なく使い手が数多く登場する。
特に、徒歩での非常に長い序盤の遠征では非常に脅威。
帰り道に回復手段も無く、途中で力尽き意図せず【デスルーラ】になることも。
リメイク版では【うみうし】が使わなくなった。

DQ3

前作と同じバブルスライムなど序盤を中心に中盤まで、4種の使い手がいるにとどまる。モンスターの総数から鑑みても、DQ2よりかなり少ない。
成功率は麻痺攻撃と同一で、【マタンゴ】のみの眠り攻撃よりは低く設定されている。
序盤では脅威に変わりないが、HPなどのパラメータが前作までよりかなりスケールアップした本作では終盤に使われても面倒なだけで何の脅威にもならないだろうから、妥当なバランス変更か。

DQ4

第1~5章、【とさかへび】【おばけキノコ】【とんがりあたま】などと、主に前半に出現することが多い。
が、そんな中第5章の重要な場面であるエスターク神殿にまさかの使い手【ライバーン】が登場。ダンジョンのかなり深部で毒を受けると序盤でなくてもなかなか厄介。FC版ではキアリーの使い手がクリフトしかいない影響はかなり大きい。
地味なものも、ひと工夫するだけで、後半でも存在感を見せることができる好例。

DQ5

敵の使い手は3種と非常に少ない(ただし登場頻度は中盤まで多い)。
【主人公】がLv6でキアリーを習得するため、以降は脅威になることはないだろう。
味方側も使用可能。
SFC版では【くさったしたい】の専売特許で、初めから習得している。
「どく」は戦闘中に影響を及ぼすステータス異常ではないため、通常攻撃のダメージを与える以外は全く持って無意味な特技となっている。
しかも、通常攻撃と違って会心の一撃が出なくなってしまう。
つまり、【パルプンテ】の確定会心や【ひとしこのみ】でも会心の一撃が出ない。
また、【デーモンスピア】を装備した場合はエフェクトはそのままで急所効果も失われる。
 
唯一の利点は、敵の【回避率】を無視するということ。
そのため回避率の高い敵に確実にダメージを与えたい場合には出番があるという点で【どくのいき】よりはよほどマシ。
【ねむりこうげき】【まひこうげき】にも同様の効果があるが、使い手はあまりかぶっていない。
くさったしたいはその二つを覚えないので、回避率無視の攻撃手段という選択肢になる。
ただ、DQ5では回避率に悩まされる敵がほとんどいないので、メリットも享受しにくい。
 
リメイク版では【おばけきのこ】がLv7で習得する。
本作では毒攻撃をしてこなくなったキノコだが、前作のアイデンティティを取り戻したかったのだろう。
しかし、無意味なのは変わらず。あちらはねむりこうげきを先に覚えるのでこれの出番はないだろう。
SFC時は確認できなかったが、他の「○○こうげき」と同じく、複数攻撃武器を持って攻撃した場合、単体攻撃になる。そのため、複数攻撃武器を持っている時に画面の右の方にいる敵になるべく大きいダメージを与えたいときは使うのも手。

DQ6

味方が使えても意味がないということで、敵専用に戻った。(相変わらず毒の息は覚えるが)
再び使い手が大幅に増え、理論上は最終盤あたりまで出てくる。
 
判断力の高い敵は毒状態の相手に猛毒を仕掛けてこないので、両方仕掛けてくる相手からこれを喰らったらむしろラッキー。
ただしSFC版だと毒は猛毒で上書きされることに注意。判断力の低い敵は毒状態の相手でもお構い無しに【もうどくのきり】を放ってくる。

DQ7

中盤辺りまで使い手が結構多い。雑魚で最強の使い手はゾンビソルジャー。

DQ8

使い手は多いのだが、パラメータの低い序盤組に集中している。

DQ9

過去作品の毒攻撃の使い手以外、新規モンスターに使い手はいない。
このあたり最近の影の薄さを物語っているかもしれない。

DQ10

【さんぞくウルフ】が使用するようになり、周辺でレベル上げをする際は地味にやっかいになった。

DQ11

【くさったしたい】系統の【どくのねんえき】【どくやずきん】の「毒の矢」、【あおバチ騎兵】【どくのハリ】といった類似特技が増えた。
通常の毒攻撃は【カウンター】可能だが、上記3つはカウンター不可となっている。くさったしたい系統の毒の粘液に至っては、何故か【かばう】【におうだち】を無視する仕様になっている。

モンスターズシリーズ

DQM1・DQM2・キャラバンハート

バブルスライムや【おばけヒトデ】などがLv5(キャラバンハートはLv7)で習得する。消費MPは2。
モンスターズでは毒の影響で戦闘中にダメージを負うので、序盤はそれなりに注意しないといけない。
 
【ねむりこうげき】も一緒に覚えていると【まひこうげき】【思いつく】

ジョーカー1・2、テリワン3D

【どくが】【レンジャー】【アンデッド】【スラキャンサー】といったスキルで習得できる。消費MPは2。
また、特性として【どくどくボディ】(ジョーカー2以降【どく攻撃】に名称変更)も登場している。

不思議のダンジョンシリーズ

トルネコ3でバブルスライムと共に入荷。
 
喰らった対象が操作キャラの場合は力が1下がり、NPCや仲間モンスターは攻撃力が半分になる。
攻撃力半分は喰らうたびに半分、また半分となっていき、喰らい続けてしまうと攻撃せずに様子を見始める。
そのフロアにいる間は【万能の杖】で回復してあげないと元には戻らない。
また、【おばけキノコ】【マタンゴ】【マージマタンゴ】に攻撃すると分裂する。
 
しかし、少年ヤンガスで早速(?)毒の危険度が下がってしまった。

ソード

くさったしたい系統やどくやずきんなどが使用。
これを所持しているモンスターの攻撃を受けると確実に毒状態になってしまう。

DQMSL

消費MP5
「攻撃のあと 一定確率で毒にする」
【テンタクルス】【リリパット】など数多くのモンスターが習得できる。

星ドラ

Dランクほじょとくぎとして登場。表記は「どく攻撃」
最大強化CT : 15秒
最大強化効果 : 敵1体に威力125%の攻撃 30%の確率で毒にする

タクト

Cランクとくぎとして登場。射程1・消費MP12
「敵1体に威力130%の物理ダメージを与え ときどき毒にする」
最大強化で威力+195%まで強化可能。
【バブルキング】【リビングデッド】等が使用可能。

ダイの大冒険

【魔のさそり】【ザボエラ】が使用。
いずれも毒素が強く、前者は毒消し草が効かない、後者は【マトリフ】のキアリーでもすぐには完治しなかった。
また、【アルビナス】のどくばりにも相手を毒状態にする効果がある。こちらも食らった【ヒュンケル】があっという間に衰弱しており、当たりどころが悪いと即死するほどの毒性を持つ。
 
また【ニーナ】が1人で【魔の森】に入っていたのは母親が毒のスライムに噛まれたためである。