信仰ガイダンス

Last-modified: 2014-09-06 (土) 14:06:25

古くなっているので新神の追加を誰か頼みます

Zin/ジン

信仰値は時間経過か祭壇に現金を貢ぐ、もしくは突然変異や腐敗を使ってくるモンスターを倒すことで上昇する。
安定性を重視した神で序盤こそ強力な技も無く地味だが、中盤以降は突然変異からの常時加護、飢餓状態からの回復、病気の耐性など、じわじわと有用な加護が得られる。
この内、突然変異、病気の耐性は信仰値を消費しないので、序盤さえ乗り切れば安定したプレイを約束するだろう。
バージョンアップで信仰値依存の確率で地獄でのファンブルを防ぐという非常に強力な効果が追加された。地獄を潜る際にこの神に鞍替えし、後半余り気味な金を貢いで一気に信仰値を稼ぎ、地獄を突き進むと言う荒業を行う上級者もひょっとしたらいるかもしれない。

The Shining One/輝けるもの

略称"TSO"。
信仰値は時間経過か、アンデッドや悪魔を倒すことで得られる。後半では信仰値の獲得源に困らないが、序中盤は恩恵を受けられず苦戦しがち。また、信仰スキル依存の能力ばかりだが、信仰値を消費する能力しかないため、信仰スキルが上げにくい。
しかし、信仰レベルMAXでは衰弱耐性が+++であったり、アンデッドや悪魔に効果の高い範囲攻撃や召喚を行ったり、後半戦やエクストラダンジョンで遺憾なく力を発揮する。武器を祝福し、神罰エゴをつける(悪魔の武器は良性能の特殊な聖なる武器になる)こともできるようになった。
これらの特徴から、序盤はエリヴィロンなどの他神で信仰スキルを伸ばしてから宗旨替えするという戦略が一般的なようだ。
ちなみに無印Crawlではさんざんな言われようだった。その汚名をそそいで余りある強化と言えるだろう。

Elyvilon/エリヴィロン

正の三神の中でもっともそれらしき治癒の神(女神?)。武器を奉納すると喜ぶ。
Crawlでは貴重な回復手段を与えてくれる。
特に「耐減速の護符」無きDCSSでは、バーサーク後の遅延治療にPurificationが大変便利である。バーサーク手段を持っている戦士はかなりの恩恵を受けられるだろう。

Yredelemnul/イレデレンヌル

脳筋戦士やデュアル系に人気のある神様。祈祷スキルのみで死体を思うがままに操ることが出来る。
最初こそAnimate Remainで足元の死体をゾンビ化させるだけだが、信仰値が上がるとAnimate RemainがAnimate Deadに変化するので、中盤まで安定したプレイを約束される。
ちなみにこのAnimate Dead、本来のAnimate Deadの半分のMPで済む上、信仰値も消費しないと言う抜群の使い勝手を誇る。
ゾンビやスケルトンは階段を昇り降りは出来ないが、敵を倒した際にランダムで亡霊や骨系モンスターなどの手下を下賜してくれる(この手下は昇降可能)ので、手下に困ることは少ないだろう。
ただクリアするだけならかなり強力な事は間違いないが、アンデッドや悪魔などを殺しても歓心は得られない為、地獄やパンデモニウムに潜る上級プレイヤーには有り難味が薄い神様かも。

Kikubaaqudgha/キクバークッグァ

死霊術に特化した神様。Yredelemnulが幅広い基本系とするなら、こちらはより深い専門系と言った所か。
余りにも特化しすぎたのか、扱えるスキルも1個だけと言うシンプル振りである。
ただ1つのスキルReceive Corpsesは、周囲に新鮮な死体を複数召喚する。このスキルは死霊術スキルで判定されるので、祈祷スキルに経験値を分散させることなく使用出来る(信仰値は消費する)。パワーが上がれば各種ドラゴンやジャイアント、トロルなどを呼び出せるので、ピンチになりそうだったら早めに使っておきたい。死体は捌けるので、飢餓時の救済としても有効。
死霊術のファンブルの防止、死霊術系統の本やネクロノミコンの下賜は無印と変わらないが、苦痛の紋章が弱体化し、完全に防御するかダメージ量を抑えるかに確率が分散されてしまったので、注意しておこう。

Makhleb/マクレブ

妖術と悪魔召喚の能力を与えてくれるため、基本的にはそれらを持たない戦士に向くが、不興の対象が棄教と時間経過以外存在しない為、「困ったときはマクレブ」と言われる程に汎用性は高い。
また敵を殺したときに、敵の強さに応じてHP/MPが少し返ってくる。この能力のため、強敵との連戦のときにありがたみを感じることが多い。
Deep Dwarfやアンデッド種族はHP自動回復の手段を持たないため、マクレブのこの恩恵を頼みにするのも定番。
序盤の追い討ちとしての「小さき破壊」、後半の強敵に当たるときの「大いなるしもべ」からの上級悪魔という具合にバランスも良い。ただし悪魔が敵対して出てくるときもあるので運用には少々コツは要るが、戦士のからめ手を補ってくれる質の良い神である。

Okawaru/オカワル

物理攻撃の戦士にとって最も人気の高い神・・・であった。少なくとも無印Crawlでは。
しかし、無印のオカワルは余りにも強力で人気が高すぎたため、DCSSでは弱体化を余儀なくされた。軽傷治癒と絶体絶命時の加護は削除となり、アクティブスキルも変更された。
とはいえ、物理攻撃を主とするならばスキルレベルを一時的に上げるHeroismや攻撃速度を上げるFinesseは依然として有用である。そして、何より武器防具の下賜はそのままであり、矢玉も落としてくれるのでハンタータイプの戦士にも恩恵は大きい。
しかし、腕力強化と加速に慣れた無印からのプレイヤーはどうも勝手が違うと感じるだろう。そこは別物と思うしかない。スキルが少なくなってしまったので、オカワルファンは今後の追加に期待したいところだ。

Trog/トログ

Okawaruと並ぶ物理職の神だが、こちらの方がより脳筋向け。
信仰値の消費無しで使えるBerserkやBerserk化した手下の召還、
少量だがHPが回復するTrog's Handなど、便利なものが揃っている。
魔法の使用は咎められるが、重鎧を着込んだ重戦士にまともな呪文を使う余裕など無いので、たいした負担にはならない。
wandやrodの発動は魔法には当たらないので、気にせず使ってよし。
このTrogもアイテムを下賜してくれるのだが、Okawaruと違うのは武器だけしか下賜してくれないこと。
まぁ、その分武器が充実すると考えれば、何も問題は無いが。

Sif Muna/シフ・ムーナ

魔法使いにはお馴染みのシフ先生。
とにかく呪文書を広くゲットしたい人向けであり、その点は変わっていない。通常の呪文書よりもアーティファクト呪文書(シフ先生監修のものもあれば、他の魔道士監修のものも)をよく落としてくれるように変更されている。
注意すべきは、チャネリング能力がヴェフメットから移動となり、三大最高位魔術書(殲滅・ネクロノミコン・Grand Grimoire:無印の悪魔術にあたる)は下賜されなくなった。このことによって、レフディブの水晶槍や小悪魔の群れなどを手に入れるのは運任せとなってしまうので、魔法一本で行く場合には、ヴェフメットを取った方が強力なメインスペルを手に入れやすいかもしれない。ただ、補助としての呪術系魔法や転移術はヴェフメットより手に入れやすいのも確かで、成長の選択肢も幅広く、ボルト魔法+下賜された魔法書から有用な魔法おいしいとこ取り、などというプレイが期待できるだろう。チャネリングの杖無しでもMP回復できるので、無茶さえしなければ素早く態勢を立て直せる。しかし回復量は信仰スキル依存なのが悩ましい。
あと、無印で有名であった空撃ちでの信仰値アップはできなくなったので注意。スキル経験値を使ったときのみシフ先生はお喜びになる。

Vehumet/ヴェフメット

ヴェフメットは純粋な魔法プレイの場合に人気の高い神であり、基本的には無印と同じように妖術士や召喚士の強い味方だが、能力に微妙な変化が見られる。(特にシフ・ムーナとの区別化という点で)
まず、殺害時のMP自動回復と失率軽減、魔法書の下賜は引き続き残っているが、チャネリング(能力発動によるMP回復)はシフ・ムーナの能力となった。これに頼っていた人はがんばってチャネリングの杖を手に入れるしかない。
しかし、SSでは「射程+1」「Lv5以上の呪文のMP消費-1」という強力な受動型能力が追加されている。これは当然高Lvの妖術士に最も恩恵が大きい。「射程+1」は一見大したことはなさそうだが、レフディブ水晶槍や焼夷の炎などSSでは攻撃魔法の射程が軒並み下方修正であるので、この特権は妖術士にはかなりありがたい。
妖術で生きるならまず最有力で間違いない神であろう。召喚の場合は少し迷うところだが、魔法書の下賜とMP消費-1がある点を考えれば、安定した神と言えるだろう。全能力が信仰スキルに依存しておらず、スキル経験値を全て魔法系につぎ込める点も優秀である。

Nemelex Xobeh/ネメレクス・ソベー

クソベー様の愛称で親しまれているこの神は、あらゆる効果を引き起こすカードが詰まったデッキを下賜してくれる。
中には経験値を大量に貰えるカードやポータルを作成するカードも潜んでおり、
通常では味わえない程にBazaarやLabylinthに行く事だって可能だ。
勿論そんなあまーい飴だけではなく、ムチに該当するカードもしっかりと入っている。
何も知らずにカードを引くと、エライ目に会ってしまうだろう。

幸いにも下賜されるデッキ自体は5種類しか無いので、危険なカードと対策を知るにはそれほど苦労はしない。
「デッキを使い切る事」が特に歓心を得られるので、対策が出来ているならなるべく使い切りたいところである。
尚、下賜されるデッキは奉納するモノによって優先度が変化するので、
あれこれと奉納するのではなく、ある程度絞って狙いのデッキを引くのがいいだろう。
(詳しくはこちらで。)

ただしXobeh自体はプレイヤーに何の加護も施さないので、ある程度は自力で解決する腕前が必要だ。

Xom/ゾム

Fedhas Madash/フェダス・メイデシュ

Jiyva/ジーヴァ

Jiybaはアイテムと信徒の肉体改造が大好きな神様だ。中立のジェリーをダンジョンに送り込みあらゆるアイテムを貪ってしまうが、アーティファクトと一部のアイテムは口に合わないのか、しっかり食べずに残してくれる。
アイテムの消化に伴い信仰値が上昇、信仰値次第でHP、MP、満腹度が回復するので、よほどモタついてない限りは餓死の心配は無い。また、酸の保護と信仰値依存の保全能力も備えており、クロークを装備できない種族には非常に心強い。
更にJiybaは能力値をランダムに上下させたり、信徒にランダムな変異を引き起こす。ランダムとは言っても能力値は普通にプレイしていればその職に応じて割り振られる傾向が高いので、さほど気にすることは無い(敵の能力値低下などでマイナスにならないよう注意する必要はある)。変異についても良性変異が付きやすく悪性変異はCure bad mutationで即座に消せるので、良性変異をフルに活かしたプレイが楽しめるだろう。
欠点は祭壇自体が中盤に差し掛からないと見つからないこと。確実なのはSlimePit最深部にあるのみで、SlimePitの入り口付近には高確率で、ダンジョンでは稀にしか、寺院では100%お目にかかれない。
他神から乗り換えるか、無信仰でSlimePitにたどり着ける実力者に相応しい神といえよう。

Cheibriados /チェイブリアドス

速度と引き換えに大規模な能力値上昇効果を授ける神。
信仰値が溜まりやすい上に時間経過での減少がない。その上不可視を含めた周囲全ての敵に自身との速度差×2~6のダメージを与えるSlouchやタイムスリップで攻撃を躱すStepFromTimeを授けてくれる。

Lugonu/ルゴヌ

Beogh/ベオ

Ashenzari/アッシェンザリ

装備を束縛すると喜んで獲得信仰値が上がるというマゾな神様(むしろS?)である。
信仰値が十分上がると、SSで削除された予見術の能力を与えてくれるとともに、明晰・霊視もつけてくれるのが地味だがありがたい。
各種探知(モンスター・罠・マップの周辺探知)は自動的に働く。信仰値が増えるとかなり広範囲まで探知してくれる。モンスターや罠の探知は油断が即死につながる術士には特に有効だろう。また特別危険なモンスターを探知したり、怪しい地形を見つけたらまたScryの能力で壁の向こう側を透視することが可能。
信仰レベルをしっかり伸ばすことで使えるスキル経験値の移し変えは、信仰値の消費が激しく、1つのスキルの全経験を一度に移せるわけではないが、それでも大変便利。プレイスタイルの転換を容易にしてくれる。
直接的に戦闘に影響する能力は無い。しかし、何が危険で、何が怪しいかを十分知っている上級者が使えばかなり強力な神であろう。