ソウル・ウォーズ

Last-modified: 2014-04-11 (金) 22:38:08

オープニング

帝国艦隊旗艦「プロムスデル」

 遠い昔、はるか彼方の宇宙で…。
 悪の宇宙帝国がついにその侵略の手を近隣諸国に向け始めた。
 諸国は反乱軍を組織して帝国の侵略に抵抗したが、圧倒的な軍事力の前にひとつ、またひとつと滅ぼされてゆく。
 ついには武器を持たない平和な国ヒノモトも熱核攻撃にさらされ、ツクヨミ姫は虜囚となった。
 広がる帝国の版図と、占領地にもたらされる圧政。
 事態ここに至り、反乱軍首脳はひとつの賭けに出た。
 宇宙共和国のエスパー騎士団の生き残りの精鋭部隊を、帝国艦隊の旗艦にテレポートさせ、艦隊制御システムのコアを破壊するのだ。
 高名なエスパー騎士の息子であり、その才能と才覚を示していままさに略式ながらエスパー騎士となったカール・フォン・ローエンもまた、不退転の決意をもって帝国艦隊旗艦「プロムスデル」に乗り込んだ。
 だが──
(ぶおーん!(レーザーブレードが振られる音))
(かしーん! ビシィ!(レーザーブレードでチャンバラする音))
 カールの目の前に現れたのは司令官デスベーダー本人であった。
 悪の皇帝の右腕であり、数々の悲劇と惨劇をもたらした悪魔。エスパー騎士団の裏切り者。そして父親の仇。
 カールは勇気を奮い起こして青いレーザーブレードを繰り出すが、デスベーダーは赤いレーザーブレードと暗黒のフォースを駆使してカールを追い込んでゆく。
 仲間達はそれぞれに役目を負っており、それぞれ帝国の精鋭にまみえて苦戦している。助けを求めることはできない。今、自らが宇宙の命運を決めるのだ。
「フッフッフッ… 私とともに来るのだ。お前ほどの力があれば私とともに皇帝を倒し、二人で宇宙を支配することもできよう」
「巫山戯るな! 俺が、宇宙の平和を守るエスパー騎士が、巨悪であり父親の仇を前にして膝を屈するものか!」
「フッフッフッ… お前の父親はまだ生きている」
「なん…だと…」
「あいむゆあふぁーざーまいさん」
「!?」
「あいむゆあふぁーざーまいさん」
 ホストは絶望した。

ナイトメア・ガーデン

「人間はいろいろ。ソウルボードもいろいろ。ホラーもいろいろです」
 フィリオリは目を閉じて紅茶を一啜り。今回の舞台はこの国で昔流行っていた映画に影響を受けているソウルボードとのこと。
 
 ホストであるカール・フォン・ローエンはいきのいい青年だが、仲間の筈の反乱軍に騙されて利用されていたと吹き込まれて絶望し、暗示をかけられている。ホラーはカールにかつての仲間や護るべきツクヨミ姫を殺害させ、絶望と自暴自棄の暗黒面に堕とそうと画策している。
 ソウルアクセスにより夢渡りたちはこの場面の少し後に到着することができる。
 しかしカールはデスベーダーの暗示に掛かっており、ホラーとともに夢渡りたちに襲いかかってくるだろう。
 デスベーダーは魔剣を所持しており、ライフが半分以下になると悪鬼の紋章を解放して闘う。
 さらには最初からプロレマとシールドの加護を3つ受けて戦闘に参加する強敵。
 カールはホラーのしもべとして力を与えられており、魔剣を所持している。手刀などは効かない。
 カールは暗示をかけられていても依然としてホストであり、夢渡りやホラーに殺害されればリセットされる(ライフゼロで死亡する)。
 ただし、デスベーダーはカールが正気に戻らない限りはカールに攻撃しない。
 ソウルアクセスでは戦場であるコア・ルームに直行してもいいし、ツクヨミ姫が収監された牢屋に向かってもよい。しかしその場合は最低でも一人以上がコア・ルームでホラーを抑える必要がある。
 なお、コアを破壊すると旗艦は(脱出するに充分な時間のあと)爆発し、何故か艦隊の他の戦艦も連鎖爆発する。
 
「えっと、…貴方方がフォースとともにあらんことを」

参加キャラクター:未定

プレイング締め切り:2014年4月15日23時59分(火曜日)