【戦士はひとり征く】

Last-modified: 2024-02-10 (土) 03:26:48

概要

DQ4で使用されるフィールド曲。
【勇者の仲間たち】の中の1曲であり、【ライアン】のテーマ曲。
「征く」は「ゆく」と読む。
 
構成=Intro:2小節、A:14小節
調=ヘ長調(F)(FC版はキー+2)
BPM=86(NHK交響楽団)
拍子=4/4
 
FC版はテンポが速くキーも高いが、オーケストラ版やリメイク版ではゆったりとしたテンポで広大な世界を表現している。
このような明るめで雄大なフィールド曲は、ドラクエ全作品を通してもこの曲が初である。オーケストラ版の2周目は特に素晴らしいので一度は聞いてみてほしい。

DQ4

【第一章 王宮の戦士たち】でのフィールド音楽。
第五章の全員集合後ではライアンを先頭にするとこの曲が聴ける。
DQ3までのフィールド音楽には寂しさや悲壮感、使命の重大さやそれに対する決意などが表現されていたが、明るくゆったりしたこの曲は一人でもさほど寂しさを感じさせない「大人の落ち着き」、また彼の使命は「子供の失踪事件の調査」という、重大ではあるが王宮の戦士としては平凡なものであることがイメージされたのだろう。
 
第五章での合流は最も遅くレベル差がつきやすいが、ライアンは先頭に出しても不安の無い能力なので、勇者の使命に疲れたら彼に交代してもらって、気分を落ち着けるのもいいかもしれない。

DQM3

【人間界】のフィールドで流れる。
ライアンとは何も関係がないが、人間界のゆったりとしたイメージの表現に加え、DQ4本編でも一番最初に聞けるフィールドBGMという4原作再現にもなっている。

ビルダーズ2

楽器系オブジェクトに対して「戦士の旅の楽譜」を使うか、複合施設【アニマルパーク】を建てると、周辺のBGMがこれになる。
落ち着いた曲調は、動物や子供の集まる公園にもマッチしている。

ダイの大冒険(アニメ)

【アバン】がダイとポップに【アバンのしるし】を授けるシーンで流れている。
元の曲から考えるに、若いダイたちではなく大人のアバンの静かな決意をイメージしたものだろう。
この前後の展開は衝撃的なものだが、この曲のおかげで決して悲しいだけに終わっていない。
 

蒼天のソウラ

9巻で登場。マルチナ氷結呪文で戦う戦闘スタイル、「乙女の一人舞台(パティノワール デ ヴィエルジェ)」の演目を切り替えた際、ライセンが認識した楽曲。
「緩やかで伸びやか…深みのある曲の入りだ。朝靄が晴れたばかりの瑞々しい野原…冒険者の始まりを祝って吹くかのような高原の風…。交響曲第四章天空編第一章<戦士はひとり征く>!!」
と、音楽が聞こえるわけでもないのにマルチナの舞いから読みとってみせた。
しかしそこから予想外のステップが繰り返される事から認識を改め、
天空編終曲<導かれし者たち>の途中に、一章から五章までのメインフレーズを繋げた節がある!!そこだろう!!」
と、マルチナの引っ掛けを読み解く事で攻撃タイミングを見切り、勝利を収めた。