【エペ】

Last-modified: 2021-08-10 (火) 15:05:20

DQ7

【グリンフレーク】編終了後に生まれた【イワン】【リンダ】の息子。主人公達と出会うのは【リートルード地方】の問題を解決した後のグリンフレーク再訪時以降となる。
英語版での名前はPS版ではEppe、3DS版ではCarrington。
 
イワンが経営に失敗しハーブ園を手放したため、そこで新しい持ち主【カサドール】に庭師として雇ってもらい働いている。
 
誰も何も言わないが、リンダの想い人【ペペ】の名を捩って付けられた名前であることは確実と思われる。
リメイクの英語版でもペペ→Carraway、エペ→Carringtonなのでしっかり踏襲されている。
リンダの執念が未だ途絶えていないことが丸分かりである。この名前を付けようとした時に誰も何も言わなかったんだろうか?イワンの胸中推して知るべし。イワンがハーブ園をやめ、ぶどう園を造ろうとして失敗したのも、恐らくここら辺が遠因だろう。(その一方ペペはペペで「リンダ」という名前の養女を取っているのだからこの一件は業が深い。)
 
ハーブ園を手放した後、落ちぶれて母に辛く当たる父を軽蔑し、父を置いて二人で逃げることを母に提案するが、「イワンが可哀想だから」という理由でその提案は反故にされた……と思いきや、 後になって母だけが一人グリンフレークを出奔、父と共に置いて行かれるという過去を持つ不幸人間。
その後父と共に仕事をしていたもののロクに働かない父親に苦労させられ、結局最後には父にも雇い主の奥さんと駆け落ちされて取り残されてしまう。
しかしエペ自身は母を不幸にした父にも大切な人がいたことに驚きつつ、なんだかんだで祝福している様子。
 
しかしながら、彼の今後を考えると、雇い主を毒殺しようとした妻と駆け落ちした男の息子と言うことで、針の筵になることは目に見えている。そういう意味ではカサドールと並ぶ、火曜サスペンス劇場並みのドロドロ愛憎劇の一番の被害者と言えるだろう。