【ルカ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 03:29:15

概要

【ルカの旅立ち】【主人公】を務め、ルカの旅立ち・【イルの冒険】を合わせたリメイク版の【ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵】では妹の【イル】とダブル主人公を務める男の子。
リメイク版ではイルか彼のどちらかをプレイヤーとして選択することになる。性能に差はないが、変更はできないので選ぶ際はよく考えよう。
兄妹とも性別印象のあやふやな名前に加え、「イルルカ」と略される作品名の影響もあってか、「イルが先だしイルが兄?イルが姉なんだっけ?」などと間違われることもしばしば。「いもうとのイ」で覚えておこう。
 
木の棒をステッキ代わりに、風呂敷っぽい布包みをたすきがけにして身に着けている。
耳当て(?)を裏向きにつけた大きな帽子がトレードマーク。
【ハッサン】同様、上半身は前の開いたベスト1枚しか着ておらず半裸に近い。まあ、南国マルタの男性キャラは軽装だったり半裸の者がやたら多いのだが…。
 
リメイク版(イルルカ)では衣装がマイナーチェンジしている。
ズボン丈が短くなり、腰下を覆う紫色の前掛け(ふんどし?)がなくなっている。また、腰回りに締めている帯が緑色から赤色に変更されている。
ただし、伝達がされていなかったのか、【鳥山明】が手がけるパッケージイラストだけはオリジナル版の衣装を身に着けている。

イルとルカの名前は、新しい水棲系モンスターを出すことにちなみイルカからとったと証言されている(2021年10月21日 DQMオールスターズ記念生放送における犬塚太一氏の発言)。豊かな海に囲まれた作品舞台らしいネーミングである。
ルカが上の子でイルが下の子になった理由は不明。
ルカが男の子になった理由もわからないが、現実世界の欧米における「Luca」が男性名だからかもしれない。
Lucaはローマ帝国でよく見られた「ルキウス(ルシウス)」の流れをくむ男性名で、DQ5主人公の小説版の「リュカ」もこれの表記ゆれ。
キリスト教における初期の功労者の名前なのでメジャーな人名のひとつ。そのままや各語に変化してルーカスやルークなどの形でよく使われている。
なお、チェスの「ルーク」は城という意味だが、人名の場合は「光(を運ぶもの)」という縁起の良い意味がある。ルカ/リュカとかルーカスも言語が違うだけで意味するものは同じ。
 
DQMSLでは「まものルカ」という名前の【ビッグハット】系統(ルカの帽子をかぶったブタの姿)のモンスターが登場する。
 
英語版での名前はCobi。

DQM2

元々は別の国の出身だが、モンスター牧場を経営する両親と妹の【イル】、牧場で世話をしている魔物とともに【マルタの国】へやってきた。
ルカ編ではルカがモンスターマスターとなり、へその代わりになるものを探しに冒険に行くことになる。
イル編では、イルがモンスターマスターとなって冒険をしている間、牧場で魔物の世話をしている。
ルカが連れた魔物たちは【ギガクロスブレイク】などの攻撃タイプの【連携特技】を発動できる。

イルルカ

DQM2リメイクの本作でも続投。最初に主人公としてルカを選ぶことで最後まで主人公となる。
イルを主人公に選んだ場合は牧場でモンスター達の世話をする。
ストーリー上の違いは一部のキャラの台詞と【ダークマスター】戦の相手が変わる程度。
ジャンプや踊りなどのアクションも微妙に異なる。イルに比べると頭一つ大きい。
服の入手に応じて着替えもできる。魔物の着ぐるみはルカだと【ももんじゃ】になり、なりきり竜王の服はドラゴン形態の方になる。

ジョーカー3プロ

インターネット通信広場にルカの金像が置かれており、「すれちがい対戦で30回以上勝利する」というお題がプレートに書かれている。
このお題とイルの像に書かれているお題をクリアすると【ワルぼう】を手に入れることができる。
また、さり気なく追加シナリオラストの一枚絵にも描かれている。

トレジャーズ

お宝として【ルカの像】が登場。

DQMSL

DQMオールスターズではマルタの国にて魔物が凶暴化し、それを倒した者まで魔物化する事件が発生。妹と共にタイジュの国を訪れ、【DARK】の誕生後に主人公&テリー姉弟と合流する。

ライバルズエース

真3弾カードパック「星降りの決戦」にてコスト1の英雄カードで、妹とタッグで「イル&ルカ」名義で実装。声優は妹と同じく井口裕香。
レベル1、レベル2はランダムでイルかルカが担当し、レベル3は「モンスターとの絆」をルカが担当する。

レベル1 コスト0 託されしたまご
冒険者以外の系統を1つだけ持つ味方1枚を選ぶ
選んだ系統のたまご1枚を手札に加える

レベル2 コスト1 マスターへの道のり
このターン中場に出た、託されしたまごで選んだ系統の味方ユニット1体にさくせんを出す
このヒーロースキルのコスト-1

レベル3
・コスト2 モンスターとの絆
託されしたまごで選んだ系統のモンスターを育てる
ヒーロースキルがめぐりあう仲間たちになる

・コスト1 めぐりあう仲間たち
自分のデッキから託されしたまごで選んだ系統のカードをランダムに1枚引く
ヒーロースキルがモンスターとの絆になる

レベル1は1回発動でレベルアップ、レベル2は2回発動でレベルアップ。レベル2の2回目はコスト0で使えるということである。
レベル3はモンスターとの絆とめぐりあう仲間たちが交互に出てくる。
「託されしたまご」は2ターン後に対象の系統のランダムなカードを+1/+1して手に入れられる【モンスターのタマゴ】を入手できる。ランダムとはいえ必然的にデッキとシナジーがあるのでよっぽどのハズレでもなければ十分使用可能。他リーダーのレジェンドレアなどキーカードを引ければ思わぬ強烈なシナジーが生まれる場合も。
「マスターへの道のり」は【作戦】で系統ユニットを強化できる。ランダム性はあるがその分奇襲も可能で、【たこつぼこぞう】【とっしんこぞう】【アクアスライム】などの軽量の先制/速攻カードを強化して除去に使ったり、【追撃のキラーマシン】などさくせんシナジーを活用したりもできる。
「モンスターを育てる」は、「攻撃力+1」「HP+1」のパワフルバッジ(永続効果)を獲得するか、「手札のコスト5以上の系統カードのコスト-1」を行うもので、毎回任意で選べる。
「めぐりあう仲間たち」は単純なリソース確保。ユニット主体のデッキで起こりがちな息切れを防ぐ。
 
モンスターマスターの子どもなだけあって、レベル1で指定した冒険者以外の系統を軸にして動く効果になっている。
特に「モンスターとの絆」による強化は強烈で、速攻や先制持ちの【アクアスライム】【たこつぼこぞう】など軽量カードを強化して猛攻を仕掛けたり、魔神機キラーマジンガなどの大型ユニットをコストダウンして早期着地を狙ったりと、その活用法は多岐に渡る。
基本2ターンに1回だがドローもできるのでリソースも切れにくい。
系統デッキを組むなら是非採用しよう。いかにレベル3を回すのが肝なので、レベルアップを円滑にするため低コストの系統カードを少し多めに入れると良い。
その点では絶対数が少なく、特に低コストがほとんどいない魔王系とは相性が悪め。魔王系を軸にするなら多系統に寄せて【魔神ダークドレアム】を軸にするか、【プチターク】【ラプソーン】なども使用可能なマスターズルールで使いたい。

ドラけし!

妹と同様、イルルカイベント「マルタのへそを求めて」のストーリー部分に登場。