【必殺技】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 05:10:53

概要

主にバトル要素を中心としたフィクション作品(マンガ・アニメ・特撮など)において、各キャラクターが使用する特殊な技。
その多くは派手な演出があり、戦闘シーンを盛り上げるアクセント的な役割を持っている。代表的なものにドラゴンボールの「かめはめ波」など。
ちなみに「『必』ず『殺』す『技』」となっているが、必ずしも直接大ダメージを与えたり即死させたりする技であるとは限らない。
 
DQ関連作品では、マンガ作品のダイの大冒険においてオリジナルの必殺技が多数登場している(一覧はこちら)。
ゲーム作品ではある特殊な条件を満たした時のみ使用できる特殊な技を指す言葉として採用されている(それに当てはまらない技は【特技】と呼ばれる)。本編ではDQ8~DQ10に登場するが、DQ8のものは立ち位置がだいぶ異なる。
DQ11では近いものとして【れんけい技】が登場している。
 
なお、トルネコ2の剣の技については【ひっさつ】を参照。
すべての必殺技の一覧はこちらを参照。

DQ8

【スカウトモンスター】が2~3体で連携して放つ技として登場。
「ギガンテス2体」「剣を持ったモンスター3体」など、各必殺技ごとに発動条件が決まっており、その条件を満たしたチームを組むと一定確率で発動する。
スカモンには命令が出せないため、条件を満たしたチームを組んでも必殺技を使ってくれるかどうかはランダムである。
 
必殺技を使用したモンスターはそのターンの行動が終了する。
たとえ2回攻撃可能なハルクやロビンであっても、必殺技と通常の攻撃を1ターンで繰り出すことはない。
無論、2体で使用する必殺技を使用した【ターン】であっても、必殺技に参加していない【モンスター】は問題無く行動できる。
 
敵全体を攻撃するもの、敵1体をタコ殴りにするもの、自軍に回復や補助の効果を与えるものなどがある。
内、補助・回復効果については人間キャラにも影響を与えるため、ボス戦などで上手く使えば戦況を一気に立て直すことが可能。
 
必殺技の一覧はこちらを参照。

DQ9

前作とは別物のシステムで、本作では【プレイヤーキャラクター】が使用する。
いつでも使用出来るわけではなく、【ひっさつチャージ】が発生した際、【ひっさつ】のコマンドを選ぶ事でのみ使用出来る。
必殺技の効果は【職業】ごとに決まっているが、現在の職業に依存しているため、職歴を積んでも使える必殺技が増えたりはしない。
いずれも【MP】を消費せずに使用可能。
 
有用度は職業によってまちまちであるが、パラディンの必殺技であるパラディンガードは高レベルの魔王戦でも有用であり、使い勝手は頭1つ飛び抜けている。
次いでバトルマスターのテンションブーストも有用。
 
4人全員が必殺チャージした場合、全員が「ひっさつ」コマンドを選ぶことで超必殺技が使用可能となる。
現在のパーティ全員の職業に応じた超必殺技の一覧が表示され、その中から選んで発動させる。
「1人の必殺技」も選択可能。
この時【マルチプレイ】で選択が分かれた場合、3:1か2:1:1なら多数決で選択の多い超必殺技が発動するが、
2:2や全員違う場合は一人の必殺技になってしまう。 
 
必殺技の一覧はこちらを参照。

DQ10オフライン

オン版や他作品とは異なる新しいシステムとなった。
 
今作では【ひっさつ】コマンドで【テンション】を25の倍数単位で消費して発動する。発動した時には固有のムービーがボイス付きで再生されるが、ボタン長押しでスキップできる。
また、【スーパーハイテンション】になっている間は、消費テンションが25・50・75の必殺技を消費ゼロで打ち放題となる。
なお、スーパーハイテンションにならないと必殺技を発動できなくなる【必殺技はテンション100消費】【しばりプレイ】もある。
 
必殺技のほとんどは【とくぎ】の延長線上にある存在で、ウィンドウでは特技を表す丸アイコンに光りマークが添えられている。
ただし、【マヒャデドス】【ドルマドン】【イオグランデ】、それとVer.2で習得できる【メラガイアー】【ギラグレイド】【ギガデイン】【マダンテ】【ベホマ】【呪文】の延長線上であり「必殺呪文」に分類される。こちらは呪文を表す六角形のアイコンに光りマークが添えられている。
 
習得方法は大きく分けて次の5つ。

  1. 職業クエストの第4話で入手できる【主人公】専用の職業別必殺技
  2. Ver.1の仲間キャラクターがそれぞれLv30・40・50になると習得する仲間キャラ専用必殺技
  3. 【スキルパネル】で習得する武器スキル(格闘スキル、【アンルシア】【正義】も含む)の必殺技。基本的に各スキルにつき、Ver.1から主人公と仲間キャラが共通で覚えられる技が一つ、Ver.2のスキルパネル拡張後に主人公と仲間キャラが共通で覚えられる技が一つある。それに加えて片手剣・両手剣・オノ・ムチ・扇・ハンマー・弓にはVer.1では仲間キャラのみが覚える技もあるが、これらはVer.2になると主人公も習得できる。
    例外としてブーメランの必殺技は主人公専用。【ギガブレイク】はヒューザは覚えない代わりにVer.2でアンルシアが覚える。
  4. 主人公のレベルアップか仲間キャラの固有スキルで覚える必殺技。上述の必殺呪文はこれに該当する。
  5. Ver.2でアンルシアがイベント習得する勇者の必殺技。

なお例外的に【ピンクタイフーン】は3.と4.を兼ね備えている。

【ふしぎな鍛冶】では【ヘパイトスの炎】のみ登場する。仕様はDQ11と同じ。

必殺技の一覧はこちらを参照。

DQ10オンライン

DQ9と同様の仕様だが、職業クエストをこなすことで使用可能になる。
その後、各職に2つめの必殺技が追加されたが、そちらには【CT】がある。
ストーリーのボス戦ではイベント的に使用可能となる必殺技もある。
詳しくはこちらを参照。

DQ11

DQ10オンラインの職人システムからアレンジした【ふしぎな鍛冶】で登場。
【ひっさつチャージ】が発生すると利用可能になる。該当する技は【ヘパイトスの炎】のみ。

バトルロードシリーズ

味方が持つ技を正しく組み合わせると発動。
敵全体を攻撃し、ほとんどの技が何らかの追加効果を持つ。
「ふたりで遊ぶ」では必殺技同士を組み合わせて発動させる「究極必殺技」がある。

ヒーローズ1

表記は【ひっさつ】
【テンションゲージ】が満タンの時に○ボタン(PS系ハードの場合)を押し、ハイテンションの状態で○ボタンを押すか、モード終了時に発動し、ゲージがゼロになる代わりに周辺の敵にキャラクター固有の攻撃で大ダメージを与える。MP等は消費しない。
 
ハイテンション状態は真・三國無双における無双乱舞にあたる状態だが、ひっさつはそのフィニッシュとしてムービーが入り、発動中は終了まで自由に動けなくなる。
ひっさつの内容や効果範囲は各キャラ固有であり、使う際は敵との位置取りも重要。発動する前に敵を範囲内におさめないと無駄撃ちになる可能性もある。
新たなテンションのチカラが解放される度に威力が上がる。
また、【ちからのペンダント】をつけることでも威力が上がる。
 
序盤でディルクからテンションの奥義を伝授されると、使い方のチュートリアルと同時に使えるようになる。
 
一覧はこちらを参照。

ヒーローズ2

序盤で使い方のチュートリアルと同時に使えるようになる。
必殺技の内容や効果範囲は各キャラ固有であり、使う際は敵との位置取りも重要。
新たなテンションのチカラが解放される度に威力が上がる。
最初はテンション5だが、「気力の結晶」をもらうことでテンション20に、【気合の原石】をもらうことでテンション50に、【双子の王】を討伐することでテンション100になる。
また、【ちからのペンダント】をつけることでも威力が上がる。
なお、今作ではオプションから必殺技の演出を毎回フルで流すか省略したものにするかを選択できるようになっている。
マルチプレイでは設定に関係なく短縮されたものが再生される。
なお、マルチプレイでは必殺技の演出中でも敵が動くため、動きが激しい敵なんかに使う場合は使用タイミングに更なる注意が必要となる。
 
一覧はこちらを参照。

シアトリズム

DQ9の超必殺技がそのまま登場する。
基本的に性能はDQ9基準。

剣神

ボス戦時のみ使用可能。ボスを斬ったりボスの攻撃を防御したりしている内に、画面の左上の必殺技ゲージが貯まっていく(普段はこの部分に【ロト】の紋章が写っている)。
満タンになった状態で一発斬ると「必殺技チャンス」が到来し、現れる5つの玉の斬り方に応じて必殺技が発動する。
ただし、必殺技の巻物を手に入れていないと発動しないので注意。
巻物は、「【練習場】で発動させることで手に入るもの(ゲーム中ではノーヒントで、雑誌などから自力で探す必要がある)」と「ゲーム内のイベントで手に入るもの(イベントを進行させるまでは練習場でコマンド通りに斬っても発動しない)」の二種類がある。
ただ巻物を持っているだけではなく、きちんと必殺技を出せるように普段から練習場で練習をしておくといい。
使用出来る必殺技の一覧は【主人公(DQ1)】を参照。

ビルダーズ2

プレイヤーのレベルが14になると習得し、シドーが赤オーラをまとい画面左下に「ひっさつ!!」と表示された時にコマンドを入力すると発動。
シドーが【主人公】を投げ飛ばし、二人で急降下して周囲の敵に大ダメージを与える。
シドーと主人公の協力技という性質上、パーティにシドーがいなければ発動しないし、【ムーンブルク島】で二人が仲違いしている間の戦闘では発動することはない。
正式名称は「(主人公名)とシドーの すぺしゃる ふぁいてぃんぐ こんびねーしょん あたっく」で、名付け親はもちろん主人公である。
 
具体的にはシドーがある程度攻撃をすると発動可能になり、現在の主人公の位置を基準に発動する。
発動までは時間がかかるため、ザコ敵相手に発動可能になることはあまりないが、強敵撃破後の戦闘や、頻繁に戦闘をしているとザコ敵相手に発動可能になる場合もある。
逆に強敵などHPが高い相手と戦っている場合には2回以上発動のチャンスが巡ってくることもある。
しばらく使わないでいると発動出来なくなるので発動出来るようになったら積極的に使っていこう。
 
その威力は周囲の敵に中盤でも600以上のダメージ、最終的には1,000を超えるダメージを与えられる文字通りの必殺技であり、攻撃範囲も非常に広い。飛び回る【飛行兵団】をこの技でやっと撃ち落とせた。なんてことも。
強敵に使えば大打撃を与えると同時に周囲のザコも一掃可能。それゆえ家畜を連れている場合は巻き込まないように注意が必要となる。
さらに発動時に敵の行動を強制的にキャンセルさせるという隠れた特徴がある。大型の【アンデッドマン】系などの溜め攻撃で地形が大きく破壊されるのが嫌という人はその直前に使うといい。
なお、攻撃モーションではハンマーを使用しているにもかかわらず何故か石の敵への特効がなく、それらの敵には通常攻撃と同じく1ダメージしか与えられない。
威力も参照するのは剣の方の攻撃力であり、うっかり【勇者のはた】【羽子板】を装備したまま使うとさっぱりなダメージしか出ないので注意。

クロスブレイド

カードごとに設定された【闘気】をMAXにし、そのカードを振ると使用可能の全体攻撃。
ゲージをMAXに近いタイミングで止めるか、3種類のボタンを正しく押すことでダメージをアップできる。
第4弾からは味方3人が同時に必殺技を発動させると追加で【キズナ必殺技】?が発動する。

ライバルズ

一部の特技カードやヒーローカードの特性として登場。
カードは通常コスト分のMPを使うだけで使用可能だが、必殺技の場合それだけでなくテンションゲージが満タンでないと使用できず、さらに使用後はテンションがゼロになる。
その分強力...というわけでもなくその性能はピンキリ。
デッキの核となるカードもあれば、明らかにデメリットの方が目立つものも多々ある。

タクト

英雄系のほとんどのキャラが使用可能。必殺技には使用可能回数・必要ターン数があり強力な効果やダメージを与えることができる。ただし、必殺技があるためか英雄系のキャラはとくぎ習得ができない。